“ルールを超えた”飛びが手に入る! 鹿又芳典の『高反発クラブ』最速インプレッション
つるやゴルフから発売された「AXEL GOLD PREMIUM』シリーズは、ドライバー、FW、UT、アイアンのすべてが“ルールを超えた”高反発クラブ。いち早く試打したというクラブコーディネーターの鹿又芳典氏にALBA.Netの記者が直撃すると、規格外の飛びを生むヘッドの作り込みの秀逸さが明らかになった。 <br><br> 取材協力/トラックマン東京ショールーム 構成/田辺直喜
配信日時:2022年3月9日 07時00分
今までになかった“完成された”高反発クラブ
記者 鹿又さん。つるやゴルフからドライバーからアイアンまですべてが“ルールを超えた”シリーズが発売されましたよね。すでに試打したと聞きましたが、どんな印象でしたか?
鹿又 一言で表現すると“驚いた”ですね(笑)
記者 もったいぶりますね…。気になっているものの、高反発って正直あんまり良いイメージがないんですよ。他メーカー含め、過去のクラブを見ると、打感が妙に硬かったり、打音がかん高いモデルがあったりして、一般ユーザーの中にもネガティブなイメージを持った人が多いと思うんです。
鹿又 そう考えるのも無理はありません。高反発ドライバーというのは、強度の高い素材を使い、薄くフェースを仕上げることでルールを超えた反発係数を実現しています。そのため、どうしても打感や打音といったフィーリング性能が悪くなりがちでした。しかし、つるやゴルフの『AXEL GOLD PREMIUM』はそういったネガティブな要素がきれいに払拭されていましたよ。
記者 過去のモデルと比較して、どのような点に違いがあるのですか?
鹿又 まず、フェースの製造方法ひとつ取っても全然違うんですよ。「Sat2041βチタン」という高強度な素材を「パワープレスフォージド製法」という新しい手法でカップフェースに成形しています。通常の2.5倍にもなる強烈な圧を素材にかけることで、より金属組織が密なフェースになるのですが、反発力を上げると共に鍛造ならではの打感の良さを持たせることができます。実際、打ってみると爽快な弾きがあるすごく気持ちのいい打感になっていましたよ。
記者 すごいこだわりですね…。ヘッド構造に特徴はありますか?
記者 すごいこだわりですね…。ヘッド構造に特徴はありますか?
鹿又 もちろん。ただフェースの反発を上げるだけでなく、それを最大限生かすヘッド構造が採用されたことも大きなポイントです。具体的には、フェース側を軽く、ヘッド後方を重くする構造が採用されていて、高い慣性モーメントと直進性を実現しています。これは最新の適合ドライバーにも見られるトレンド的な作りです。ちなみにヘッド後方に搭載されたウェイトの重さは30グラムでした。
記者 ヘッド後方のウェイトが30グラムですか!? 海外メーカーのドライバーでもここまで重いウェイトが搭載されたモデルは聞いたことがないですね。
鹿又 これだけ重いウェイトをヘッド後方に積むのって、実はものすごい技術なんですよ。クラウンとソールを一体成型する「カーボンモノコック」というものになりますが、大きな余剰重量を作ると共に、ヘッドのたわみを最大化することに成功しました。フェースの反発だけでなく、ヘッド構造でもボール初速が上がるように作られているんです。
記者 なんかものすごく飛びそうなドライバーに見えてきました。
鹿又 飛びそうじゃなくて飛ぶんですよ(笑)。ボクが最初に「驚いた」と言った意味が分かったでしょう? 正直ここまでやるか?って思いましたよ。『AXEL PREMIUM GOLD』 は、今までにあったネガティブな部分をすべて解消した、まさに完成された高反発ドライバーなんです。
記者 ヘッド後方のウェイトが30グラムですか!? 海外メーカーのドライバーでもここまで重いウェイトが搭載されたモデルは聞いたことがないですね。
鹿又 これだけ重いウェイトをヘッド後方に積むのって、実はものすごい技術なんですよ。クラウンとソールを一体成型する「カーボンモノコック」というものになりますが、大きな余剰重量を作ると共に、ヘッドのたわみを最大化することに成功しました。フェースの反発だけでなく、ヘッド構造でもボール初速が上がるように作られているんです。
記者 なんかものすごく飛びそうなドライバーに見えてきました。
鹿又 飛びそうじゃなくて飛ぶんですよ(笑)。ボクが最初に「驚いた」と言った意味が分かったでしょう? 正直ここまでやるか?って思いましたよ。『AXEL PREMIUM GOLD』 は、今までにあったネガティブな部分をすべて解消した、まさに完成された高反発ドライバーなんです。