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シン貧打爆裂レポート『221CB アイアン』

シン貧打爆裂レポート『221CB アイアン』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2022年8月31日 08時00分

注目ポイント

ブリヂストンスポーツが、2022年9月9日に発売するのが『221CB アイアン』です。

“プロの要求にこたえた軟鉄鍛造キャビティアイアン”というコピーです。

キャビティアイアンというコピーですが、実際にバックフェースを見ると、キャビティの深さは最小限で、ほぼマッスルバックな感じです。市場には、いわゆるセミキャビティという分野のアイアンは減ってきているので、そういう意味では、貴重だと言えます。

ただ、セミキャビティは、微妙で細かいところで評価が分かれるもので、一筋縄ではいかない分野ではあります。つまり、ハードルはかなり高めに設定されているということです。『221CB アイアン』は、なかなか挑戦的なアイアンです。

最初のテクノロジーは、「ツアーグルーヴデザイン」という0.02ミリの精度でフェースのスコアラインの溝を作り込んで、スピンを安定させたテクノロジーです。

次に「ツアーコンタクトソール」です。しっかりとバウンスを効かせたソールのリーディングエッジとトレーリングエッジをカットし、最適な抜けになるようにチューニングしているのです。特に良いのが、ヒールサイドの膨らみは残していることで、これが当たりを安定させる要因になっています。

フェース厚をブレードに向かい厚くなるようにフローさせた「グラビティコントロールデザイン」で、スピン性能を高めることが期待できます。

ツアープロ用にチューニングしたアイアンというのは、テクノロジーが薄まっていく傾向がありますが、『221CB アイアン』にかんしては、むしろ、セミキャビティだと考えるとテクノロジーがわかりやすく搭載されているようで、少し不思議でした。試打するのが楽しみになりました。

『221CB アイアン』を改めて見てみると、シンプルさの中に色々な想いが詰まっていると感じさせるアイアンです。

試打した日は、薄曇りで、気温は19度〜24度。微風でした。使用したボールは『TOUR BX』です。

ブリヂストンスポーツのセミキャビティのアイアンを、秘密を暴く視線で打ってみました!
連載

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

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