全英オープンで多数投入?進化した『ステルスUDI』
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1つめがドライビングアイアンの略でもある『ステルスUDI』で、2つめがドライビングハイブリッドの略である『ステルスDHY』。今作2機種はより反発の高い【クロモリ鋼鍛造】フェースになった他、ヘッド内部の振動吸収剤も『P790』や『P770』と同様により軽量でソフトな【SPEED FOAM™ AIR】になった。
ウッド型のレスキュー2機種と、アイアン型の『DHY』と比べて『ステルスUDI』は低弾道でスピン量が少なく、向かい風でも強い球が打てます。また、目標に打ち出しやすくヨコ風にも負けないので、狭いホールのティショットでも威力を発揮しますね」(飯沼プロ)
ウッド型に並ぶ高さ。やさしいアイアン型『ステルスDHY』
「ウッド型の『ステルス プラス レスキュー』とほぼ同じくらいの適度な高さとスピンでやさしく打てる『ステルスDHY』は、アイアン型でもやさしく打てる性能を極めたモデルと言えますね。ヘッドスピードや打ちたい弾道によって『ステルスUDI』とアイアン型で2機種選べるし、風の強さやコースの状況によっても使い分けることができるので、2本の『ステルスUDI/DHY』を5I〜3Wの間に入れると、より積極的なプレーができそうです」(飯沼プロ)
ヘッドスピードと形状の好みで合うモデルを選ぼう
「最も強弾道だったアイアン型の『ステルス UDI』は明らかにパワーヒッター向きと言えますね。逆に、最も高弾道だったウッド型の『ステルス レスキュー』はヘッドスピードが遅めの人でも大丈夫で、非常に武器になる感じ。
その中間の弾道の『ステルスDHY』と『ステルス プラス レスキュー』は、球の高さも対象ヘッドスピードもほぼに近い同じ印象です。どんなゴルファーでもアイアンとウッド、いずれも得意なクラブが分かれると思いますし、好みの形状で選ぶといいですね」(飯沼プロ)
取材協力/ゴルフ倶楽部成田ハイツリー
撮影/相田克己、山代厚男、GettyImages