シン貧打爆裂レポート『RS ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年7月28日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『RS ドライバー』は、アドレスした感じが、プロギアらしいと強く感じさせます。
ヘッドが大きく見えて、決してむずかしそうではないのです。
それでいて、スペック的にはかなりオープンフェースになっています。
この辺りを見誤ると、右にすっぽ抜けたり、逆に被しすぎて引っ掛けたりしてしまいます。冷静に、スクエアに構えるポイントを探るのが、このドライバーを使い熟すコツになります。
『RS ドライバー』は、初速アップと、低スピンなボールを出すことに成功しています。
とにかく、飛びます。基本性能として、トップレベルに飛ぶと言われている市場にあるドライバーより、15ヤードぐらい飛んでいる感じがします。
ここに当てて、こういう球を打って、こういう弾道が出れば…… というような飛ぶ条件を感じさせません。
普通に打てれば、とにかく、最低限は飛ぶのです。
これには驚きました。まさに、驚初速です。
プロギアのファンにとって、『RS ドライバー』は、久しぶりに出た飛距離追求型のドライバーです。僕が知る範囲で、『RS ジャスト』シリーズの3本のドライバーは、プロギア史上、最も飛ぶドライバーです。
『RS ドライバー』は、プロギアが好きで、過去に使ったことがあるゴルファーで、飛距離が出るドライバーが欲しいゴルファーにオススメです。
ボールをとらえる挙動は、好き嫌いがあって、近年は減少傾向にありました。『RS ドライバー』は、クセといっても良いぐらいに、その挙動があります。マイナスではなく、それをどう使うかだと思います。
つかまる挙動が好きなゴルファーは、最近のドライバーは、どれもイマイチ、という感じになっていたと思うのですが、『RS ドライバー』は、そういうゴルファーを感動させます。
間違いなく飛距離性能は飛び抜けているのに、個人的には、ピーキー(じゃじゃ馬的な)過ぎて、打ち熟すのが大変そうだと思いました。いつもフェアウェイが広いコースばかりでプレーするのであれば、どうにかなるのかもしれませんが、狭いコースでは、スコアを崩すことになります。
『RS ドライバー』は、面白いドライバーです。圧倒的な飛距離性能がありながら、欠点もあるところが愛おしいのです。古今東西、人気が出るヒーローは、無敵なのに、何らかの弱点があるものです。
調整機能もありますし、ソールのウェイトも別売りで重さを変えられます。『RS ドライバー』は、自分でカスタマイズしながら仕上げていくことが可能なドライバーかもしれません。
プロギアのドライバーらしさを残したまま、これだけ新しいドライバーに出来るなんてスゴいと思いました。そして、シリーズの他の2本のドライバーにも俄然興味が湧きました。
『RS ドライバー』は、プロに供給されるような選び抜かれた特別な1本が買えるクラブです。それは、良くも悪くもプロ仕様という運命のドライバーになっています。
ヘッドが大きく見えて、決してむずかしそうではないのです。
それでいて、スペック的にはかなりオープンフェースになっています。
この辺りを見誤ると、右にすっぽ抜けたり、逆に被しすぎて引っ掛けたりしてしまいます。冷静に、スクエアに構えるポイントを探るのが、このドライバーを使い熟すコツになります。
『RS ドライバー』は、初速アップと、低スピンなボールを出すことに成功しています。
とにかく、飛びます。基本性能として、トップレベルに飛ぶと言われている市場にあるドライバーより、15ヤードぐらい飛んでいる感じがします。
ここに当てて、こういう球を打って、こういう弾道が出れば…… というような飛ぶ条件を感じさせません。
普通に打てれば、とにかく、最低限は飛ぶのです。
これには驚きました。まさに、驚初速です。
プロギアのファンにとって、『RS ドライバー』は、久しぶりに出た飛距離追求型のドライバーです。僕が知る範囲で、『RS ジャスト』シリーズの3本のドライバーは、プロギア史上、最も飛ぶドライバーです。
『RS ドライバー』は、プロギアが好きで、過去に使ったことがあるゴルファーで、飛距離が出るドライバーが欲しいゴルファーにオススメです。
ボールをとらえる挙動は、好き嫌いがあって、近年は減少傾向にありました。『RS ドライバー』は、クセといっても良いぐらいに、その挙動があります。マイナスではなく、それをどう使うかだと思います。
つかまる挙動が好きなゴルファーは、最近のドライバーは、どれもイマイチ、という感じになっていたと思うのですが、『RS ドライバー』は、そういうゴルファーを感動させます。
間違いなく飛距離性能は飛び抜けているのに、個人的には、ピーキー(じゃじゃ馬的な)過ぎて、打ち熟すのが大変そうだと思いました。いつもフェアウェイが広いコースばかりでプレーするのであれば、どうにかなるのかもしれませんが、狭いコースでは、スコアを崩すことになります。
『RS ドライバー』は、面白いドライバーです。圧倒的な飛距離性能がありながら、欠点もあるところが愛おしいのです。古今東西、人気が出るヒーローは、無敵なのに、何らかの弱点があるものです。
調整機能もありますし、ソールのウェイトも別売りで重さを変えられます。『RS ドライバー』は、自分でカスタマイズしながら仕上げていくことが可能なドライバーかもしれません。
プロギアのドライバーらしさを残したまま、これだけ新しいドライバーに出来るなんてスゴいと思いました。そして、シリーズの他の2本のドライバーにも俄然興味が湧きました。
『RS ドライバー』は、プロに供給されるような選び抜かれた特別な1本が買えるクラブです。それは、良くも悪くもプロ仕様という運命のドライバーになっています。
試打クラブスペック
『RS ドライバー』
ヘッド素材 :ボディ/チタン(Ti-8AL-1V-1Mo)、クラウン/カーボン(CFRP)、ウェイト/8g(SUS630)
フェース素材:チタン:Ti-6Al-4V
ヘッド体積 :460cc
ロフト :10.5度(9.5度もあり)
ライ角 :57度
シャフト :Diamana FOR PRGR“BLACK”(S)と(SR)
長さ :45.5インチ
ヘッド素材 :ボディ/チタン(Ti-8AL-1V-1Mo)、クラウン/カーボン(CFRP)、ウェイト/8g(SUS630)
フェース素材:チタン:Ti-6Al-4V
ヘッド体積 :460cc
ロフト :10.5度(9.5度もあり)
ライ角 :57度
シャフト :Diamana FOR PRGR“BLACK”(S)と(SR)
長さ :45.5インチ
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』