『スリクソン ZX Mk II フェアウェイウッド』の打音は、やや抑えめの音量です。音質は、濡れた鞭系の感じで、上手くなった気がする音です。打ち応えは、軽めですが、手応えは敏感で、ツアーフェアウェイウッドという感じがします。

『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』の打音は、やや控え目の音量で、締まっている濡れた鞭系の音質です。打ち応えは、軽い目ですが、手応えは、かなり敏感です。

『スリクソン ZX Mk II フェアウェイウッド』も、『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』も、弾道は、高めの中弾道です。ナチュラルに打つと、ややドロー系のボールになりますが、引っ掛けにくいように、右にボールを打ち出しやすくできているので、狙い通りに飛んでいきます。伸び上がらない強いボールですが、どちらもグリーンにキャリーさせても止まるスピンはかかっています。

『スリクソン ZX Mk II フェアウェイウッド』の3番の飛距離は、平均で205ヤード。最長飛距離220ヤードでした。飛ぶフェアウェイウッドに分類されますが、前モデルより飛ぶというわけではなく、ほぼ同じです。

推測ですが、3番ウッドは前モデル、前々モデルとかなり高い完成度でしたので、大きな変更をさせない方針だったのかもしれません。5番と7番は、ヘッドを見ましたが、ガラッと変わって、ハイクラウンで飛びそうなイメージでした。

『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』の3番の飛距離は、平均で185ヤード、最高で195ヤードでした。これは、飛びます。トップレベルです。さらに凄いのが、飛ばそうとしなくとも、オートマチックに飛距離が出るところです。それでいて、グリーンに止められるのです。