シン貧打爆裂レポート『TRI-HOT 5K THREE パター』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年8月10日 08時00分
注目ポイント
『TRI-HOT 5K THREE パター』は、オデッセイが2022年2月4日に発売したパターです。
発売から半年以上経っての試打には訳があります。そもそもは、5モデルある『TRI-HOT 5K パター』の4モデルを打ち、ブレードタイプとして、アンサー型の『ONE』と『TWO』を打ったので、ブレードタイプのインプレは十分だと考えていました。
しかし、『TRI-HOT パター』といえば、名器として『#3』が有名で、今でも、それなりのファンがいます。その一部の方々がインプレ記事を待っているというメッセージがあったり、知り合いが春から絶好調のゴルフをしていて、その要因が新調した『TRI-HOT 5K THREE パター』だという話を聞いたりして、やはり、『THREE』の試打は必要だと考えたのです。
今更ですが、補足しますと、『Tri HOT #3』といえば、オデッセイのパターの名器としてラインアップされる1本で、復刻版も出ていますが、『tri HOT』と今回の『TRI-HOT 5K』は、別物で、復刻版ではありません。
名称に入れられた「5K」の意味は、5K=5000です。この数値は、慣性モーメントなのです。慣性モーメント5000といえば、マレット型のヘッドの数値です。マレット型ではないパターで、それを可能にするなんて…… 最初に聞いたときは、空想の世界のパターのようだと思いました。
慣性モーメントの大きさは、ミスヒットしてもフェースがブレにくかったり、ストローク中にヘッドが開いたり閉じたりしづらいという効果に直結するといわれています。
今回の5つのモデルの中に、『THREE』があるのを不思議に感じていました。代表的な形状と考えれば、4モデルで十分だからです。やはり、名称からイメージするノスタルジーなのかもしれないとも考えていたのです。
『TRI-HOT 5K THREE パター』は、フェース部分はステンレススチールで作り、後方部分は徹底的にアルミニウムで作られています。そして、フェース寄りのソールと内部のトウとヒールの2箇所にタングステンウェイトを入れているのです。フェース寄りにヘッド全体の重量の90%が集中しています。
高慣性モーメントで左右のミスヒットに強く、重心は浅く、低い。前重心のパターは、2022年のトレンドですし、それを維持しながら、尋常ではない慣性モーメントでミスヒットでもブレない機能も持っているパターが、『TRI-HOT 5K パター』なのです。
『TRI-HOT 5K THREE パター』は、ネックがショートネックになっています。元々の『#3』には、クランクネックのモデルもありますが、個人的にはショートネックがマスターモデルだと考えていましたから、まず、この部分に好感を持ちました。
試打した日は、快晴で、気温は27度〜37度。風2m。グリーンは9フィートの速さ。使用したボールは『TOUR B X』です。
発売から半年以上経っての試打には訳があります。そもそもは、5モデルある『TRI-HOT 5K パター』の4モデルを打ち、ブレードタイプとして、アンサー型の『ONE』と『TWO』を打ったので、ブレードタイプのインプレは十分だと考えていました。
しかし、『TRI-HOT パター』といえば、名器として『#3』が有名で、今でも、それなりのファンがいます。その一部の方々がインプレ記事を待っているというメッセージがあったり、知り合いが春から絶好調のゴルフをしていて、その要因が新調した『TRI-HOT 5K THREE パター』だという話を聞いたりして、やはり、『THREE』の試打は必要だと考えたのです。
今更ですが、補足しますと、『Tri HOT #3』といえば、オデッセイのパターの名器としてラインアップされる1本で、復刻版も出ていますが、『tri HOT』と今回の『TRI-HOT 5K』は、別物で、復刻版ではありません。
名称に入れられた「5K」の意味は、5K=5000です。この数値は、慣性モーメントなのです。慣性モーメント5000といえば、マレット型のヘッドの数値です。マレット型ではないパターで、それを可能にするなんて…… 最初に聞いたときは、空想の世界のパターのようだと思いました。
慣性モーメントの大きさは、ミスヒットしてもフェースがブレにくかったり、ストローク中にヘッドが開いたり閉じたりしづらいという効果に直結するといわれています。
今回の5つのモデルの中に、『THREE』があるのを不思議に感じていました。代表的な形状と考えれば、4モデルで十分だからです。やはり、名称からイメージするノスタルジーなのかもしれないとも考えていたのです。
『TRI-HOT 5K THREE パター』は、フェース部分はステンレススチールで作り、後方部分は徹底的にアルミニウムで作られています。そして、フェース寄りのソールと内部のトウとヒールの2箇所にタングステンウェイトを入れているのです。フェース寄りにヘッド全体の重量の90%が集中しています。
高慣性モーメントで左右のミスヒットに強く、重心は浅く、低い。前重心のパターは、2022年のトレンドですし、それを維持しながら、尋常ではない慣性モーメントでミスヒットでもブレない機能も持っているパターが、『TRI-HOT 5K パター』なのです。
『TRI-HOT 5K THREE パター』は、ネックがショートネックになっています。元々の『#3』には、クランクネックのモデルもありますが、個人的にはショートネックがマスターモデルだと考えていましたから、まず、この部分に好感を持ちました。
試打した日は、快晴で、気温は27度〜37度。風2m。グリーンは9フィートの速さ。使用したボールは『TOUR B X』です。
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