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シン貧打爆裂レポート『PLD ミルド パター プライム タイン 4』

シン貧打爆裂レポート『PLD ミルド パター プライム タイン 4』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2022年6月2日 17時00分

注目ポイント

『PLD ミルド パター プライム タイン 4』は、ピンゴルフが2022年4月22日に発売したパターです。

コピーは、“世界中のツアープロ達が認めた究極の打感と転がりにこだわった完全削り出しヘッド。”です。

今までも、ピンゴルフは、ツアープロ用に削り出しのパターを供給してきました。2022年。待望の一般発売されることになったのです。

『アンサー』『アンサー 2』は、スタンダード中のスタンダードで、削り出しのヘッドが活かされるヘッド形状なのでわかりやすいのですが、他にも2タイプのヘッドも、ラインアップされました。

『DS 72』はミッドマレットの代表として、『プライム タイン 4』は角型の新しいスタンダードとして、と推測しました。いずれにしても、削り出しのパターとして、ゴルファーが求めるはずだという確信を感じさせます。

今回、試打するのは、『PLD ミルド パター プライム タイン 4』です。

黒いヘッドに、黒いシャフト(加工されているだけで中身はスチール)。ヘッドはコンパクトで、ネックはショートネックです。始めから、ブラックで統一されて、シャープな印象を与えるような狙いがあったのだと思わせます。カッコイイパターに仕上がっている、と感嘆しました。

『PLD ミルド パター プライム タイン 4』は、いわゆる角型ヘッドです。2本の突起が、ブレードから後方に伸びている感じです。大型ヘッドでも、同じ形状のパターがありますし、後方の角に重量を割り当てることで、慣性モーメントを大きくしたモデルもあります。

しかし、完全削り出しの『PLD ミルド パター プライム タイン 4』は、ウェイトなどで重量の調整はしていません。形状がそのまま重い軽いに直結するシンプルさなのです。

「新ディープAMP(アンプ)溝」という長年のデータの蓄積で開発された最適なミーリングがフェースに施されています。ノーインサートです。

『PLD ミルド パター プライム タイン 4』の場合、よく見ると、フェースの高さはけっこう高いのです。後方の角の部分は、逆にかなり薄くなっています。ブレードに重量が多いので、操作性が上がっていることも想像できます。

直感的に『PLD ミルド パター プライム タイン 4』は、入りそうなパターだと感じさせました。これは機能とかではなく、イメージなので、個別のモノですが、滅多に感じないことなので、そう感じさせる“何か”があるのだと思います。

試打した日は、曇りで、気温は11度〜21度。微風。グリーンは9フィートの速さ。
使用したボールは『TOUR B X』です。
連載

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

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