シン貧打爆裂レポート『S23 ウェッジ』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年10月6日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『S23 ウェッジ』は、やさしいお助けウェッジとしても機能しますが、ツアーウェッジのように、テクニカルな使用にも十分に力を発揮してくれるウェッジです。
フルショット系のアプローチを多用する場合は、オートマチック感があって、やさしいと感じると思います。テクニカルに色々な球種を打てるゴルファーにも、死に球が出にくい特性が違和感にならなければ、大満足のウェッジになっています。
バックフェースが、凸凹しているので、お助けウェッジとして特化しているのだと第一印象で感じましたが、コースで使ってみると、まあまあ本格的なウェッジなのだとわかってきました。
そのように理解してから、改めて、アドレスビューを確認すると、ヘッドの大きさも適度に大きすぎず、小いさすぎずにちょうど良いのです。好みはあると思いますが、個人的にはとても良い感じで、イメージが出るヘッドという感じでした。
ぶっ飛び系のアイアンと合わせることを考えて、46度も打ちましたが、フルショットして良し、ちょっと抜いて距離を落として良し、という感じで惚れ惚れしました。そのままバッグに入れても良い出来です。
56度のロフトは、「S」ソールと「D」ソールの二種類を打ちましたが、どちらも良かったです。完全に好みで決めて良いと感じました。機能的に突出した違いがあるのではなく、あくまでも、抜けなどの感覚で決めれば良いのです。個人的には「D」ソールを選択すると思いました。
ウェッジの飛距離が安定しないと悩んでいるゴルファーに、『S23 ウェッジ』はオススメします。特にスイングなどをいじらずに、自然に悩みが消える確率が高いです。
また、ツアーウェッジを使うほど自信はないけれど、ちょっとテクニカルにもアプローチしてみたいと考えてしまうゴルファーにも『S23 ウェッジ』はオススメです。
ミズノのクラブを使うゴルファーは、ミーハーではなく、ホンモノがわかる人間だと思われたいという傾向があるような気がします。僕も確実にその一人です。だからだと思うのですが、ミズノのウェッジは他のメーカーのウェッジよりもスピン性能が優れている現実があるのに、他言無用いう感じで、秘密にしている傾向があります。逆に、スピン性能の高さが、ミズノのウェッジを使い続ける理由になっているケースが結構あるのです。
『S23 ウェッジ』も、スピン性能は、ツアーウェッジとしては、少し過剰なレベルです。こんなに戻ってしまっては、距離感を合わせるのがむずかしくなって使えない、というセリフを口にできるウェッジです。
『S23 ウェッジ』は、ゴルファーの深層に隠れた本音を引き出してくれるウェッジです。価格にお手頃感がある点も良いですし、シャフトの設定に「ダイナミックゴールド105」もあるところも、魅力としてプラス要素です。
迷った買う、と考えて良いウェッジだと思いました。
フルショット系のアプローチを多用する場合は、オートマチック感があって、やさしいと感じると思います。テクニカルに色々な球種を打てるゴルファーにも、死に球が出にくい特性が違和感にならなければ、大満足のウェッジになっています。
バックフェースが、凸凹しているので、お助けウェッジとして特化しているのだと第一印象で感じましたが、コースで使ってみると、まあまあ本格的なウェッジなのだとわかってきました。
そのように理解してから、改めて、アドレスビューを確認すると、ヘッドの大きさも適度に大きすぎず、小いさすぎずにちょうど良いのです。好みはあると思いますが、個人的にはとても良い感じで、イメージが出るヘッドという感じでした。
ぶっ飛び系のアイアンと合わせることを考えて、46度も打ちましたが、フルショットして良し、ちょっと抜いて距離を落として良し、という感じで惚れ惚れしました。そのままバッグに入れても良い出来です。
56度のロフトは、「S」ソールと「D」ソールの二種類を打ちましたが、どちらも良かったです。完全に好みで決めて良いと感じました。機能的に突出した違いがあるのではなく、あくまでも、抜けなどの感覚で決めれば良いのです。個人的には「D」ソールを選択すると思いました。
ウェッジの飛距離が安定しないと悩んでいるゴルファーに、『S23 ウェッジ』はオススメします。特にスイングなどをいじらずに、自然に悩みが消える確率が高いです。
また、ツアーウェッジを使うほど自信はないけれど、ちょっとテクニカルにもアプローチしてみたいと考えてしまうゴルファーにも『S23 ウェッジ』はオススメです。
ミズノのクラブを使うゴルファーは、ミーハーではなく、ホンモノがわかる人間だと思われたいという傾向があるような気がします。僕も確実にその一人です。だからだと思うのですが、ミズノのウェッジは他のメーカーのウェッジよりもスピン性能が優れている現実があるのに、他言無用いう感じで、秘密にしている傾向があります。逆に、スピン性能の高さが、ミズノのウェッジを使い続ける理由になっているケースが結構あるのです。
『S23 ウェッジ』も、スピン性能は、ツアーウェッジとしては、少し過剰なレベルです。こんなに戻ってしまっては、距離感を合わせるのがむずかしくなって使えない、というセリフを口にできるウェッジです。
『S23 ウェッジ』は、ゴルファーの深層に隠れた本音を引き出してくれるウェッジです。価格にお手頃感がある点も良いですし、シャフトの設定に「ダイナミックゴールド105」もあるところも、魅力としてプラス要素です。
迷った買う、と考えて良いウェッジだと思いました。
試打クラブスペック
『S23 ウェッジ』
ヘッド素材 マイルドスチール(S25CM)ボロン鋼精密鍛造/1025
ロフト 46度、56度
バンス角 46度/8度、56度Sソール/12度、56度Dソール/10度
シャフト ダイナミックゴールドHT (S200)※ダイナミックゴールド105(S200)もあり
ヘッド素材 マイルドスチール(S25CM)ボロン鋼精密鍛造/1025
ロフト 46度、56度
バンス角 46度/8度、56度Sソール/12度、56度Dソール/10度
シャフト ダイナミックゴールドHT (S200)※ダイナミックゴールド105(S200)もあり
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』