シン貧打爆裂レポート『スリクソン ZX5 Mk II とスリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年11月23日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』は、間違いなく進化をしています。それも飛距離性能の部分で、明らかに飛ぶようになっています。前モデルは、少しじゃじゃ馬な所がありましたが、それは影を潜めて、真っ直ぐに打ちやすいドライバーとして、やさしくなりました。
アドレスビューは、独特の昔の外国ブランドのドライバー風なシェイプは継承されていますが、より洗練されて、構えやすくなりました。ドローバイアスは、かなり薄れたので、全く違うドライバーのようです。
『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』は、さらに、ツアードライバーとしての完成度が上がっています。上手く出来ています。僕の場合は、こちらのほうが飛距離が出ましたが、これは人によると思われます。
シャフトが原因だと思われますが、ターゲットが本当のアマチュアゴルファー向けにチューニングされています。ある意味で、ダンロップらしさでもあるのですが、Sフレックスでも、ハードに振れるゴルファーにはアンダースペックになりますので注意が必要です。僕の40m/sのヘッドスピードでも、マン振りではなく、タイミング良く振ったほうが、明らかに飛びました。
ツアードライバーでありながら、一般のゴルファーでも使えるというプラスポイントは、今や基本のようになってきていますが、『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』も、『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』も、そのベクトルにかんして、遊び心すら感じさせる余裕を感じました。
総論としては、素晴らしい出来のドライバーで、姉妹ドライバーの『スリクソン ZX7 Mk II ドライバー』も、ツアードライバーとして王道を行っていますが、個人的には、『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』が使ってみた行くなりました。理由は、とにかく左には行かないという意思が、一番強かったからです。
ツアードライバーなんて、夢のまた夢だと思っていたゴルファーに『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』をオススメします。たぶん、ここまでの打ちやすさは、もう出てこないだろうと思えるドライバーです。高弾道で飛ばしたいゴルファーにもオススメです。
『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』のほうは、ボールが少し曲がりやすく、上がりにくいという部分でツアードライバーが好きというゴルファーにオススメします。
どちらも飛びます。普通に打っている分には、飛距離性能には差がありませんでした。あとは、特性を活かせるかどうかにかかっているのが、ツアードライバーの面白さなのです。
前モデルの『スリクソン ZX5 ドライバー』の後継機種と感じるのは、アドレスビューのシェイプぐらいで、他の要素は全て上回っています。しかし、スライスを防止する意味で重宝していた場合は、その機能はダウンしていますので注意が必要です。
試打しながら、震えながら、色々なことを考えさせられました。そのくらい『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』も、『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』も、怖いドライバーだったのです。本当に良い物は、ほとんどの場合、出逢ったときに恐怖を感じるのです。魔法を見せられたような恐怖です。
一緒に震えたいゴルファーは、打ってみるべきだといえるドライバーが、『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』と『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』なのです。
アドレスビューは、独特の昔の外国ブランドのドライバー風なシェイプは継承されていますが、より洗練されて、構えやすくなりました。ドローバイアスは、かなり薄れたので、全く違うドライバーのようです。
『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』は、さらに、ツアードライバーとしての完成度が上がっています。上手く出来ています。僕の場合は、こちらのほうが飛距離が出ましたが、これは人によると思われます。
シャフトが原因だと思われますが、ターゲットが本当のアマチュアゴルファー向けにチューニングされています。ある意味で、ダンロップらしさでもあるのですが、Sフレックスでも、ハードに振れるゴルファーにはアンダースペックになりますので注意が必要です。僕の40m/sのヘッドスピードでも、マン振りではなく、タイミング良く振ったほうが、明らかに飛びました。
ツアードライバーでありながら、一般のゴルファーでも使えるというプラスポイントは、今や基本のようになってきていますが、『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』も、『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』も、そのベクトルにかんして、遊び心すら感じさせる余裕を感じました。
総論としては、素晴らしい出来のドライバーで、姉妹ドライバーの『スリクソン ZX7 Mk II ドライバー』も、ツアードライバーとして王道を行っていますが、個人的には、『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』が使ってみた行くなりました。理由は、とにかく左には行かないという意思が、一番強かったからです。
ツアードライバーなんて、夢のまた夢だと思っていたゴルファーに『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』をオススメします。たぶん、ここまでの打ちやすさは、もう出てこないだろうと思えるドライバーです。高弾道で飛ばしたいゴルファーにもオススメです。
『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』のほうは、ボールが少し曲がりやすく、上がりにくいという部分でツアードライバーが好きというゴルファーにオススメします。
どちらも飛びます。普通に打っている分には、飛距離性能には差がありませんでした。あとは、特性を活かせるかどうかにかかっているのが、ツアードライバーの面白さなのです。
前モデルの『スリクソン ZX5 ドライバー』の後継機種と感じるのは、アドレスビューのシェイプぐらいで、他の要素は全て上回っています。しかし、スライスを防止する意味で重宝していた場合は、その機能はダウンしていますので注意が必要です。
試打しながら、震えながら、色々なことを考えさせられました。そのくらい『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』も、『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』も、怖いドライバーだったのです。本当に良い物は、ほとんどの場合、出逢ったときに恐怖を感じるのです。魔法を見せられたような恐怖です。
一緒に震えたいゴルファーは、打ってみるべきだといえるドライバーが、『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』と『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』なのです。
試打クラブスペック
『スリクソン ZX5 Mk II ドライバー』
ボディ素材 :Ti-811 Plus
フェース素材:チタン(Super-TIX 51AF)
ロフト角 :10.5度 ※9.5度もあり
長さ :45.25インチ
ライ角 :58.5度
シャフト :Diamana ZX-II 50(S)
『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』
ボディ素材 :Ti-811 Plus
フェース素材:チタン(Super-TIX 51AF)
ロフト角 :10.5度 ※9.5度もあり
長さ :45.25インチ
ライ角 :58.5度
シャフト :Diamana ZX-II 50(S)
ボディ素材 :Ti-811 Plus
フェース素材:チタン(Super-TIX 51AF)
ロフト角 :10.5度 ※9.5度もあり
長さ :45.25インチ
ライ角 :58.5度
シャフト :Diamana ZX-II 50(S)
『スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー』
ボディ素材 :Ti-811 Plus
フェース素材:チタン(Super-TIX 51AF)
ロフト角 :10.5度 ※9.5度もあり
長さ :45.25インチ
ライ角 :58.5度
シャフト :Diamana ZX-II 50(S)
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』