動画をよく見てください。

『i525 アイアン』の打音ですが、音量は抑えめです。音質は、やや濡れた金属音です。玄人好みです。

興味深いのは、打ち応えです。どこに当たっても、抜けるような芯感があるのです。また、フェースに乗るやわらかい感覚と、弾き感のバランスも良いのです。ミスヒットでも、それが打感ではわからないのです。これは衝撃を受けました。

『i525 アイアン』の弾道は、高弾道です。打ち手の腕前には無関係で、高弾道になります。大きなアークを描く球筋です。普通に打つとややボールをとらえて軽いドローになります。少し逃がすと、ストレートからフェードになります。

不思議なのですが、基本的にはストレートな球筋ですが、その気になれば、自在に曲げることも出来そうな気がします。未知の感覚ですが、嫌ではないのです。

芯に当たると、スピンもしっかりとかかります。ブレードアイアン並みという訳にはいきませんが、それに近いぐらいのスピンです。

『i525 アイアン』は、クラシックなアイアンと比較して、1.5番手は確実に飛びます。しっかりと振れるゴルファーなら2番手は飛ぶと思います。ミドルアイアンは飛距離性能に重きをおいて、ショートアイアンは安定性を優先している感じです。ぶっ飛び系アイアンとしては、かなり安定して、しっかりとした飛距離を打ち分けられます。