シン貧打爆裂レポート『JPX FLI-HI』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年10月12日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『JPX FLI-HI』は、狙いだとしたらスゴいことだと、偶然を疑ってしまうほど見事にチューニングされたクラブになっています。
アイアンからの流れに合わせて、クラブ長を短くしたということなので、飛距離が出ないことや、ボールが低くなってしまう(シャフトが短くなるとボールは低くなる傾向がある)ことを心配しました。でも、『JPX FLI-HI』は、飛距離は十分で、高さも十分で、なんら不満がなく使えるのです。自分に合わせてチューニングしてもらったクラブのようでした。
アイアンが苦手な人のために、徹底して作り込んだユーティリティが欲しいゴルファーに、『JPX FLI-HI』はオススメします。ミズノの総力を結集したようなクラブに仕上がっています。
改めて、『JPX FLI-HI』を見てみると、ヘッドがクラウンも、ソールも、フェースも、ブラックで統一されていて、渋くてカッコイイのです。大人のクラブ、という雰囲気が満載です。
それだけではなく、アドレスビューのフォルムだけではなく、造形が美しいのです。通なゴルファーも納得するレベルです。ユーティリティのクラブは、機能を優先しすぎて、アドレスビューがいくつかのパターンがあって、これが王道だというようなセオリーがありません。『JPX FLI-HI』は、個人的には、こうあるべきだという完成形を感じました。違和感があっても、これを信じなさい、とオススメできます。
やさしいユーティリティだと思っていたので、自分が使うという視点では見られないだろうと思っていましたが、実際にコースで打ってみて、『JPX FLI-HI』は、自分が使っているユーティリティと交換しても良いと考えていました。それほどの完成度の高さです。
ロフトが寝ている番手は、アイアンの代わりとしての機能を優先していて、立っている番手はユーティリティとしての独立した機能を優先します。見た目ではわかりませんが、別のブランドのクラブだというぐらいの違いです。やさしいのは寝ているほうで、立っているほうは、少しむずかしいと感じるゴルファーもいると思います。
当初、スケジュールの関係で『JPX FLI-HI』は試打ラウンドをしない予定でしたが、ミズノの担当者から自信があると聞いて、強引に予定を変更しました。結果として、それは正解でした。もし、『JPX FLI-HI』を知らなければ、本当に損をしてしまうところだったからです。
『JPX FLI-HI』は、お見事なクラブでした。アイアンが苦手なゴルファーだけではなく、少しでも興味があるゴルファーは手にしてみるべきユーティリティです。
アイアンからの流れに合わせて、クラブ長を短くしたということなので、飛距離が出ないことや、ボールが低くなってしまう(シャフトが短くなるとボールは低くなる傾向がある)ことを心配しました。でも、『JPX FLI-HI』は、飛距離は十分で、高さも十分で、なんら不満がなく使えるのです。自分に合わせてチューニングしてもらったクラブのようでした。
アイアンが苦手な人のために、徹底して作り込んだユーティリティが欲しいゴルファーに、『JPX FLI-HI』はオススメします。ミズノの総力を結集したようなクラブに仕上がっています。
改めて、『JPX FLI-HI』を見てみると、ヘッドがクラウンも、ソールも、フェースも、ブラックで統一されていて、渋くてカッコイイのです。大人のクラブ、という雰囲気が満載です。
それだけではなく、アドレスビューのフォルムだけではなく、造形が美しいのです。通なゴルファーも納得するレベルです。ユーティリティのクラブは、機能を優先しすぎて、アドレスビューがいくつかのパターンがあって、これが王道だというようなセオリーがありません。『JPX FLI-HI』は、個人的には、こうあるべきだという完成形を感じました。違和感があっても、これを信じなさい、とオススメできます。
やさしいユーティリティだと思っていたので、自分が使うという視点では見られないだろうと思っていましたが、実際にコースで打ってみて、『JPX FLI-HI』は、自分が使っているユーティリティと交換しても良いと考えていました。それほどの完成度の高さです。
ロフトが寝ている番手は、アイアンの代わりとしての機能を優先していて、立っている番手はユーティリティとしての独立した機能を優先します。見た目ではわかりませんが、別のブランドのクラブだというぐらいの違いです。やさしいのは寝ているほうで、立っているほうは、少しむずかしいと感じるゴルファーもいると思います。
当初、スケジュールの関係で『JPX FLI-HI』は試打ラウンドをしない予定でしたが、ミズノの担当者から自信があると聞いて、強引に予定を変更しました。結果として、それは正解でした。もし、『JPX FLI-HI』を知らなければ、本当に損をしてしまうところだったからです。
『JPX FLI-HI』は、お見事なクラブでした。アイアンが苦手なゴルファーだけではなく、少しでも興味があるゴルファーは手にしてみるべきユーティリティです。
試打クラブスペック
『JPX FLI-HI』
ヘッド素材 ソフトステンレススチール(SUS431)精密鋳造
フェース素材 ステンレススチール(SUS630)精密鋳造
ロフト 20度、23度、26度、29度
シャフト 22 MFUSION i カーボンシャフト(R)
ヘッド素材 ソフトステンレススチール(SUS431)精密鋳造
フェース素材 ステンレススチール(SUS630)精密鋳造
ロフト 20度、23度、26度、29度
シャフト 22 MFUSION i カーボンシャフト(R)
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』