シン貧打爆裂レポート『ピン 2023 パター KUSHIN 4』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年11月3日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『ピン 2023 パター KUSHIN 4』は、ロングパットでタッチが合い、ショートパットは気持ち良く入りました。つまり、パターとしての基本性能にかんしては、一切の不満を抱かずに使えました。
前重心で、ショートネックという組み合わせのパターは、敏感さを求めるゴルファーに大好評ですが、中には敏感すぎて使いづらいものがあります。
『ピン 2023 パター KUSHIN 4』は、程良く敏感で、敏感さがタッチを合わせやすくすることに発揮されて、方向性にかんしては、強くは感じさせませんでした。この辺りのさじ加減は、好き嫌いの範疇で、良い悪いではありませんが、個人的には、使いやすいと感じました。言い換えれば、やさしい、のです。
僕はピストルタイプの細いグリップが好きなので、違和感はありませんでしたが、『ピン 2023 パター KUSHIN 4』は標準だと細めのピストルタイプのグリップが入っています。これが、ドンピシャに合うと思いました。もちろん、ピンゴルフは、ゴルファーの好みに合わせて、他のグリップにも対応してくれるはずですので、その点はご安心ください。
『ピン 2023 パター KUSHIN 4』の最大の特徴は何かと聞かれたら、弾きの良さだと答えます。しっかり打つ前提で、実に気持ち良く弾いて、スーッと転がります。ただ、それが、驚異的な直進性能として活かされるかというと、そうではないので、誤解をしないでください。
少し切れるラインのときに、ラインを消すように打つのではなく、敏感な部分を上手く利用して、ライン通りに流し入れるのが正解で、パターの特徴を使っていることになると思いました。
『ピン 2023 パター KUSHIN 4』は、繊細なタッチを打ちこなせるパターが欲しいゴルファーにオススメです。一見、むずかしく見えますが、大型ヘッドでミスヒットに強いパターは、その代わりに距離感に鈍感になってしまう傾向があるのです。『ピン 2023 パター KUSHIN 4』は、程良いやさしさもありながら、繊細なタッチを生むことが出来るパターです。
僕も当てはまりますが、アンサー型のヘッドが好きなのに、クランクネックが苦手で、結果がなかなか出ない、というゴルファーにも、『ピン 2023 パター KUSHIN 4』はオススメです。ショートネックは、ボールにもフェースにも、ネックが重ならないので違和感なく使えるはずです。
『ピン 2023 パター KUSHIN 4』が、『ピン 2023 パター』の中で一番良い、というつもりはありません。そもそも、パターは感性の用具で、順位付けはゴルファーの個別のもので、一般的な評価に意味はないからです。
『ピン 2023 パター KUSHIN 4』は、他のブランドの『KUSHIN 4』とはちょっと違うパターだと感じました。挑戦的な最新のパターとして、打ってみる価値があるパターです。小さくシャープなヘッドが、ゴルフを大きく変えてくれる可能性をスルーするのはもったいないのです。
前重心で、ショートネックという組み合わせのパターは、敏感さを求めるゴルファーに大好評ですが、中には敏感すぎて使いづらいものがあります。
『ピン 2023 パター KUSHIN 4』は、程良く敏感で、敏感さがタッチを合わせやすくすることに発揮されて、方向性にかんしては、強くは感じさせませんでした。この辺りのさじ加減は、好き嫌いの範疇で、良い悪いではありませんが、個人的には、使いやすいと感じました。言い換えれば、やさしい、のです。
僕はピストルタイプの細いグリップが好きなので、違和感はありませんでしたが、『ピン 2023 パター KUSHIN 4』は標準だと細めのピストルタイプのグリップが入っています。これが、ドンピシャに合うと思いました。もちろん、ピンゴルフは、ゴルファーの好みに合わせて、他のグリップにも対応してくれるはずですので、その点はご安心ください。
『ピン 2023 パター KUSHIN 4』の最大の特徴は何かと聞かれたら、弾きの良さだと答えます。しっかり打つ前提で、実に気持ち良く弾いて、スーッと転がります。ただ、それが、驚異的な直進性能として活かされるかというと、そうではないので、誤解をしないでください。
少し切れるラインのときに、ラインを消すように打つのではなく、敏感な部分を上手く利用して、ライン通りに流し入れるのが正解で、パターの特徴を使っていることになると思いました。
『ピン 2023 パター KUSHIN 4』は、繊細なタッチを打ちこなせるパターが欲しいゴルファーにオススメです。一見、むずかしく見えますが、大型ヘッドでミスヒットに強いパターは、その代わりに距離感に鈍感になってしまう傾向があるのです。『ピン 2023 パター KUSHIN 4』は、程良いやさしさもありながら、繊細なタッチを生むことが出来るパターです。
僕も当てはまりますが、アンサー型のヘッドが好きなのに、クランクネックが苦手で、結果がなかなか出ない、というゴルファーにも、『ピン 2023 パター KUSHIN 4』はオススメです。ショートネックは、ボールにもフェースにも、ネックが重ならないので違和感なく使えるはずです。
『ピン 2023 パター KUSHIN 4』が、『ピン 2023 パター』の中で一番良い、というつもりはありません。そもそも、パターは感性の用具で、順位付けはゴルファーの個別のもので、一般的な評価に意味はないからです。
『ピン 2023 パター KUSHIN 4』は、他のブランドの『KUSHIN 4』とはちょっと違うパターだと感じました。挑戦的な最新のパターとして、打ってみる価値があるパターです。小さくシャープなヘッドが、ゴルフを大きく変えてくれる可能性をスルーするのはもったいないのです。
試打クラブスペック
『ピン 2023 パター KUSHIN 4』
ヘッド素材 304ステンレススチール/タングステン
ヘッド重量 355グラム
ロフト 3.0度
ライ角 70度
長さ 34インチ
ヘッド素材 304ステンレススチール/タングステン
ヘッド重量 355グラム
ロフト 3.0度
ライ角 70度
長さ 34インチ
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』