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シン貧打爆裂レポート『RS フェアウェイウッド』

シン貧打爆裂レポート『RS フェアウェイウッド』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2022年8月18日 08時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『RS フェアウェイウッド』は、プロギアのフェアウェイウッドしか使わないという熱烈なファン待望のクラブに仕上がっています。

浮力が小さいので、打ち手の技術を必要とする部分はあるとしても、ぶっ飛びます。平均飛距離もスゴいので、試打していて、快感でした。

今回、Sフレックスと、SRフレックスのスプーンを打ちましたが、僕のヘッドスピード40m/sだとSフレックスはティーアップしないと、ちょっとキツい感じでした。逆にSRフレックスは、ドンピシャで最高でした。

『RS フェアウェイウッド』は、スプーンが得意なゴルファーにオススメです。また、飛ぶスプーンを探していたゴルファーにもオススメします。

ティーショット専用で使うというゴルファーにも、十分にミニドライバーとして機能すると感じました。

『RS フェアウェイウッド』は、最初にアドレスした印象は、ベタとして(クラウンが低く平らに見える)、やさしそうだな、でした。

しかし、打ってみると案外とむずかしいのです。初速が速いことは、一発で実感できますし、安定して打てそうだという感じもしますが、ボールの伸びは最小限で、当てるだけで自動的に上がっていくようなやさしさはなかったからです。

ただ、個人的には、イイネ、と感心しました。ティーアップしていたり、ライが良い状態でなければ打ちづらいのは、スプーンであれば当たり前だからです。

むずかしくとも良いので、より飛距離性能が高いものを求めるのも、スプーン好きなゴルファーの共通認識かもしれません。

『RS フェアウェイウッド』は、『RS F ドライバー』を使っているゴルファーにも、『RS ドライバー』を使っているゴルファーにも、『RS D ドライバー』を使っているゴルファーにも、また、他社のツアー系ドライバーを使っているゴルファーにも、アジャストする可能性が高いと思われます。

フェアウェイウッドには、相性とか、好みとかがありますが、基本性能を無視して使えるクラブではありません。『RS フェアウェイウッド』は、基本性能が高いフェアウェイウッドです。

最後に書くのは、少し邪道だと思いますが、値段が手頃な感じなのも大きな魅力です。長い付き合いになるだろう、と想像できるフェアウェイウッドとして、『RS フェアウェイウッド』は検討に値する1本です。

試打クラブスペック

『RS フェアウェイウッド』

ヘッド素材  マレージング鋼(AM355P)
フェース素材 マレージング鋼(C300)
ヘッド体積  177cc
ロフト    15度
ライ角    57.5度
フェース角  −5.0度
シャフト   Diamana FOR PRGR M-40(SR)、M-43(S)
長さ     43インチ

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

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