動画をよく見てください。

『ROGUE ST MAX D FW』と『ROGUE ST MAX FAST FW』の打音は似ています。両方共に、音量はやや大きめで、パシッという濡れた金属系の音質です。ナイスショットが音でも楽しめる打音は気持ちが良いです。

打ち応えは、どちらもしっかり感がありつつも軽めです。芯に当たったクリアな感覚はお見事で、多くのゴルファーを満足させると思います。

『ROGUE ST MAX D FW』と『ROGUE ST MAX FAST FW』の共通点は、高弾道とややとらえる挙動があることと、真っ直ぐに飛ぼうとすることです。『D』のドローバイアスはほんの少しで、直進性能が勝っている印象です。『FAST』は、ボールが拾いやすく、直進性能の高さを実感できます。高弾道ですが、棒球系というよりも、スッと伸びがある球筋になります。

『ROGUE ST MAX D FW』と『ROGUE ST MAX FAST FW』の平均飛距離は、210ヤードで、最長ホールは225ヤードでした。2本の飛距離の差はほとんどありませんでした。どちらも、16度スプーンというのを考慮すると、間違いなく飛ぶスプーンだと言えます。

地面がやわらかかったこともあって、いずれも、ほぼキャリーの飛距離です。最も印象的なことは、無理せずに楽をして打って、ちゃんと結果が出ることです。特に『FAST』は、楽チンなスプーンだと強い印象が残りました。