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シン貧打爆裂レポート『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』

シン貧打爆裂レポート『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2022年6月23日 08時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』は、美しいパターです。敏感さと鈍感なやさしさが融合した、見事な出来だと思いました。

まず、重要なポイントは、『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』は新感覚の新しいパターだということです。

例えば、打ち応えは敏感でしっかりしているのに、芯に当たったクリアな感触、いわゆる芯感は乏しいのです。今までは、敏感でしっかりしている打ち応えのパターとクリア芯感はセットでした。しかし、それがダメなマイナスかというと、明らかに、そのままやさしさにつながっているのです。ミスヒットも、芯に当たったような感触で、結果も、しっかりと狙いどおりにいくのです。

『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』は、しっかりとヒットすることが前提のパターですが、強く打ってもやさしいタッチになって、カップに寄っていくのです。

今までのパターに不満がないのであれば、『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』は気味が悪いだけで意味がないかもしれません。そのぐらい感覚が違うからです。

やさしいけれど、腕前も生かせるパターが欲しいゴルファーに『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』をオススメします。

僕はクランクネックが苦手ですが、それを差し引いても『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』は、試打ラウンドでかなりの好成績を出しました。ネックが変わったら、間違いなくもっと入りそうな雰囲気がビンビンでした。

もう一つの注目すべきポイントは、持った感じが軽いことです。前重心のパターは、同じ重量の後方重心のパターよりも軽く感じるものなのです。それが、操作性の良さと直結すれば、現在のトレンドの意味がわかって、使い熟せる可能性が増大すると思います。

2022年の日本国内女子ツアーで『TRI-HOT 5K パター』は大人気で、切り替える女子プロゴルファーが続出したというのも理解できます。

まだ、ゴルフ歴が浅く、これからパッティングもうまくなりたいと考えているゴルファーに、『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』をオススメします。新しいゴルファーこそ、新しいパターを使うのにふさわしいのかもしれません。

数十年かけてパターの後方を重くして、重量を分散させてやさしく打てるようにしたパターの進化は、今、大きく変わろうとしています。せっかく歴史の生き証人になれる時代にいるのだから、『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』を使って、冷気の1ページにいることを実感するのも、ゴルフの楽しみ方の一つです。

『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』は、いかにも21世紀っぽいパターです。新しい伝説の始まりを感じさせるパターです。

試打クラブスペック

『TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE パター』

ヘッド素材:ステンレススチール+アルミニウム+タングステン
インサート素材:ホワイト・ホット インサート
ロフト:3度
ライ角:70度
長さ:34インチ(33インチもあり)

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

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