伝統のHONMAが、前代未聞の謎プロト。葭葉ルミはじめ、投入女子プロの飛距離は伸びる!?
女子ツアーも後半に折り返して早一ヶ月。秋を間近に、前代未聞のプロトタイプドライバーの存在が、気になって仕方がありません……。(写真・GettyImages)
配信日時:2022年9月6日 09時00分
前代未聞の「モニター募集」プロトタイプ!
約1ヶ月前の女子ツアー後半戦から、HONMA勢の女子プロが謎のドライバーをテストしていたことが記憶に新しい。それが既報の『NX PROTO』と書かれた奇抜な格子状のクラウンを持つプロトタイプだが、いよいよR&Aのコンフォーミングリストオン。
適合リストに載ったということは、試合で使えるということ。ALBA.net編集部は、この『NX PROTO』の適合リスト登録前から、その性能をチェックする機会に恵まれていた。そう、この未発表ドライバーは適合リスト登録前、プロが使用する前から「70名限定のアマチュアモニター募集」された前代未聞の存在なのだ。
▶▶▶葭葉ルミら女子プロが絶賛テスト中。話題のモニター募集1W『NX PROTO』をQPさんが打つと?
適合リストに載ったということは、試合で使えるということ。ALBA.net編集部は、この『NX PROTO』の適合リスト登録前から、その性能をチェックする機会に恵まれていた。そう、この未発表ドライバーは適合リスト登録前、プロが使用する前から「70名限定のアマチュアモニター募集」された前代未聞の存在なのだ。
▶▶▶葭葉ルミら女子プロが絶賛テスト中。話題のモニター募集1W『NX PROTO』をQPさんが打つと?
契約プロのテストと同タイミングで、我々アマチュアがプロトタイプをモニター使用できるなど、他のメーカーでは聞いたことがない。なぜなら、あまりにリスクが高すぎるからだ。発売前に「打ちづらい・飛ばない」なんて評判が立てば、取り返しがつかない。
つまり、この時点で「HONMAの凄まじい自信作」という読みが成り立つ。そこで、同プロトタイプの性能を急遽QPさんにチェックしてもらったのだが、歴代HONMAドライバーを所有するQPさんも「HONMAさんの今までのドライバーで一番の初速」と話していた。や、やはり……。
つまり、この時点で「HONMAの凄まじい自信作」という読みが成り立つ。そこで、同プロトタイプの性能を急遽QPさんにチェックしてもらったのだが、歴代HONMAドライバーを所有するQPさんも「HONMAさんの今までのドライバーで一番の初速」と話していた。や、やはり……。
もしや、初速を適合内に抑えるのに苦労した?
テストした女子プロたちは「飛ぶ」「つかまる」「すぐに使いたい」との声もあったが、前述の通り、適合リスト登録前にて、使いたくても使えない状況。そもそもここまで登録に時間がかかるということは、「もしかして、プロトタイプは反発ルールを越えていたのでは?」と、邪推してしまう……。
QPさんも言っていたが、HONMAといえば、工芸品のようなパーシモンに始まり、屈指の歴史と伝統を誇る日本の職人技を極めたメーカーだ。その伝統技のイメージを覆す、奇抜なクラウンやメカメカしいソールデザインが「革新性を感じるし、初速の出方が今までと違う」と驚いていた。
「このテクノロジーが何か性能的に繋がっているのでは?」とのQPさんの意見に、ALBA.net編集部も同意せざるを得なかった。
QPさんも言っていたが、HONMAといえば、工芸品のようなパーシモンに始まり、屈指の歴史と伝統を誇る日本の職人技を極めたメーカーだ。その伝統技のイメージを覆す、奇抜なクラウンやメカメカしいソールデザインが「革新性を感じるし、初速の出方が今までと違う」と驚いていた。
「このテクノロジーが何か性能的に繋がっているのでは?」とのQPさんの意見に、ALBA.net編集部も同意せざるを得なかった。
飛ばし女王の称号を葭葉ルミが取り戻す!?
極めて期待感に満ちた、前代未聞のHONMAのプロトタイプ『NX PROTO』。ここで、HONMA勢のテスト段階の反応を振り返ってみよう。
「ボールが上がってキャリーが出てる感じです。もう少し調整したら今のエースより飛びそうです」(葭葉ルミ)
「顔が好きです。つかまりそうで構えやすい。初速が出ていそう」(林菜乃子)
「やわらかめで好きな打感です。ボールをコントロールしている感じがあります」(吉川桃)「インパクトにしっかり感があってパワーロスしていない感じがします。すぐ使いたい」(後藤未有)
「ぶ厚いインパクトの感じで初速が出てます。顔もつかまりそうで安心感ありますし、右ペラが一回も出ませんでした」(蛭田みな美)
QPさんの「つかまる。外ブラのモンスタークラブ(重心距離が長すぎて扱いづらい)とは違って、そこは日本のゴルファーの使いやすさを知るHONMAさんらしい」との意見と共通する。こうなると、ALBA.net編集部は葭葉ルミの飛ばし女王奪還に勝手に期待してしまう。
「ボールが上がってキャリーが出てる感じです。もう少し調整したら今のエースより飛びそうです」(葭葉ルミ)
「顔が好きです。つかまりそうで構えやすい。初速が出ていそう」(林菜乃子)
「やわらかめで好きな打感です。ボールをコントロールしている感じがあります」(吉川桃)「インパクトにしっかり感があってパワーロスしていない感じがします。すぐ使いたい」(後藤未有)
「ぶ厚いインパクトの感じで初速が出てます。顔もつかまりそうで安心感ありますし、右ペラが一回も出ませんでした」(蛭田みな美)
QPさんの「つかまる。外ブラのモンスタークラブ(重心距離が長すぎて扱いづらい)とは違って、そこは日本のゴルファーの使いやすさを知るHONMAさんらしい」との意見と共通する。こうなると、ALBA.net編集部は葭葉ルミの飛ばし女王奪還に勝手に期待してしまう。
ご存知・飛ばし屋の葭葉だが、HONMAと契約する前の2017年に「260.76ヤード」で初代飛距離女王(計測され始めた年)、続いて2018年にも「258.29ヤード」と、2年連続ドライビングディスタンス女王に輝いている。が、飛ばし屋の黄金世代が台頭しはじめたここ2シーズンはその座を失っている……。
ここまでは「256.48ヤード」で、1位の穴井詩に約3.7ヤード差の2位につける葭葉。元祖・飛ばし女王の座を『NX PROTO』の投入で、奪還もあるのでは? 葭葉の他のHONMA勢に関しても、投入して飛距離アップするのか? ベールに包まれた前代未聞の『NX PROTO』の存在に、興味は尽きない。
ここまでは「256.48ヤード」で、1位の穴井詩に約3.7ヤード差の2位につける葭葉。元祖・飛ばし女王の座を『NX PROTO』の投入で、奪還もあるのでは? 葭葉の他のHONMA勢に関しても、投入して飛距離アップするのか? ベールに包まれた前代未聞の『NX PROTO』の存在に、興味は尽きない。