ルール適合に快勝!? 最新高反発“ルールを超えたクラブ”の恐るべき実力
つるやゴルフの『AXEL GOLD PREMIUM』シリーズは、“ルールを超えた”強烈な飛びを持ったクラブだ。クラブコーディネーターの鹿又芳典氏は、フェース反発を極限まで高めたドライバーの性能を絶賛する。それはルール適合の人気クラブとの比較テストで、その性能の高さが深く実感できたことが理由だという。 <br><br> 取材協力/トラックマン東京ショールーム 構成/田辺直喜
配信日時:2022年3月14日 07時00分
目次 / index
人気の適合クラブとガチンコ試打比較
記者 鹿又さん。つるやゴルフ『AXEL GOLD PREMIUM』のすごさは前回の取材でよく分かりました。やさしく飛ばせるのは間違いありませんが、今はルール適合のクラブも相当ハイレベルですよね?
鹿又 いきなり核心をついてきましたね(笑)。
記者 「プロも使う打ちやすいドライバー」と「アマチュアターゲットのやさしいドライバー」という他社の2つの人気モデルと比較テストしたって聞きましたよ。気になるじゃないですか! 結果はどうだったんですか?
鹿又 ぐいぐい来ますね(笑)。確かに弾道計測器「トラックマン」を使って、弾道データを比較しました。正直、最初は不安だったんですよ。比較に用意した2機種はすでに打っていましたが、飛距離性能も、ミスへの強さもルール適合モデルの中で最高レベルということは分かっていましたから。いかに高反発のドライバーでもそこまで差が出ない恐れがありました。
記者 企画としては面白いけど、テストする側としては危険な空気を感じますよね。
鹿又 順を追って説明していきましょう。まず、「プロも使う打ちやすいドライバー」を打ちました。HSは38m/s前後に揃えてテストしましたが、結果は以下の通りです。
記者 普通にいい数値ですよね。HS38.8m/sで「225.2ヤード」はかなり優秀な気がします。
鹿又 ミート率は1.4台の後半ですし、何よりスピン量が2000前半で安定しているのが素晴らしかったですね。正直、最初にこの数値が出て“ヤバイ”と思いましたよ(笑)。今どきのドライバーは、プロが使うモデルであってもしっかり寛容性がありますね。
記者 確かに、ほとんど限界に近い数値のような感じがしますね。
鹿又 次に「アマチュアターゲットのやさしいドライバー」を打ちました。これがその時の弾道データです。
鹿又 ミート率は1.4台の後半ですし、何よりスピン量が2000前半で安定しているのが素晴らしかったですね。正直、最初にこの数値が出て“ヤバイ”と思いましたよ(笑)。今どきのドライバーは、プロが使うモデルであってもしっかり寛容性がありますね。
記者 確かに、ほとんど限界に近い数値のような感じがしますね。
鹿又 次に「アマチュアターゲットのやさしいドライバー」を打ちました。これがその時の弾道データです。
記者 これもミート率が高いですね…。先程のモデルより低スピンでかなりランが出ていますね。
鹿又 ヘッドスピードが37〜38m/sくらいだと高さを出すのは難しいですから、飛ばすにはどうしてもランを増やす方向になるんですよね。その意味で、ランを出すために必要なつかまりの良さや直進性の高さがこのクラブにはしっかり備わっていると言えます。1本目と性能の違いがあるものの、それぞれの個性が出ていて、改めて完成度の高いドライバーだと感じました。
記者 やっぱりレベル高いですね…。
鹿又 さて、いよいよ『AXEL GOLD PREMIUM』の結果です。余計な前置きはせずに弾道データを見てみましょう。
鹿又 ヘッドスピードが37〜38m/sくらいだと高さを出すのは難しいですから、飛ばすにはどうしてもランを増やす方向になるんですよね。その意味で、ランを出すために必要なつかまりの良さや直進性の高さがこのクラブにはしっかり備わっていると言えます。1本目と性能の違いがあるものの、それぞれの個性が出ていて、改めて完成度の高いドライバーだと感じました。
記者 やっぱりレベル高いですね…。
鹿又 さて、いよいよ『AXEL GOLD PREMIUM』の結果です。余計な前置きはせずに弾道データを見てみましょう。
記者 うわっ…。ナニコレ、ヤバイ…。
鹿又 驚いたでしょ?(笑)。ボクも打っていて本当に驚きましたよ。ミート率が1.50なのは当然として、2,304rpmの低スピンでランもしっかり出るからトータルは236.9ヤード。もう笑うしかないぶっ飛び方です。
記者 しかも他の2機種に比べて、弾道がものすごく真っすぐですね。
鹿又 そうなんですよ。最初の2本も決して大きく曲がっているわけではないですが、『AXEL GOLD PREMIUM』の方向安定性は群を抜いています。ただフェースの反発力を高めただけでなく、ヘッド構造など、トータルの性能を高めて作られたからこそ出た結果だと言えますね。
記者 それにしても、他2機種と10ヤード以上差が出るとは…。
鹿又 さっきはHS37〜38m/sではランで飛ばすしかないと言いましたけど、『AXEL GOLD PREMIUM』であればキャリーで飛ばすことも夢じゃありません。
記者 これだけ差が出るなら、ルールを超える意義をすごく感じますね。
鹿又 ルール適合の範囲内で、これだけの性能を出すことはほぼ不可能ですからね。ちなみに今回お見せしたのは芯で打ったときのマックス飛距離の比較ですが、ミスヒットした時の差はもっと大きくなりましたよ。適合モデルは当たりが悪いと2〜30ヤード近く落ちることもありましたが、『AXEL GOLD PREMIUM』は10ヤードほどで収まります。これはラウンドした時に、非常に大きな差になります。
記者 今回はHS38m/s程度で試打していましたが、やはりそのスピード帯が好相性なのですか?
鹿又 『AXEL GOLD PREMIUM』はSフレックスのシャフトが装着されたモデルで総重量が269グラムになっています。重さや性能を考えても、HS38m/s前後でパフォーマンスが最大化されるのは間違いありません。でも、実は試しにボクの通常のヘッドスピードである42m/s前後でも打ってみたのですが、それでもすごい結果が出たんですよ。
鹿又 驚いたでしょ?(笑)。ボクも打っていて本当に驚きましたよ。ミート率が1.50なのは当然として、2,304rpmの低スピンでランもしっかり出るからトータルは236.9ヤード。もう笑うしかないぶっ飛び方です。
記者 しかも他の2機種に比べて、弾道がものすごく真っすぐですね。
鹿又 そうなんですよ。最初の2本も決して大きく曲がっているわけではないですが、『AXEL GOLD PREMIUM』の方向安定性は群を抜いています。ただフェースの反発力を高めただけでなく、ヘッド構造など、トータルの性能を高めて作られたからこそ出た結果だと言えますね。
記者 それにしても、他2機種と10ヤード以上差が出るとは…。
鹿又 さっきはHS37〜38m/sではランで飛ばすしかないと言いましたけど、『AXEL GOLD PREMIUM』であればキャリーで飛ばすことも夢じゃありません。
記者 これだけ差が出るなら、ルールを超える意義をすごく感じますね。
鹿又 ルール適合の範囲内で、これだけの性能を出すことはほぼ不可能ですからね。ちなみに今回お見せしたのは芯で打ったときのマックス飛距離の比較ですが、ミスヒットした時の差はもっと大きくなりましたよ。適合モデルは当たりが悪いと2〜30ヤード近く落ちることもありましたが、『AXEL GOLD PREMIUM』は10ヤードほどで収まります。これはラウンドした時に、非常に大きな差になります。
記者 今回はHS38m/s程度で試打していましたが、やはりそのスピード帯が好相性なのですか?
鹿又 『AXEL GOLD PREMIUM』はSフレックスのシャフトが装着されたモデルで総重量が269グラムになっています。重さや性能を考えても、HS38m/s前後でパフォーマンスが最大化されるのは間違いありません。でも、実は試しにボクの通常のヘッドスピードである42m/s前後でも打ってみたのですが、それでもすごい結果が出たんですよ。
記者 255ヤード! めちゃくちゃ飛んでるじゃないですか!
鹿又 ボクのヘッドスピードで出せる最高の数字だと思います。今までいろいろなクラブを試打してきて、自分なら大体これくらいのデータが出るという感覚があったのですが、『AXEL GOLD PREMIUM』はそれを簡単に超えてきましたよ。根本的な考え方を変えないといけないと感じたほどです。
鹿又 ボクのヘッドスピードで出せる最高の数字だと思います。今までいろいろなクラブを試打してきて、自分なら大体これくらいのデータが出るという感覚があったのですが、『AXEL GOLD PREMIUM』はそれを簡単に超えてきましたよ。根本的な考え方を変えないといけないと感じたほどです。