シン貧打爆裂レポート『スパイダー GT TM1 パター』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年7月6日 08時00分
注目ポイント
『スパイダー GT TM1 パター』は、テーラーメイドが2022年7月15日に発売するパターです。
“人気シリーズの融合!プロも信頼を寄せるトラスがスパイダーGTに搭載”というコピーのパターです。
『スパイダー パター』シリーズは、テーラーメイドを代表するパターで、その形状はパターのスタンダードとして、多くメーカーもラインアップしています。形状を蜘蛛型と呼んだり、使用しているゴルファーを蜘蛛使いと呼んだりもします。
『スパイダー GT TM1 パター』は、2022年の春に発売された最新の『スパイダー GT パター』の追加バージョンです。ネックが、「トラスホーゼル」になったのです。『TM1』と『TM2』の二種類があって、今回試打した『TM1』は、ヒール側に寄ったホーゼルで、アドレスビューでは、特別なネックに見えないように工夫されています。
「トラスホーゼル」は、数年前からブレードのパターに搭載されていて、国内女子ツアーにおいて、数え切れないほどの勝利に貢献しています。ルール違反になってしまう2本のネックを板状の三角のパーツで一体化させることでルールをクリアさせた形状は、登場したときから話題になりました。
最大の機能は、ストローク中にフェースとヘッドを安定させやすいことと、ミスヒット時の捻れに強く、ボールがブレないことです。
「オープンフレーム マルチマテリアルデザイン」で、ウィング形状のスチールウェイト90グラムをヘッドの両サイドに配置することで、総重量の約82%が両サイドになる重量配分になっています。安定性を増して、ミスヒットにも強くなることが特徴です。
インサートは「Pure Roll 2」です。素材はアルミニウムとTPUの複合になっています。しっかりした打感とトップスピンを生み出します。
『スパイダー GT パター』は、蜘蛛型ではなく、ヘッドの形状が角型ですが、丸形のマレット型もあります。ヘッドカラーも、ブラック、シルバー、レッド、ライトブルーがあり、ネック違いのモデルまで含めると、なんと13種類になります。
『スパイダー GT TM1 パター』は、角型のヘッドモデルだけですが、最先端のパターで、「トラスホーゼル」がなくとも十分に魅力的で、高機能なパターです。ひと言で表現すれば、“鬼に金棒”です。
素振りしてみると、ブレない感じがわかります。「トラスホーゼル」恐るべしです。思いっ切り期待を膨らませて、ハードルを上げた状態で、試打ラウンドをすることになりました。
試打した日は、快晴で、気温は19度〜28度。風1メートル。グリーンは9フィートの速さ。使用したボールは『TOUR B X』です。
“人気シリーズの融合!プロも信頼を寄せるトラスがスパイダーGTに搭載”というコピーのパターです。
『スパイダー パター』シリーズは、テーラーメイドを代表するパターで、その形状はパターのスタンダードとして、多くメーカーもラインアップしています。形状を蜘蛛型と呼んだり、使用しているゴルファーを蜘蛛使いと呼んだりもします。
『スパイダー GT TM1 パター』は、2022年の春に発売された最新の『スパイダー GT パター』の追加バージョンです。ネックが、「トラスホーゼル」になったのです。『TM1』と『TM2』の二種類があって、今回試打した『TM1』は、ヒール側に寄ったホーゼルで、アドレスビューでは、特別なネックに見えないように工夫されています。
「トラスホーゼル」は、数年前からブレードのパターに搭載されていて、国内女子ツアーにおいて、数え切れないほどの勝利に貢献しています。ルール違反になってしまう2本のネックを板状の三角のパーツで一体化させることでルールをクリアさせた形状は、登場したときから話題になりました。
最大の機能は、ストローク中にフェースとヘッドを安定させやすいことと、ミスヒット時の捻れに強く、ボールがブレないことです。
「オープンフレーム マルチマテリアルデザイン」で、ウィング形状のスチールウェイト90グラムをヘッドの両サイドに配置することで、総重量の約82%が両サイドになる重量配分になっています。安定性を増して、ミスヒットにも強くなることが特徴です。
インサートは「Pure Roll 2」です。素材はアルミニウムとTPUの複合になっています。しっかりした打感とトップスピンを生み出します。
『スパイダー GT パター』は、蜘蛛型ではなく、ヘッドの形状が角型ですが、丸形のマレット型もあります。ヘッドカラーも、ブラック、シルバー、レッド、ライトブルーがあり、ネック違いのモデルまで含めると、なんと13種類になります。
『スパイダー GT TM1 パター』は、角型のヘッドモデルだけですが、最先端のパターで、「トラスホーゼル」がなくとも十分に魅力的で、高機能なパターです。ひと言で表現すれば、“鬼に金棒”です。
素振りしてみると、ブレない感じがわかります。「トラスホーゼル」恐るべしです。思いっ切り期待を膨らませて、ハードルを上げた状態で、試打ラウンドをすることになりました。
試打した日は、快晴で、気温は19度〜28度。風1メートル。グリーンは9フィートの速さ。使用したボールは『TOUR B X』です。
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