シン貧打爆裂レポート『ワイドスタイル SL BOA シューズ』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年11月2日 08時00分
注目ポイント
『ワイドスタイル SL BOA シューズ』は、2022年10月に発売。
ミズノのゴルフシューズは、現在、『GENEM』というフラッグシップモデルがあります。そして、使用目的やゴルファーのスタイルに合わせる形で、いくつかのブランドが展開しています。ゴルフクラブのブランドよりもシューズのブランドが多いのです。
理由はいくつかあるのだと思われますが、個人的な肌感として、ミズノシューズでなければゴルフシューズにあらず、というリピートするユーザーが多いことが最大の理由のように感じます。
『ワイドスタイル』というブランドは、その名の通り、足のサイズのワイズが広いゴルファーのためのシューズです。基本的には4Eのシューズがメインになっています。
『ワイドスタイル SL BOA シューズ』は、ミズノが「F」と呼ぶ「4+1E」という超幅広甲高対応シューズです。実は、春に、スパイクレスタイプの「4+1E」の『ワイドスタイル WG BOA シューズ』が発売されていて、興味を持っていました。『ワイドスタイル SL BOA シューズ』は、ソールがソフトスパイクタイプなのです。
2022年、ゴルフシューズ市場は、明らかにスパイクレスシューズが主役になりつつあります。僕自身も、3年前からスパイクレスシューズをエースシューズにしていました。
しかし、今回、『ワイドスタイル SL BOA シューズ』をテストしてもらえば、良さが絶対にわかるということで、ソフトスパイクで硬いソールのシューズに挑戦することになりました。時代に逆行するような感じがして、一抹の不安がありましたが、自信がなければミズノのスタッフもオススメしないだろうという信頼もあって、テストラウンドすることにしました。
『ワイドスタイル SL BOA シューズ』は、「4E+1E」の他にも注目すべきテクノロジーがあります。まずは、「クラリーノ トリベラ」というアッパー素材です。ミズノのシューズの人工皮革で採用されていて、実績があった「クラリーノ ソフリナSR」という素材が進化したもので、履き心地がよりやわらかくなるとのことです。
ソールは「4+1E専用ソール」です。これは単に幅広にしても、スイング中の踏ん張りが効きにくいことは周知の事実ですから、幅に合わせたものということで理に適っています。かつ、厚みを薄くすることで、軽量化にも貢献しているとのことです。ちなみに、片足約300グラム(25.0センチ)は、他の『ワイドスタイル シューズ』と比較して、最も軽量になります。
細かいところにも工夫があることがわかります。『ワイドスタイル SL BOA シューズ』の開口部の周辺は、防水メッシュ素材になっています。これは開口部を小さめにしても、伸び縮みしやすい素材を使うことで脱着を楽にするためだと思われますが、スイング時にはホールド感を弱めないように、ベルト状の透明の素材が踵を覆うように装着されいます。
また、シューズのトウには、見えにくいですが、アッパー素材を保護するようにカバーが装着されています。スイングのフィニッシュで、右打ちの場合は、右足のトウが地面に触れることがありますので、こういう心遣いは嬉しいです。
『ワイドスタイル SL BOA シューズ』は、シューズをよく見れば見るほど、こだわりを持って作られたシューズだとわかります。僕は白いシューズしか履かないので、ホワイトのカラーをテストすることにしました。
テストした日は、晴れで、気温は14度〜24度。微風でした。
ミズノのゴルフシューズは、現在、『GENEM』というフラッグシップモデルがあります。そして、使用目的やゴルファーのスタイルに合わせる形で、いくつかのブランドが展開しています。ゴルフクラブのブランドよりもシューズのブランドが多いのです。
理由はいくつかあるのだと思われますが、個人的な肌感として、ミズノシューズでなければゴルフシューズにあらず、というリピートするユーザーが多いことが最大の理由のように感じます。
『ワイドスタイル』というブランドは、その名の通り、足のサイズのワイズが広いゴルファーのためのシューズです。基本的には4Eのシューズがメインになっています。
『ワイドスタイル SL BOA シューズ』は、ミズノが「F」と呼ぶ「4+1E」という超幅広甲高対応シューズです。実は、春に、スパイクレスタイプの「4+1E」の『ワイドスタイル WG BOA シューズ』が発売されていて、興味を持っていました。『ワイドスタイル SL BOA シューズ』は、ソールがソフトスパイクタイプなのです。
2022年、ゴルフシューズ市場は、明らかにスパイクレスシューズが主役になりつつあります。僕自身も、3年前からスパイクレスシューズをエースシューズにしていました。
しかし、今回、『ワイドスタイル SL BOA シューズ』をテストしてもらえば、良さが絶対にわかるということで、ソフトスパイクで硬いソールのシューズに挑戦することになりました。時代に逆行するような感じがして、一抹の不安がありましたが、自信がなければミズノのスタッフもオススメしないだろうという信頼もあって、テストラウンドすることにしました。
『ワイドスタイル SL BOA シューズ』は、「4E+1E」の他にも注目すべきテクノロジーがあります。まずは、「クラリーノ トリベラ」というアッパー素材です。ミズノのシューズの人工皮革で採用されていて、実績があった「クラリーノ ソフリナSR」という素材が進化したもので、履き心地がよりやわらかくなるとのことです。
ソールは「4+1E専用ソール」です。これは単に幅広にしても、スイング中の踏ん張りが効きにくいことは周知の事実ですから、幅に合わせたものということで理に適っています。かつ、厚みを薄くすることで、軽量化にも貢献しているとのことです。ちなみに、片足約300グラム(25.0センチ)は、他の『ワイドスタイル シューズ』と比較して、最も軽量になります。
細かいところにも工夫があることがわかります。『ワイドスタイル SL BOA シューズ』の開口部の周辺は、防水メッシュ素材になっています。これは開口部を小さめにしても、伸び縮みしやすい素材を使うことで脱着を楽にするためだと思われますが、スイング時にはホールド感を弱めないように、ベルト状の透明の素材が踵を覆うように装着されいます。
また、シューズのトウには、見えにくいですが、アッパー素材を保護するようにカバーが装着されています。スイングのフィニッシュで、右打ちの場合は、右足のトウが地面に触れることがありますので、こういう心遣いは嬉しいです。
『ワイドスタイル SL BOA シューズ』は、シューズをよく見れば見るほど、こだわりを持って作られたシューズだとわかります。僕は白いシューズしか履かないので、ホワイトのカラーをテストすることにしました。
テストした日は、晴れで、気温は14度〜24度。微風でした。
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