シン貧打爆裂レポート『スパイダー GT パター』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年4月21日 08時00分
注目ポイント
『スパイダー GT パター』は、テーラーメイドが2022年3月4日に発売したパターです。
“ミスにも強い、スパイダー GT パター誕生”というコピーのパターです。
『スパイダー パター』シリーズは、21世紀を代表するパターです。その形状は各メーカーからも蜘蛛型という感じで、次々に発売されました。
新しい『スパイダー GT パター』は、スパイダー型というより、いわゆる角型の形状になって(丸いマレット型もある)、新しい時代に突入する予感がします。トッププロの要望を取り入れて開発されたテーラーメイドのパターは、細かいところまで作り込まれていて、常に感心させられます。ちなみに、「GT」は「グランドツアー」の略です。
『スパイダー GT パター』の最初のテクノロジーは、「オープンフレーム マルチマテリアルデザイン」です。ウィング形状のスチールウェイト90グラムをヘッドの両サイドに配置することで、総重量の約82%が外側となる重量配分になりました。安定性を増して、ミスヒットにも強くなるそうです。
インサートは「Pure Roll 2」です。形状はそのままに、素材はアルミニウムとTPUの複合になっています。しっかりした打感とトップスピンを生み出します。
そして、『スパイダー GT パター』には、ヘッドの形状が角型ではなく、丸形のマレット型もあります。ヘッドカラーも、ブラック、シルバー、レッド、ライトブルーがあり、ネック違いのモデルまで含めると、なんと13種類になるのです。スパイダーが主役ではなく、GTが主役なのかもしれません。ツアーモデルパターというような感じです。
僕は1年前までの3年間。いわゆる蜘蛛使いでした(スパイダー型のパターを使っている人のこと)。だから、スパイダーには人一倍強い関心があります。
今回試打する『スパイダー GT パター』は、正確には『スパイダー GT ブラック スモールスラント パター』です。ヘッドのクラウンのカラーはブラックで、ネックはスモールスラントになっているという意味です。
最初に『スパイダー GT パター』を見た印象は、このパターは、もうスパイダーではないなぁ、でした。蜘蛛型と呼ばれる要因になっていた、蜘蛛の足のように突起が前後左右から出ている部分がゼロになったからです。
でも、素振りしてみると、バランスが良いのです。そして、構えたときにイメージが出やすい、のです。ちょっとドキドキしつつ、試打ラウンドをすることにしました。
試打した日は、快晴で、気温は0度〜13度。微風。グリーンは9.5フィートの速さ。使用したボールは『TOUR B X』です。
“ミスにも強い、スパイダー GT パター誕生”というコピーのパターです。
『スパイダー パター』シリーズは、21世紀を代表するパターです。その形状は各メーカーからも蜘蛛型という感じで、次々に発売されました。
新しい『スパイダー GT パター』は、スパイダー型というより、いわゆる角型の形状になって(丸いマレット型もある)、新しい時代に突入する予感がします。トッププロの要望を取り入れて開発されたテーラーメイドのパターは、細かいところまで作り込まれていて、常に感心させられます。ちなみに、「GT」は「グランドツアー」の略です。
『スパイダー GT パター』の最初のテクノロジーは、「オープンフレーム マルチマテリアルデザイン」です。ウィング形状のスチールウェイト90グラムをヘッドの両サイドに配置することで、総重量の約82%が外側となる重量配分になりました。安定性を増して、ミスヒットにも強くなるそうです。
インサートは「Pure Roll 2」です。形状はそのままに、素材はアルミニウムとTPUの複合になっています。しっかりした打感とトップスピンを生み出します。
そして、『スパイダー GT パター』には、ヘッドの形状が角型ではなく、丸形のマレット型もあります。ヘッドカラーも、ブラック、シルバー、レッド、ライトブルーがあり、ネック違いのモデルまで含めると、なんと13種類になるのです。スパイダーが主役ではなく、GTが主役なのかもしれません。ツアーモデルパターというような感じです。
僕は1年前までの3年間。いわゆる蜘蛛使いでした(スパイダー型のパターを使っている人のこと)。だから、スパイダーには人一倍強い関心があります。
今回試打する『スパイダー GT パター』は、正確には『スパイダー GT ブラック スモールスラント パター』です。ヘッドのクラウンのカラーはブラックで、ネックはスモールスラントになっているという意味です。
最初に『スパイダー GT パター』を見た印象は、このパターは、もうスパイダーではないなぁ、でした。蜘蛛型と呼ばれる要因になっていた、蜘蛛の足のように突起が前後左右から出ている部分がゼロになったからです。
でも、素振りしてみると、バランスが良いのです。そして、構えたときにイメージが出やすい、のです。ちょっとドキドキしつつ、試打ラウンドをすることにしました。
試打した日は、快晴で、気温は0度〜13度。微風。グリーンは9.5フィートの速さ。使用したボールは『TOUR B X』です。
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