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シン貧打爆裂レポート『B3 DD ドライバー』

シン貧打爆裂レポート『B3 DD ドライバー』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2022年7月14日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『B3 DD ドライバー』は、まず、ドローバイアスが強烈です。ドローバイアスが強いドライバーの場合、打ち出しが左に行くクラブは、コースでは使い物にならないことが多いのですが、『B3 DD ドライバー』は、打ち出しは狙い通りに打てますので、その心配は不要です。

ただ、空中で左に曲がっていく機能は、ナチュラルに出ます。普通に打っても20ヤード〜30ヤードは左に曲がります。ビックリしましたが、スライスで悩んでいるゴルファーで、打ち出しを狙い通りに打てる場合は、『B3 DD ドライバー』をオススメします。一発目から、さよなら、スライス、となると思います。

今回試打した『B3 DD ドライバー』のロフト9.5度、シャフトTENSEI BS RED 40(SR)というスペックは、少し特別感がありますが、ヘッドスピード40m/sにドンピシャで、スイング的には、全くストレスなしで打てました。

ヘッドスピードがもっと遅いゴルファー用の飛ばすためのスペックが標準で用意されています。フィッティングを受けてから、挑戦して欲しいと思いました。

『B3 DD ドライバー』は、高弾道を低くする工夫はせずに、弾道は、高ければ高いほど良い、というふうに考えると、使いやすくなると思います。最高飛距離を出したホールも、意図的に高弾道になるように打った結果、あそこまで行っちゃうんだ。とビビったのです。

ドロー性能と飛距離性能の両方を堪能したいゴルファーは、『B3 DD ドライバー』は、異次元の世界を見せてくれるので、オススメです。

久しぶりに、ブリヂストンスポーツのドライバーで使ってみたいと思える1本が出てきました。ヘッドスピード40m/s以下のゴルファーで、ドローが打ちたい場合は、何も考えずに打ってみるべきです。

『B3 DD ドライバー』は、ストレートに作られていることに注意です。ヘッドに厚みもあるので、本格的に見えて、上級者用だと敬遠してしまうゴルファーもいると思いますが、そこはグッと我慢です。とにかく、打ってみてから判断してください。その際に、練習場のワンピースボールや、ルーピースボールではダメです。必ず、コースボールを打ってください。理由はわかりませんが、しっかりしたコースボールでなければ、著しく性能が落ちるのです。

カーボンコンポジットのボディとカップフェースのチタンの融合。他に類を見ない重量配分。専用シャフトのチューニング。『B3 DD ドライバー』は、いきなり、最先端のテクノロジーで未来を見せてくれる一本です。

軽量化して飛ばすテクノロジーは、飛ぶけど、暴れる、ということもあります。それに関しては、若干の暴れん坊を感じさせますが、それ以上のドロー性能と飛距離性能が補ってくれます。

2022年。ゴルフブームが起きているといわれていますが、この瞬間にゴルフをしていたことに感謝したくなるドライバーが、『B3 DD ドライバー』なのです。

試打クラブスペック

『B3 DD ドライバー』

ヘッド素材 :CFRP+タングステンウェイト
フェース素材:64L-4Vチタン合金
ヘッド体積 :460cc
ロフト   :9.5度(10.5度がメイン)
ライ角   :59度
シャフト  :TENSEI BS RED 40(SR)
長さ    :45.75インチ

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

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