シン貧打爆裂レポート『スパイダー GT TM1 パター』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年7月6日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『スパイダー GT TM1 パター』には、驚かされました。元々『スパイダー GT パター』は、とても総合力が高くて、『スパイダー』の弱点を改善している素晴らしいパターでしたが、それにプラスして、強烈に好印象だったのです。
「トラスホーゼル」は、『スパイダー』と融合することで、化学反応を起こして、異次元のパターになっています。
まず、アドレスしただけで入りそうだと思わせます。それは、振りやすさを無意識に自覚して、不安が取り除かれるということがあると思われます。つまり、機能の高さがメンタルに作用しているということで、実は、パターでは有効なポイントです。
打ってみると、さらに、気持ち良くなれます。『スパイダー』を使ったことがある蜘蛛使いであれば、わかると思いますが、しっかりと打つことが使い熟すコツで、それが出来ていれば、『スパイダー GT TM1 パター』は機能全開のパッティングをさせてくれます。
実は、数ホール目で怖くなって、カップを狙うのをやめました。あまりにも思い通りにいくからです。外れるのは、ラインを読み違えたときだけでした。
異次元のパターだと評価したのは、素直に書くと、打ったことがないと感じたからです。もちろん、『スパイダー GT パター』は、すでに試打して、購入を検討する価値があると思っていましたが、「トラスホーゼル」と融合することで、凄いレベルまで昇華したとビックリしました。
冷静になって、『スパイダー GT TM1 パター』の何がスゴいのかを検証しました。やはり、最大の機能は、ブレないことです。
テークバック、インパクト、フォローのストローク中、ヘッドが不安定に動くことが一切ありません。この部分は、ある意味で、パットの腕前ともいえますが、助けてくれるのです。『スパイダー GT TM1 パター』でゴルフを覚えたら、パットはかなり簡単になると思いましたが、このパターだけしか使えなくなる可能性が高くなるというリスクもあります。
一番スゴいと感じるのは、インパクトのときです。フェースがブレないという意味で、慣性モーメントが大きいとか、重量配分がどうしたとか、今までのテクノロジーを束にしても「トラスホーゼル」を搭載した『スパイダー GT TM1 パター』には、まったく敵いません。
2022年の最先端のパターを使いたいというゴルファーに『スパイダー GT TM1 パター』をオススメします。『スパイダー』を過去に使ったけど、諦めたというゴルファーにもオススメします。
さらに、パターが苦手だというゴルファーにもオススメです。
『スパイダー GT TM1 パター』は、ゴルフ史を変えてしまうパターだと強く思いました。もう1本の『TM2』パターは、「トラスホーゼル」がヒール寄りではなく、トウとヒールにまたがっています。こちらのほうも打ってみて、決めようと思いました。
そういう思考のときは、購入を考えているときです。打つのが早かったせいで、発売まで一ヶ月以上ありました。発売されていたら、いつ買ってもおかしくないぐらいに良かったのです。
エースパターは、試打するときに基準になります。『スパイダー GT TM1 パター』は、異次元のパターですから、基準としても大丈夫なのか? という点だけが、ロマン派ゴルフ作家故の問題点です。何らの柵がない一人のゴルファーとして、出逢いたかったと思わせる憎いヤツが、『スパイダー GT TM1 パター』です。
「トラスホーゼル」は、『スパイダー』と融合することで、化学反応を起こして、異次元のパターになっています。
まず、アドレスしただけで入りそうだと思わせます。それは、振りやすさを無意識に自覚して、不安が取り除かれるということがあると思われます。つまり、機能の高さがメンタルに作用しているということで、実は、パターでは有効なポイントです。
打ってみると、さらに、気持ち良くなれます。『スパイダー』を使ったことがある蜘蛛使いであれば、わかると思いますが、しっかりと打つことが使い熟すコツで、それが出来ていれば、『スパイダー GT TM1 パター』は機能全開のパッティングをさせてくれます。
実は、数ホール目で怖くなって、カップを狙うのをやめました。あまりにも思い通りにいくからです。外れるのは、ラインを読み違えたときだけでした。
異次元のパターだと評価したのは、素直に書くと、打ったことがないと感じたからです。もちろん、『スパイダー GT パター』は、すでに試打して、購入を検討する価値があると思っていましたが、「トラスホーゼル」と融合することで、凄いレベルまで昇華したとビックリしました。
冷静になって、『スパイダー GT TM1 パター』の何がスゴいのかを検証しました。やはり、最大の機能は、ブレないことです。
テークバック、インパクト、フォローのストローク中、ヘッドが不安定に動くことが一切ありません。この部分は、ある意味で、パットの腕前ともいえますが、助けてくれるのです。『スパイダー GT TM1 パター』でゴルフを覚えたら、パットはかなり簡単になると思いましたが、このパターだけしか使えなくなる可能性が高くなるというリスクもあります。
一番スゴいと感じるのは、インパクトのときです。フェースがブレないという意味で、慣性モーメントが大きいとか、重量配分がどうしたとか、今までのテクノロジーを束にしても「トラスホーゼル」を搭載した『スパイダー GT TM1 パター』には、まったく敵いません。
2022年の最先端のパターを使いたいというゴルファーに『スパイダー GT TM1 パター』をオススメします。『スパイダー』を過去に使ったけど、諦めたというゴルファーにもオススメします。
さらに、パターが苦手だというゴルファーにもオススメです。
『スパイダー GT TM1 パター』は、ゴルフ史を変えてしまうパターだと強く思いました。もう1本の『TM2』パターは、「トラスホーゼル」がヒール寄りではなく、トウとヒールにまたがっています。こちらのほうも打ってみて、決めようと思いました。
そういう思考のときは、購入を考えているときです。打つのが早かったせいで、発売まで一ヶ月以上ありました。発売されていたら、いつ買ってもおかしくないぐらいに良かったのです。
エースパターは、試打するときに基準になります。『スパイダー GT TM1 パター』は、異次元のパターですから、基準としても大丈夫なのか? という点だけが、ロマン派ゴルフ作家故の問題点です。何らの柵がない一人のゴルファーとして、出逢いたかったと思わせる憎いヤツが、『スパイダー GT TM1 パター』です。
試打クラブスペック
『スパイダー GT TM1 パター』
ヘッド素材:軽量アルミニウムボディ(6061)、ステンレススチールダブルウィング&ホーゼル(303SS)+タングステンウェイト
フェース :PURE ROLL 3ミリ厚(ウレタン+アルミニウムビーム)
ロフト :3度
ライ角 :70度
長さ :34インチ(33インチもあり)
ヘッド素材:軽量アルミニウムボディ(6061)、ステンレススチールダブルウィング&ホーゼル(303SS)+タングステンウェイト
フェース :PURE ROLL 3ミリ厚(ウレタン+アルミニウムビーム)
ロフト :3度
ライ角 :70度
長さ :34インチ(33インチもあり)
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』