シン貧打爆裂レポート『JAWS RAW ウェッジ』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年7月27日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『JAWS RAW ウェッジ』は、前モデルよりも扱いやすい、という印象を持ちました。
まず、ヘッドの大きさがちょうど良いのです。大きすぎず、小さすぎず、集中しやすく、フェースのスイートスポットが見えて来るように感じました。
予想外だったのは、「Wグラインド」が自分に合っているはずだと考えていたのですが、芝生の上で使用すると、「Sグラインド」のほうが使いやすかったことです。球種にこだわらずに、ハイボール一辺倒なゴルファーには『JAWS RAW ウェッジ』の「Wグラインド」をオススメします。
球種を打ち分けたいゴルファーには「Sグラインド」のほうが、悩まずに使えますのでオススメです。
個人的に、想定よりも良かったところは、リーディングエッジがストレートなところです。特に48度は普通のアイアンのように狙いやすいのです。リーディングエッジではなく、スコアラインを目標に垂直に合わせるのだから、関係ないと考えていましたが、意外に、リーディングエッジも影響するのだと感心しました。
出っ歯のほうがボールを拾いやすいとも考えていましたが、それもノーストレスで、短い距離でも、高い球を打つときには、スッとボールを拾うように扱えました。
昔のグースネックのウェッジのように扱えるのも、想定外に良かったです。少し抑えて低い球を打つときなどに、ストレートなリーディングエッジが安心感を与えてくれます。
何よりも良かったのは、打ち応えと、実際に飛んでいくボールがリンクすることです。これは、ゾクゾクする快感がありました。この辺りにかんしては、打ち応えが鈍感なウェッジが増えていて不満があったので、一発で『JAWS RAW ウェッジ』が好きになりました。
一点だけ、気になるのは、ノーメッキのフェースが、けっこう丁寧に掃除をしても、明暗の影のような模様が出てしまうことです。これは、ノーメッキの宿命なので、しかたがないのですが、覚悟が必要です。
ベテラン上級者からゴルフを始めたばかりのゴルファーまで、手応えまで楽しんでアプローチしたいのであれば、『JAWS RAW ウェッジ』をオススメします。
『JAWS RAW ウェッジ』は、最先端のテクノロジーを満載しつつ、忘れてはいけないゴルファーの感性に応えてくれる部分を諦めていないウェッジです。「あれ… 良いよね」という理屈ではない良さがあるのが、僕はウェッジの最高のプラスポイントだと思っています。
最後に、本格的なツアーウェッジでありながら、『JAWS RAW ウェッジ』は、明らかにスピン性能で遊べます。これを余裕だと思って楽しめれば、使い手として合格だと思います。もう少しお手頃な価格であれば、『JAWS RAW ウェッジ』は爆発的にヒットすると強く思ったのです。
まず、ヘッドの大きさがちょうど良いのです。大きすぎず、小さすぎず、集中しやすく、フェースのスイートスポットが見えて来るように感じました。
予想外だったのは、「Wグラインド」が自分に合っているはずだと考えていたのですが、芝生の上で使用すると、「Sグラインド」のほうが使いやすかったことです。球種にこだわらずに、ハイボール一辺倒なゴルファーには『JAWS RAW ウェッジ』の「Wグラインド」をオススメします。
球種を打ち分けたいゴルファーには「Sグラインド」のほうが、悩まずに使えますのでオススメです。
個人的に、想定よりも良かったところは、リーディングエッジがストレートなところです。特に48度は普通のアイアンのように狙いやすいのです。リーディングエッジではなく、スコアラインを目標に垂直に合わせるのだから、関係ないと考えていましたが、意外に、リーディングエッジも影響するのだと感心しました。
出っ歯のほうがボールを拾いやすいとも考えていましたが、それもノーストレスで、短い距離でも、高い球を打つときには、スッとボールを拾うように扱えました。
昔のグースネックのウェッジのように扱えるのも、想定外に良かったです。少し抑えて低い球を打つときなどに、ストレートなリーディングエッジが安心感を与えてくれます。
何よりも良かったのは、打ち応えと、実際に飛んでいくボールがリンクすることです。これは、ゾクゾクする快感がありました。この辺りにかんしては、打ち応えが鈍感なウェッジが増えていて不満があったので、一発で『JAWS RAW ウェッジ』が好きになりました。
一点だけ、気になるのは、ノーメッキのフェースが、けっこう丁寧に掃除をしても、明暗の影のような模様が出てしまうことです。これは、ノーメッキの宿命なので、しかたがないのですが、覚悟が必要です。
ベテラン上級者からゴルフを始めたばかりのゴルファーまで、手応えまで楽しんでアプローチしたいのであれば、『JAWS RAW ウェッジ』をオススメします。
『JAWS RAW ウェッジ』は、最先端のテクノロジーを満載しつつ、忘れてはいけないゴルファーの感性に応えてくれる部分を諦めていないウェッジです。「あれ… 良いよね」という理屈ではない良さがあるのが、僕はウェッジの最高のプラスポイントだと思っています。
最後に、本格的なツアーウェッジでありながら、『JAWS RAW ウェッジ』は、明らかにスピン性能で遊べます。これを余裕だと思って楽しめれば、使い手として合格だと思います。もう少しお手頃な価格であれば、『JAWS RAW ウェッジ』は爆発的にヒットすると強く思ったのです。
試打クラブスペック
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』