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シン貧打爆裂レポート『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』

シン貧打爆裂レポート『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2022年6月23日 17時00分

注目ポイント

『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』は、オデッセイが2022年2月4日に発売したパターです。

クラブに詳しいゴルファーは、『Tri HOT』とは古いブランド名を出してきて、なんて思うかもしれません。『Tri HOT #3』といえば、オデッセイのパターの名器としてラインアップされる1本で、復刻版も出ています。

その『tri HOT』と今回の『TRI-HOT 5K』は、別物だと考えてください。確かに、今回の『TRI-HOT 5K パター』の5つのラインアップには、伝説の『THREE』がありますが、単なるノスタルジーではないのです。

名称に入れられた「5K」の意味です。5K=5000です。この数値は、慣性モーメントなのです。慣性モーメント5000といえば、大型マレット型のヘッドの数値です。大型マレットではないパターで、それを可能にするなんて……、空想の世界のパターのようです。

慣性モーメントの大きさは、ミスヒットしてもフェースがブレにくかったり、ストローク中にヘッドが開いたり閉じたりしづらいという効果に直結するというのがセオリーです。

『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』は、アンサー2型をベースに、横幅を2倍にしたヘッドモデルです。直線的なデザインとスクエアなヘッドは、近年、スタンダードなモデルとして、各メーカー、各ブランドでもラインアップされています。

新しい『TRI-HOT 5K パター』には5つのヘッドがありますが、『ONE』『TWO』はアンサー型、『THREE』はショートネックのパル型、『DOUBLE WIDE』は新スタンダード代表、『TRIPLE WIDE』は新しいモデルというラインアップになっています。

『TRI-HOT 5K パター』は、フェース部分はステンレススチールで作り、後方部分は徹底的にアルミニウムで作られています。そして、フェース寄りのソールと内部のトウとヒールの2カ所にタングステンウェイトを入れているのです。フェース寄りにヘッド全体の重量の90%が集中しています。

高慣性モーメントで左右のミスヒットに強く、重心は浅く、低い、のです。前重心のパターは2022年のトレンドですし、それを維持しながら、尋常ではない慣性モーメントでミスヒットでもブレない機能も持っているパターが、『TRI-HOT 5K パター』なのです。

『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』は、ネックがクランクネックになっています。僕はクランクネックがあまり得意ではないので、個人的にはショートネックを搭載したモデルも出るのではないかと期待しています。

最先端、かつオンリーワンのテクノロジーで武装した『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』は、打つ前からワクワクさせます。

試打した日は、快晴で、気温は12℃〜23℃。微風。グリーンは9.5フィートの速さ。使用したボールは『TOUR B X』です。
連載

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

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