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鹿又芳典&鶴原弘高「1Wの初速と遜色ない」。キャロウェイ『ローグST』はFWも凄かった!

鹿又芳典&鶴原弘高「1Wの初速と遜色ない」。キャロウェイ『ローグST』はFWも凄かった!

桜の開花とともに国内男子ツアーも開幕し、「マスターズ」開催と、2022年の本格シーズンが到来。今年モデルを全て打った、鹿又芳典と鶴原弘高が激オシするのが、1Wに続き『ローグST』FWである。

配信日時:2022年4月8日 18時00分

1Wが「+2m/s」なのに、3Wも遜色ない!?

2022年モデルのドライバーの中でも「+2m/s上がる」と鹿又は断言

2022年モデルのドライバーの中でも「+2m/s上がる」と鹿又は断言

男子ツアーが開幕し、「マスターズ」開催と、本格ゴルフシーズンが到来! 既に新作1Wを購入しラウンドを重ねる人も多いだろうが、今年モデルを全て試した鹿又芳典、鶴原弘高は「ローグSTはFWも凄い!」と、声を揃える。

▶▶▶2022新作を全て試した、鹿又芳典&鶴原弘高。「ローグSTがボールスピードNo.1」
▶▶▶キャロウェイ、国内男子ツアー開幕戦でドライバー使用率1位!

特に激オシするのが、HS41m/sのフェードヒッター、鹿又だ。『ローグST』シリーズのドライバーは「他より+2m/sは初速が出る」とベタ褒めしていたが、3Wも改めて試打してこう言う。
「ドライバーと同じで3Wも『MAX』が凄い!」

「ドライバーと同じで3Wも『MAX』が凄い!」

「1Wの初速もかなり上がったのに、その数字と1〜1.5m/sしか変わらない初速が3Wで出るのが驚き。自分で言うと60m/s近く出ました。『ローグST』には、4機種ありますけど、基本的に1Wで『MAX』を選んだ人は、FWも『MAX』で間違いないです。

真ん中の『ローグST MAX』ドライバーは、後ろにタングステンが入って寛容性が高くなったのに、初速が出てしかも低スピン。多くのゴルファーにとって距離が出しやすいモデルで、その性能をFWもそのまま受け継いでいます」(鹿又)

FWはタングステン位置が浅重心!?

ドライバー(左)はタングステンが後方なのに、FW(右)は真逆のフェース寄り!?

ドライバー(左)はタングステンが後方なのに、FW(右)は真逆のフェース寄り!?

だが、ここで1つの疑問が生まれる。今作『ローグST』ドライバーは、たしかにタングステンがヘッド後方に入り、寛容性(≒MOIアップ)が高くなったことは分かる。が、FWのタングステン位置は、ヘッド後方ではなく、フェース寄りになっている。

つまり、浅重心化したと見てもいいわけだが、そんな疑問を2人はすぐさま打ち消す。特に、打った弾道で証明し、解説するのが鶴原だ。
7番アイアンのような最高到達点を3Wで記録する鶴原……。

7番アイアンのような最高到達点を3Wで記録する鶴原……。

「FWのウェイト位置は、深いか浅いかというより、単純にすごく低重心化されて高打ち出しになりやすいのが本質だと思いますよ。3Wなのに1Wと遜色ないボール初速に目がいきますけど、特に『ローグST MAX』の3Wは、1W同様に高打ち出し・低スピンで距離を作りやすい。

『MAX』より投影が大きな『MAX D』の方が、1Wと同じでつかまりとスピンが増えて、最高到達点が高くなります。ボクには『MAX D』と『MAX FAST』は上がりすぎるほど上がりますね。スピンが多めのボクは、基本『MAX』か『MAX LS』ですが、2本持ちもアリかも」(鶴原)

契約フリーにも人気。選手はどんなウッド?

今年の平均飛距離が8位に伸びている河本結。ウッド構成は『ローグST MAX』!

今年の平均飛距離が8位に伸びている河本結。ウッド構成は『ローグST MAX』!

既に、女子ツアーの契約フリー選手たちの多くも『ローグST』シリーズのドライバー、ウッドを使用しているが、プロたちはどんなウッド構成を選んでいるのか? 鹿又&鶴原の証言を地でいくのが河本結だ。

【河本結のウッド構成】
●ROGUE ST MAXドライバー(9°)
●ROGUE ST MAXフェアウェイウッド(3W)
●ROGUE ST MAXフェアウェイウッド(5W)


「2〜3球打ってすぐ『MAX』に決めました。打感も音も最高です。冬場で寒いのに飛距離も伸びて、計測器で今まで出なかったキャリー245ヤードが出ました。打感は当たった瞬間にちょっと球を押せている感覚があるのですが、それでもボール初速が高いですね。
鹿又&鶴原が言う「MAXが最強」との見立ては間違いではなかった!?(GettyImages)

鹿又&鶴原が言う「MAXが最強」との見立ては間違いではなかった!?(GettyImages)

ミスヒットにも強く、トウ側でもヒールでも、直進性良く真っすぐ飛んでくれますし、飛距離も落ちません。スピン量もすごく抑えられていて、飛ぶ要素が全部詰まった1Wです。この『MAX』の流れでFWも顔の良さが決め手で選びました」(河本結)

河本もそうだが、鹿又と似た、HS41〜42m/s前後の女子プロたち。どんなウッド構成を選んだかは、◆開幕戦のクラブセッティング画像◆も参考にしてほしい。

そして開幕から5戦を終え、河本(全体8位)を含むキャロウェイの1W使用者が、ドライビングディスタンス上位トップ10のうち、6人もいることにも注目すべきだろう。しかも、なんと平均飛距離1位から4位のベテランから若手まで、キャロウェイのウッドなのだ。

女子プロよりスピードが遅いアマにも◎

ドライバーも同じ位置づけですが、最も高弾道でつかまるのが『MAX FAST』でその後『MAX D』>『MAX』>『MAX LS』の順

ドライバーも同じ位置づけですが、最も高弾道でつかまるのが『MAX FAST』でその後『MAX D』>『MAX』>『MAX LS』の順

また、鹿又と鶴原は、今作『ローグST』シリーズに関して、「どんなスピード帯、どんな球筋の人にもベストが見つかる、幅広い4機種のラインナップが魅力」と言う。これは、ドライバー、FW、UT、アイアンの全てに共通だとも。

「去年までは『EPIC SPEED』の最も軽く速く振れる『MAX FAST』は遅れて出たてきましたが、今年の『ローグST』は最初から『MAX FAST』も用意して、どんなスピード帯のゴルファーでも選びやすくなりましたよね。HS40m/s以下の人でも幅広く選べるのは、他社に中々ないところ」(鹿又)
HSが遅い人に会う『ローグST MAX FAST』(左)、『同MAX』よりつかまる『同MAX D』(右)

HSが遅い人に会う『ローグST MAX FAST』(左)、『同MAX』よりつかまる『同MAX D』(右)

「4機種あり【どれを選ぶか迷う】かもですが、実はシンプルで【まず『MAX』を打って、不足があれば他も試す】形。つかまりなら『MAX D』だし、速さを加えるなら『MAX FAST』。キャロウェイの場合、【基本の『MAX』でも、ちょいつかまる】のが一般層には大きいですよ」(鶴原)

今年のラウンドで、使い慣れたFWでも「ミスばかり」「飛ばない」「上がらない」と不満な人も多いはず。それが春の薄い芝付きやジュクジュク地面のせいなのか、それとも技量のせいなのか。鹿又と鶴原が太鼓判を押す『ローグST MAX』FWと比較すれば、一定の答えが見つかりそうである。

撮影・相田克己
取材協力・千葉カントリークラブ川間コース

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