シン貧打爆裂レポート『スリクソン ZX5 Mk II とスリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年11月23日 08時00分
注目ポイント
ダンロップは、『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』と『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』を2022年11月19日に発売しました。
『スリクソン ZX5 Mk II』シリーズのコピーは、“この力は、本物だ。”です。
新しい『スリクソン』が凄いという噂は、まずは、ツアーの現場から届きました。日本のシニアツアーで、『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』を使用して、ブラヤド・マークセンが連続優勝記録を伸ばしていたり、レギュラーツアーでも、星野陸也が優勝をしました。また、契約している女子プロの成績もかなり良く、新しいスリクソンが貢献していると話題になったのです。
そして、米ツアーでは、松山英樹が『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』を実戦投入したと大騒ぎになりました。前モデルに続いて、用具選びに厳しい目を持っている松山が選ぶドライバーが悪いわけはない、というわけです。
実際に試打をしたテスターも、絶賛する傾向が強く、ますます期待が高まりましたが、一部の見識者から、テクノロジーは後退しているという指摘があったのです。何でもかんでもカーボンというのは、2022年のトレンドだったのですが、『スリクソン ZX5 Mk II』シリーズのウッドは、フルチタンで、カーボン未使用なのです。その部分について、古い、退化、ということになったのだと思います。
以前から書いていますが、カーボンでなければできない、ということは、多そうで、実は多くないのが現在のテクノロジーの実態なのです。
『スリクソン ZX5 Mk II』シリーズのドライバーは、フルチタンだから出来た「シームレス」な構造と、エッジをさらに丸く、厚くした「エッジレス」なヘッドが特徴です。
新開発の「REBOUND FRAME Mk II」により、反発性能が大きく向上しています。名称の「Mk II」は、このテクノロジーの名称の影響なのかもしれません。
通常は、マーク2みたいなケースは、大きなフルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジだったりしますが、『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』は違うイメージでした。その理由は、今までなかった『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』がラインアップされていることです。LS、つまり、ロースピンモデルがあるのは、ある意味で、ツアードライバーの証でもあり、真剣さを感じさせます。
いずれにしても、『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』も、『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』も、打つのが楽しみになります。
事前に、ドライバーそのものは見せてもらいましたが、マッドブラックのクラウン、差し色がなく、シンプルなソール、渋くてカッコイイのです。そして、軒並み値上げ傾向にあるドライバー市場の中で、『スリクソン ZX5 Mk II』シリーズは、価格据え置きな感じで、コスパの良さを感じさせます。
『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』も、『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』も、大人気で、試打ラウンドの日程に余裕がなく、残念ながらハーフごとの試打となりましたが、だからこそ、じっくりと深くわかるように、注意をしました。
試打した日は、気温6度〜19度。晴れでした。使用したボールは『TOUR BX』です。
『スリクソン ZX5 Mk II』シリーズのコピーは、“この力は、本物だ。”です。
新しい『スリクソン』が凄いという噂は、まずは、ツアーの現場から届きました。日本のシニアツアーで、『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』を使用して、ブラヤド・マークセンが連続優勝記録を伸ばしていたり、レギュラーツアーでも、星野陸也が優勝をしました。また、契約している女子プロの成績もかなり良く、新しいスリクソンが貢献していると話題になったのです。
そして、米ツアーでは、松山英樹が『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』を実戦投入したと大騒ぎになりました。前モデルに続いて、用具選びに厳しい目を持っている松山が選ぶドライバーが悪いわけはない、というわけです。
実際に試打をしたテスターも、絶賛する傾向が強く、ますます期待が高まりましたが、一部の見識者から、テクノロジーは後退しているという指摘があったのです。何でもかんでもカーボンというのは、2022年のトレンドだったのですが、『スリクソン ZX5 Mk II』シリーズのウッドは、フルチタンで、カーボン未使用なのです。その部分について、古い、退化、ということになったのだと思います。
以前から書いていますが、カーボンでなければできない、ということは、多そうで、実は多くないのが現在のテクノロジーの実態なのです。
『スリクソン ZX5 Mk II』シリーズのドライバーは、フルチタンだから出来た「シームレス」な構造と、エッジをさらに丸く、厚くした「エッジレス」なヘッドが特徴です。
新開発の「REBOUND FRAME Mk II」により、反発性能が大きく向上しています。名称の「Mk II」は、このテクノロジーの名称の影響なのかもしれません。
通常は、マーク2みたいなケースは、大きなフルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジだったりしますが、『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』は違うイメージでした。その理由は、今までなかった『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』がラインアップされていることです。LS、つまり、ロースピンモデルがあるのは、ある意味で、ツアードライバーの証でもあり、真剣さを感じさせます。
いずれにしても、『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』も、『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』も、打つのが楽しみになります。
事前に、ドライバーそのものは見せてもらいましたが、マッドブラックのクラウン、差し色がなく、シンプルなソール、渋くてカッコイイのです。そして、軒並み値上げ傾向にあるドライバー市場の中で、『スリクソン ZX5 Mk II』シリーズは、価格据え置きな感じで、コスパの良さを感じさせます。
『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』も、『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』も、大人気で、試打ラウンドの日程に余裕がなく、残念ながらハーフごとの試打となりましたが、だからこそ、じっくりと深くわかるように、注意をしました。
試打した日は、気温6度〜19度。晴れでした。使用したボールは『TOUR BX』です。
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