飛ばし屋ユージが検証! PING『G430』なら誰でも“激飛”が手に入る!?
取材協力/南総カントリークラブ 写真、構成/田辺直喜
配信日時:2022年11月16日 07時00分
目次 / index
3つのヘッドと3つのシャフトで誰にでも最高の1本が作れる
PINGと言えば、高慣性モーメントよって“曲がらないこと”が最大の魅力だと言われてきた。しかし、最新の『G430』シリーズでは、方向性の高さがありつつ、誰でも“激飛”が手に入るクラブに仕上がっているという。その真相を探るべく、芸能界一の飛ばし屋ユージさんとティーチングプロ兼クラブフィッターの関雅史プロのコンビに試打テストをしてもらうと、驚愕の性能が明らかになった。
“快音・激飛”をキャッチコピーにPINGの最新シリーズ『G430』が発売された。PINGの代名詞とも言うべき高慣性モーメントヘッドによるブレの少なさに、心地良い“快音”と圧倒的な激飛が加わったと言うのだから、その性能に期待せずにはいられない。
今回取り上げるのは、3モデルが用意されたドライバーだ。
“快音・激飛”をキャッチコピーにPINGの最新シリーズ『G430』が発売された。PINGの代名詞とも言うべき高慣性モーメントヘッドによるブレの少なさに、心地良い“快音”と圧倒的な激飛が加わったと言うのだから、その性能に期待せずにはいられない。
今回取り上げるのは、3モデルが用意されたドライバーだ。
いずれのモデルも、最大初速による激飛を目指して、「超激薄の反発フェース」を搭載。さらに新しいバルジ&ロール設計「スピンシステンシー・テクノロジー」を採用することで、上下に打点がズレた際の飛距離ロスを抑えているという。また、クラウンからソールまでの形状も改良され、ヘッド内部にリブを適切に配置することで、打点がブレても心地良い快音が出るように工夫されている。
その上で、高慣性モーメントによる安定性を追求した『G430 MAX ドライバー』、ドロー設計でつかまり重視の『G430 SFT ドライバー』、唯一のカーボンクラウンで強弾道・低スピンを実現した『G430 LST ドライバー』とモデルそれぞれで特性を分けているのだ。これだけでも自分に合ったドライバーが見つかりそうなものだが、注目なのは、純正シャフトも3モデル用意されている点だ。
その上で、高慣性モーメントによる安定性を追求した『G430 MAX ドライバー』、ドロー設計でつかまり重視の『G430 SFT ドライバー』、唯一のカーボンクラウンで強弾道・低スピンを実現した『G430 LST ドライバー』とモデルそれぞれで特性を分けているのだ。これだけでも自分に合ったドライバーが見つかりそうなものだが、注目なのは、純正シャフトも3モデル用意されている点だ。
通常、純正シャフトというと50グラム前後の汎用性の高い重量帯のモノが1モデルだけ用意されることが多い。しかし、『G430』シリーズの場合は、軽量で高弾道が出る設計の『ALTA J CB BLACK』、中元調子でしっかり叩ける中弾道シャフトの『PING TOUR2.0 CHROME』、ハードヒッター向けの低弾道シャフト『PING TOUR2.0 BLACK』と特性も重量も違った3つのモデルがラインアップされている。
しかも、『ALTA J CB BLACK』でRからSまでの3フレックス、『PING TOUR2.0 CHROME』と『PING TOUR2.0 BLACK』に至っては、65グラムと75グラムの2つの重量帯が用意され、通常、純正シャフトにはほとんど見られないXフレックスまで存在する。ヘッドとのマッチングが完璧に設計された純正シャフトがこれだけ豊富に選べることも、『G430』シリーズの大きな魅力だと言えるだろう。
つまり、『G430』シリーズは、3つのヘッドと3つのシャフトを組み合わせることで、あらゆるスイングタイプ、パワーのゴルファーでも“激飛”が手に入るドライバーなのだ。
つまり、『G430』シリーズは、3つのヘッドと3つのシャフトを組み合わせることで、あらゆるスイングタイプ、パワーのゴルファーでも“激飛”が手に入るドライバーなのだ。
規格外のパワーを持つユージさんに『G430』シリーズのドライバーでフィッティングを実施
『G430』シリーズは本当に誰でも“激飛”が手に入るのか。今回はヘッドスピードが55m/sを超える芸能界一の飛ばし屋、ユージさんに『G430』シリーズのさまざまな組み合わせを試してもらった。“QPさん”の愛称でお馴染みの関雅史プロにナビゲーターを務めてもらい、弾道計測器「トラックマン」のデータを参照しながら、最適なスペックを探っていった。
まず試してもらったのは『G430 MAX ドライバー(10.5度)』と『ALTA J CB BLACK(S)』の組み合わせ。早速、ユージさんの弾道データを見ていこう。
まず試してもらったのは『G430 MAX ドライバー(10.5度)』と『ALTA J CB BLACK(S)』の組み合わせ。早速、ユージさんの弾道データを見ていこう。
「すごくボールが高く上がって驚きました。ドロー回転がコースなりのど真ん中に飛びましたね。あとはインパクトで当たった時の感触がすごく気持ちよかったです」(ユージさん)
PGAの男子プロレベルのヘッドスピードを持つユージさんの場合、58グラムの『ALTA J CB BLACK(S)』ではシャフトのしなり量が増えすぎて、ややボールが吹け上がる傾向に。そこで、より重くしっかりした『PING TOUR2.0 CHROME(65S)』にシャフトを変更し、スリーブの可変機能を使って、ロフトも-1.5度の9度に立ててみた。
PGAの男子プロレベルのヘッドスピードを持つユージさんの場合、58グラムの『ALTA J CB BLACK(S)』ではシャフトのしなり量が増えすぎて、ややボールが吹け上がる傾向に。そこで、より重くしっかりした『PING TOUR2.0 CHROME(65S)』にシャフトを変更し、スリーブの可変機能を使って、ロフトも-1.5度の9度に立ててみた。
「『PING TOUR2.0 CHROME』は、シャフトカラーがターミネーターみたいでカッコいいですよね。打ってみると、そこまでハードすぎるわけではなく、ダウンの途中からヘッドが勝手に走り出すようなイメージで動いてくれます。弾道を抑えつつ、つかまった球が打てるのが嬉しいですね」(ユージさん)
同じ『G430 MAX ドライバー』のヘッドでもシャフトを替えることで、振り心地も球質も明らかな変化が見られた。続いて、本命とも言うべき『PING TOUR2.0 BLACK(75S)』にシャフト変更。ロフトは1.5度立てた状態で試打を行った。
同じ『G430 MAX ドライバー』のヘッドでもシャフトを替えることで、振り心地も球質も明らかな変化が見られた。続いて、本命とも言うべき『PING TOUR2.0 BLACK(75S)』にシャフト変更。ロフトは1.5度立てた状態で試打を行った。
「マットブラックなシャフトカラーとヘッドが合っていて、見た目のカッコ良さもおすすめですが、ここまで打った3つのシャフトの中で一番狙ったところに打てる気がします。叩ける感触の振り心地も好印象です」(ユージさん)
ここまで試打を見てきた関プロは、次のようにコメント。
ここまで試打を見てきた関プロは、次のようにコメント。
「シャフトをフィッティングする際には、しっかりボール初速が出ることが大事です。気持ちよく振れていて、なおかつ、インパクトのタイミングも合っていると考えられるからです。シャフトは今回の『PING TOUR2.0 BLACK』が良さそうなので、次はヘッドを交換して試打を続けましょう」
ついにベストスペック発見! 驚異の326.5ヤード記録
ユージさんにマッチするシャフトは、『PING TOUR2.0 BLACK』だと分かった。続いては、『G430 MAX ドライバー』以外のヘッドに替えた時にどのような変化が出るのか見ていく。最初に関プロが勧めたのはよりつかまりの増す『G430 SFT ドライバー(10.5度)』だ。
「『PING TOUR2.0 BLACK』のようなハードなシャフトにつかまり重視の『G430 SFT ドライバー』という組み合わせが作れるのも『G430』シリーズの魅力です。一般的につかまり重視のヘッドには軽量でしなるシャフトが採用されることが多いですが、パワーのあるスライサーだっていますからね。もしかしたらユージさんも、あえてつかまるヘッドに替えることで弾道の変化があるかもしれません」(関プロ)
結果は以下の通り。
「『PING TOUR2.0 BLACK』のようなハードなシャフトにつかまり重視の『G430 SFT ドライバー』という組み合わせが作れるのも『G430』シリーズの魅力です。一般的につかまり重視のヘッドには軽量でしなるシャフトが採用されることが多いですが、パワーのあるスライサーだっていますからね。もしかしたらユージさんも、あえてつかまるヘッドに替えることで弾道の変化があるかもしれません」(関プロ)
結果は以下の通り。
「ドローバイアスのヘッドを使うとどうなるのか自分でも興味がありましたが、すごい左でしたね(笑)。ヘッドの効果はすごく感じられました。ダウンの途中でしっかりフェースが返ってくるので、つかまえようと意識しなくてもドローボールになってくれます。スライサーには強い助けになるでしょうね」(ユージさん)
続いては、クラウンに軽量カーボンを採用することで低重心化し、『G430』シリーズの3モデルの中で最も強弾道、低スピンになる『G430 LST ドライバー(9度)』をテスト。シャフトは引き続き『PING TOUR2.0 BLACK』で、スリーブの可変機能でロフトを立てて、7.5度にした超ハード仕様を試した。
続いては、クラウンに軽量カーボンを採用することで低重心化し、『G430』シリーズの3モデルの中で最も強弾道、低スピンになる『G430 LST ドライバー(9度)』をテスト。シャフトは引き続き『PING TOUR2.0 BLACK』で、スリーブの可変機能でロフトを立てて、7.5度にした超ハード仕様を試した。
「1発打っただけでボクに合うって分かりました! 叩きやすさも、弾道も最高ですよ。何より音がいいですね。打ち終わった後も幸せな余韻が続いていますよ」(ユージさん)
低スピンな『G430 LST ドライバー』と最もハードな純正シャフト『PING TOUR2.0 BLACK』を組み合わせることで、かなり理想的な弾道に近づいたユージさんだが、最後に関プロからこんな提案が。
「今の状態でもすごくいいんですが、最後にヘッドのウェイトポジションを“FADE”にして打ってみましょう。より左に行きづらい状態にして、思い切り叩いていけば、さらに飛距離が伸びるかもしれませんよ」(関プロ)
低スピンな『G430 LST ドライバー』と最もハードな純正シャフト『PING TOUR2.0 BLACK』を組み合わせることで、かなり理想的な弾道に近づいたユージさんだが、最後に関プロからこんな提案が。
「今の状態でもすごくいいんですが、最後にヘッドのウェイトポジションを“FADE”にして打ってみましょう。より左に行きづらい状態にして、思い切り叩いていけば、さらに飛距離が伸びるかもしれませんよ」(関プロ)
最後の微調整によって、ユージさんの飛距離はついに大台を突破!
「ヘッドとシャフトが決まってからも、まだウェイト調整で遊べちゃうのは面白いですね。自分の好きな色に染まってくれる感じで。トゥ寄りにウェイトを置くと、より力を入れられますし、ヘッドもそれに答えてくれるような気がします。まさに激飛ですね」(ユージさん)
『G430』なら誰でも必ず自分に合う最高の1本が見つかる!
『G430』シリーズの3つのドライバーヘッドと3つの純正シャフトをさまざまに組み合わせて試打を行ったユージさん。自分のパワーで思い切り叩いても、ボールが吹けずに飛ばせるスペックが見つかったことに驚きを隠せない。
「すごく良かった。感動しましたよ。1つのヘッドだけを見ても、ウェイト位置の調整で性能が全然変わってきますし、それが3種類もあるのはすごいと思います。シャフトをしっかり選べば、誰かしらに合うようになっているのが『G430』シリーズなのだと感じました」(ユージさん)
ユージさんの試打を見てきた関プロも、
「すごく良かった。感動しましたよ。1つのヘッドだけを見ても、ウェイト位置の調整で性能が全然変わってきますし、それが3種類もあるのはすごいと思います。シャフトをしっかり選べば、誰かしらに合うようになっているのが『G430』シリーズなのだと感じました」(ユージさん)
ユージさんの試打を見てきた関プロも、
「ユージさんのようなパワーヒッターに『LST』という選択肢を用意している一方で、スライスやボールが上がらない悩みを持った人のために『SFT』という選択肢もあります。『PING TOUR2.0 BLACK』と組み合わせれば、スライサーのハードヒッターという今まで対応しづらかったタイプの人にも最適な1本を提供できますし、本当に幅広くゴルファーに対応できるシリーズですよね。しっかりフィッティングをして合わせたら、全然曲がらず激飛するから、ティーチングプロいらなくなりそうです(笑)」
まさにどんなゴルファーでも快音・激飛が手に入る『G430』シリーズ。ドライバーに悩んでいるなら、ぜひ実店舗やイベントでフィッティングを受けて、最高の1本を見つけてほしい。
まさにどんなゴルファーでも快音・激飛が手に入る『G430』シリーズ。ドライバーに悩んでいるなら、ぜひ実店舗やイベントでフィッティングを受けて、最高の1本を見つけてほしい。