シン貧打爆裂レポート『RS F ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年8月3日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『RS F ドライバー』は、アドレスするとプロギアらしさを強く感じます。そして、5度のオープンフェースに戸惑います。ついつい、フェースを被して、アドレスしがちなのです。思い切って、開き気味にアドレスすると、とらえる挙動が助けてくれて、性能がフルに発揮されるように感じました。
ツアーモデルのドライバーは、個人的には、アドレスの状態で、ボールのイメージを出せなければ不合格だと考えています。ツアープロは、ドライバーに自分のスイングを合わせないからないです。アドレスのセットの仕方で、ボールをコントロールできることが、最低限の機能なのです。『RS F ドライバー』は、その部分で極端に、遠慮なく仕上げてあります。
『RS F ドライバー』は、オープンフェースのドライバーを振り切りたいゴルファーにオススメです。市場にあるドライバーで、そういう意味で、最も尖っています。
試打して面白かったのは、フェースの低めに当たったときに、スピン量が今までのようにグンと増えたりはしないところです。
『RS ジャスト ドライバー』の3本の中で、最も飛ぶと感じました。ランが出るからです。しかし、一番不安定でもありました。フェードを狙って、ドローが出てしまったり、ドローを打とうとして、すっぽ抜けたりもしました。僕のヘッドスピードでは、『RS F ドライバー』は、少しオーバースペックなのかもしれません。
とにかく、特筆すべきは、『RS ジャスト』シリーズの3本のドライバーは、プロギア史上、最も飛ぶドライバーだということです。260ヤード飛んだホールを再現しようと努力しましたが、同じボールを出せませんでした。
パワーに溢れているゴルファーにも、『RS F ドライバー』は、オススメです。
名称とは合いませんが、僕は『RS F ドライバー』は、ドローが気持ち良く打てるドライバーだと思いました。
調整機能もありますし、ソールのウェイトも別売りで重さを変えられます。『RS F ドライバー』は、自分でカスタマイズしながら仕上げていくことが可能なドライバーです。
平均的な飛距離でも『RS F ドライバー』は、飛ぶドライバーです。そして、一発の飛距離性能も凄いのです。
ドライバーは、比較的頻繁に変更する用具として考えているゴルファーも増えました。2年以上同じドライバーを使っていると、ドライバーに関心がないとか、ネガティブな印象を持たれるケースもあるようです。個人的には、ドライバーも相性がある用具なので、頻繁に替えるのは賛同できないと思っています。『RS F ドライバー』は、長く付き合える要素があると感じました。
先程、ツアープロは完成品しか認めないと書きましたが、アマチュアの楽しみは、ドライバーを育てるように愛でることが許されることです。パワーがあるゴルファーが、ドライバーを育てているのだと話しながら、バッグの『RS F ドライバー』を見つけているシーンを想像してしまいました。確信はない予想ですが、このぐらい強烈な飛距離性能を持ったドライバーは、何年かに1回でれば良いほうです。楽しめる時間はたっぷりあるのです。
ツアーモデルのドライバーは、個人的には、アドレスの状態で、ボールのイメージを出せなければ不合格だと考えています。ツアープロは、ドライバーに自分のスイングを合わせないからないです。アドレスのセットの仕方で、ボールをコントロールできることが、最低限の機能なのです。『RS F ドライバー』は、その部分で極端に、遠慮なく仕上げてあります。
『RS F ドライバー』は、オープンフェースのドライバーを振り切りたいゴルファーにオススメです。市場にあるドライバーで、そういう意味で、最も尖っています。
試打して面白かったのは、フェースの低めに当たったときに、スピン量が今までのようにグンと増えたりはしないところです。
『RS ジャスト ドライバー』の3本の中で、最も飛ぶと感じました。ランが出るからです。しかし、一番不安定でもありました。フェードを狙って、ドローが出てしまったり、ドローを打とうとして、すっぽ抜けたりもしました。僕のヘッドスピードでは、『RS F ドライバー』は、少しオーバースペックなのかもしれません。
とにかく、特筆すべきは、『RS ジャスト』シリーズの3本のドライバーは、プロギア史上、最も飛ぶドライバーだということです。260ヤード飛んだホールを再現しようと努力しましたが、同じボールを出せませんでした。
パワーに溢れているゴルファーにも、『RS F ドライバー』は、オススメです。
名称とは合いませんが、僕は『RS F ドライバー』は、ドローが気持ち良く打てるドライバーだと思いました。
調整機能もありますし、ソールのウェイトも別売りで重さを変えられます。『RS F ドライバー』は、自分でカスタマイズしながら仕上げていくことが可能なドライバーです。
平均的な飛距離でも『RS F ドライバー』は、飛ぶドライバーです。そして、一発の飛距離性能も凄いのです。
ドライバーは、比較的頻繁に変更する用具として考えているゴルファーも増えました。2年以上同じドライバーを使っていると、ドライバーに関心がないとか、ネガティブな印象を持たれるケースもあるようです。個人的には、ドライバーも相性がある用具なので、頻繁に替えるのは賛同できないと思っています。『RS F ドライバー』は、長く付き合える要素があると感じました。
先程、ツアープロは完成品しか認めないと書きましたが、アマチュアの楽しみは、ドライバーを育てるように愛でることが許されることです。パワーがあるゴルファーが、ドライバーを育てているのだと話しながら、バッグの『RS F ドライバー』を見つけているシーンを想像してしまいました。確信はない予想ですが、このぐらい強烈な飛距離性能を持ったドライバーは、何年かに1回でれば良いほうです。楽しめる時間はたっぷりあるのです。
試打クラブスペック
『RS F ドライバー』
ヘッド素材 ボディ:チタン(Ti-8AL-1V-1Mo) クラウン:カーボン(CFRP) ウェイト:8g(SUS630)、3g(Ti-6Al-4V)
フェース素材 チタン:Ti-6Al-4V
ヘッド体積 460cc
ロフト 10.5度 (9.5度もあり)
ライ角 56度
シャフト Tour AD FOR PRGR(S)と(SR)
長さ 45.5インチ
ヘッド素材 ボディ:チタン(Ti-8AL-1V-1Mo) クラウン:カーボン(CFRP) ウェイト:8g(SUS630)、3g(Ti-6Al-4V)
フェース素材 チタン:Ti-6Al-4V
ヘッド体積 460cc
ロフト 10.5度 (9.5度もあり)
ライ角 56度
シャフト Tour AD FOR PRGR(S)と(SR)
長さ 45.5インチ
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』