シン貧打爆裂レポート『ROGUE ST MAX ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年3月17日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『ROGUE ST MAX ドライバー』で最初に驚いたのは、アドレスビューで見えるフェースに膨らみが感じられないことでした。この辺りは好みですが、好きな人にはたまらないのだと思います。ヘッドのフォルムは、ヒールにボリュームがあって、横長に感じますが、座りが良く、構えやすいドライバーだと思いました。
ラウンドを通して、『ROGUE ST MAX ドライバー』は、想定していたよりもハードにチューニングされていると感じました。相当にパワーがあるゴルファーの使用も意識したチィーニングです。とはいっても、ヘッドスピード40m/sの僕が使えないということはありません。
中弾道以上にボールが上がらないことにビビらずに、そういうボールを狙って打っているのだと考えられるゴルファーに、『ROGUE ST MAX ドライバー』はオススメします。また、『ROGUE ST』シリーズの4本のドライバーのどれを選ぼうか迷っている若いゴルファーにも『ROGUE ST MAX ドライバー』をオススメです。
特徴として、右への大スライスやすっぽ抜けが出ないような機能は、さり気なく効いています。ナチュラルに打つと、ほぼストレートか、軽いドローになり、出球もやや左に行きます。これを上手く利用できれば、『ROGUE ST MAX ドライバー』は武器になるクラブです。
合わないゴルファーは、ボールの高さが元々低めのゴルファーです。ある程度のボールの高さがなければ、初速の速さが活かされないからです。その場合は、『ROGUE ST MAX D ドライバー』『ROGUE ST MAX FAST ドライバー』を打ってみると良いと思います。
個人的に『ROGUE ST MAX ドライバー』で、一番印象に残ったのは飛距離性能です。弾道としては、少し微妙な感じで、飛んでいるように感じなくもと、ボールのところに行ってみると、しっかりと距離は出ている、ということが連続しました。今使っているドライバーも飛距離性能が優れているものですが、10ヤードぐらいずつ前に行っていました。
飛距離性能だけなら、4つの『ROGUE ST ドライバー』の中で、『ROGUE ST MAX ドライバー』が最も飛距離が出ました。これは、合う合わないという凸凹が噛み合うか、という複合的な要素の結果ですので、Aさんは別の結果、Bさんは、更に別の結果になると思います。4つのドライバーがある意味は、最も自分に合った1本を高レベルで選択できるようにするためなのです。
『ROGUE ST MAX ドライバー』は、キャロウェイの現時点での最高が詰まったドライバーです。キャロウェイらしさというクセも、まあまあ感じますが、それが安心感になっているゴルファーも少なからずいると思います。僕も長い期間、キャロウェイのドライバーを使っていたので、クセにすぐに慣れて、違和感なく使えました。
どのドライバーが自分に合っているか? という選択が出来るのは、少し前まではトッププロだけに許された特権でしたが、2022年の春、普通のアマチュアでも、可能になりました。どれが上位機種だとか、そういう先入観は捨てて、新しい『ROGUE ST』シリーズのドライバーを打ってみて欲しいと思いました。権利を使わないのは損だからです。
『ROGUE ST MAX ドライバー』は、正直な話、やさしさを前面に出してはいない面倒臭いドライバーですが、ある程度ボールが打てるゴルファーであれば、打ったことがない奇妙なボールで、最高飛距離を経験できる可能性があります。
ラウンドを通して、『ROGUE ST MAX ドライバー』は、想定していたよりもハードにチューニングされていると感じました。相当にパワーがあるゴルファーの使用も意識したチィーニングです。とはいっても、ヘッドスピード40m/sの僕が使えないということはありません。
中弾道以上にボールが上がらないことにビビらずに、そういうボールを狙って打っているのだと考えられるゴルファーに、『ROGUE ST MAX ドライバー』はオススメします。また、『ROGUE ST』シリーズの4本のドライバーのどれを選ぼうか迷っている若いゴルファーにも『ROGUE ST MAX ドライバー』をオススメです。
特徴として、右への大スライスやすっぽ抜けが出ないような機能は、さり気なく効いています。ナチュラルに打つと、ほぼストレートか、軽いドローになり、出球もやや左に行きます。これを上手く利用できれば、『ROGUE ST MAX ドライバー』は武器になるクラブです。
合わないゴルファーは、ボールの高さが元々低めのゴルファーです。ある程度のボールの高さがなければ、初速の速さが活かされないからです。その場合は、『ROGUE ST MAX D ドライバー』『ROGUE ST MAX FAST ドライバー』を打ってみると良いと思います。
個人的に『ROGUE ST MAX ドライバー』で、一番印象に残ったのは飛距離性能です。弾道としては、少し微妙な感じで、飛んでいるように感じなくもと、ボールのところに行ってみると、しっかりと距離は出ている、ということが連続しました。今使っているドライバーも飛距離性能が優れているものですが、10ヤードぐらいずつ前に行っていました。
飛距離性能だけなら、4つの『ROGUE ST ドライバー』の中で、『ROGUE ST MAX ドライバー』が最も飛距離が出ました。これは、合う合わないという凸凹が噛み合うか、という複合的な要素の結果ですので、Aさんは別の結果、Bさんは、更に別の結果になると思います。4つのドライバーがある意味は、最も自分に合った1本を高レベルで選択できるようにするためなのです。
『ROGUE ST MAX ドライバー』は、キャロウェイの現時点での最高が詰まったドライバーです。キャロウェイらしさというクセも、まあまあ感じますが、それが安心感になっているゴルファーも少なからずいると思います。僕も長い期間、キャロウェイのドライバーを使っていたので、クセにすぐに慣れて、違和感なく使えました。
どのドライバーが自分に合っているか? という選択が出来るのは、少し前まではトッププロだけに許された特権でしたが、2022年の春、普通のアマチュアでも、可能になりました。どれが上位機種だとか、そういう先入観は捨てて、新しい『ROGUE ST』シリーズのドライバーを打ってみて欲しいと思いました。権利を使わないのは損だからです。
『ROGUE ST MAX ドライバー』は、正直な話、やさしさを前面に出してはいない面倒臭いドライバーですが、ある程度ボールが打てるゴルファーであれば、打ったことがない奇妙なボールで、最高飛距離を経験できる可能性があります。
試打クラブスペック
『ROGUE ST MAX ドライバー』
ヘッド素材 :ボディー・8-1-1 チタン
:クラウン・カーボン
フェース素材:FS2S チタン
ヘッド体積 :460cc
ロフト :9.0度(10.5度、12.0度もあり)
ライ角 :59度
シャフト :SPEEDER NX 50(S)
長さ :45.5インチ
ヘッド素材 :ボディー・8-1-1 チタン
:クラウン・カーボン
フェース素材:FS2S チタン
ヘッド体積 :460cc
ロフト :9.0度(10.5度、12.0度もあり)
ライ角 :59度
シャフト :SPEEDER NX 50(S)
長さ :45.5インチ
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』