シン貧打爆裂レポート『スリクソン ZX Mk II FW & HB』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年12月8日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『スリクソン ZX Mk II フェアウェイウッド』の前々モデルを僕はエーススプーンで使用しています。実は、前モデルも素晴らしい出来で、最高飛距離はほぼ同じですが、芯が広くなって、結果的により飛ぶという評価をしました。『スリクソン ZX Mk II フェアウェイウッド』は、飛ぶフェアウェイウッドですが、限界まで飛ぶようになっていた前モデルと飛距離はあまり変わりません。
でも、見た目が大きく変わりました。それがとても良いのです。マットブラックで、余計な段差とかはなく、癖がないシェイプは健在です。
使い勝手は少し変わって、スイープに打つことを前提にしているスプーンであることは変わらないのですが、打ち込んで使ってもちゃんと機能するようになりました。抜けの良さを狙ったソールデザインが効いているのだと思われます。
少し打ち込んでスプーンを打ちたいというゴルファーに『スリクソン ZX Mk II フェアウェイウッド』はオススメです。また、完成度が高いツアースプーンを打ってみたいゴルファーにもオススメします。
『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』は、一つだけ個人的な好みでマイナスだと思ったのはフェースが長めなところです。マッドブラックで、シャープなヘッドなので、もう少しフェースが短いほうが、抜けが良さそうだとイメージできたりして使い勝手が良いと思いました。
もちろん、フェースが長いほうが好きで、フェースの長さを利用してドローを打つというゴルファーもいますので、一概にマイナスとは言えません。
『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』は、大きく進化しました。まず、飛距離性能が素晴らしいです。スリクソンのハイブリッドは、前々モデルから飛距離は出ましたが、さらにアップしています。そして、止まりを計算できます。グリーンにダイレクトに乗せて、止められるボールも楽々打てます。
国内女子プロに絶賛されていると噂ですが、大いに納得しました。
高機能のハイブリッド(ユーティリティ)を求めて止まないゴルファーに、『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』はオススメです。素晴らしい仕上がりです。
男子プロよりも女子プロのほうが、ハイブリッドの使用率が高いので、女子プロの使用を前提にしてチューニングされているのだと、試打ラウンド中に確信しました。つまり、スイングのスペックが似ている一般的なアマチュアが、使いやすいクラブに仕上がっているというわけです。
『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』は、シビれるほど良いクラブです。
『スリクソン ZX Mk II フェアウェイウッド』も『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』も、飛ばなければ使いづらいという宿命を背負っています。いとも簡単に、その条件をクリアして、ハイレベルな意味で作り込まれているところが、魅力になっています。この魅力がわかるゴルファーだけに、打ってみて欲しいクラブです。
でも、見た目が大きく変わりました。それがとても良いのです。マットブラックで、余計な段差とかはなく、癖がないシェイプは健在です。
使い勝手は少し変わって、スイープに打つことを前提にしているスプーンであることは変わらないのですが、打ち込んで使ってもちゃんと機能するようになりました。抜けの良さを狙ったソールデザインが効いているのだと思われます。
少し打ち込んでスプーンを打ちたいというゴルファーに『スリクソン ZX Mk II フェアウェイウッド』はオススメです。また、完成度が高いツアースプーンを打ってみたいゴルファーにもオススメします。
『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』は、一つだけ個人的な好みでマイナスだと思ったのはフェースが長めなところです。マッドブラックで、シャープなヘッドなので、もう少しフェースが短いほうが、抜けが良さそうだとイメージできたりして使い勝手が良いと思いました。
もちろん、フェースが長いほうが好きで、フェースの長さを利用してドローを打つというゴルファーもいますので、一概にマイナスとは言えません。
『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』は、大きく進化しました。まず、飛距離性能が素晴らしいです。スリクソンのハイブリッドは、前々モデルから飛距離は出ましたが、さらにアップしています。そして、止まりを計算できます。グリーンにダイレクトに乗せて、止められるボールも楽々打てます。
国内女子プロに絶賛されていると噂ですが、大いに納得しました。
高機能のハイブリッド(ユーティリティ)を求めて止まないゴルファーに、『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』はオススメです。素晴らしい仕上がりです。
男子プロよりも女子プロのほうが、ハイブリッドの使用率が高いので、女子プロの使用を前提にしてチューニングされているのだと、試打ラウンド中に確信しました。つまり、スイングのスペックが似ている一般的なアマチュアが、使いやすいクラブに仕上がっているというわけです。
『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』は、シビれるほど良いクラブです。
『スリクソン ZX Mk II フェアウェイウッド』も『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』も、飛ばなければ使いづらいという宿命を背負っています。いとも簡単に、その条件をクリアして、ハイレベルな意味で作り込まれているところが、魅力になっています。この魅力がわかるゴルファーだけに、打ってみて欲しいクラブです。
試打クラブスペック
『スリクソン ZX Mk II フェアウェイウッド』
ボディ素材 :マレージング鋼+CFPRコンポジット
フェース素材:HT1770M
ヘッド体積 :177
ロフト角 :15度/3番 ※18度/5番、21度/7番もあり
長さ :43インチ
ライ角 :57度
シャフト :Diamana ZX-II 50(S)
『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』
ボディ素材 :マレージング鋼
フェース素材:HT1770M
ヘッド体積 :107
ロフト角 :19度/3番 ※22度/4番、25度/5番、28度/6番もあり
長さ :40.25インチ
ライ角 :57.5度
シャフト :Diamana ZX-II for HYBRID(S)
ボディ素材 :マレージング鋼+CFPRコンポジット
フェース素材:HT1770M
ヘッド体積 :177
ロフト角 :15度/3番 ※18度/5番、21度/7番もあり
長さ :43インチ
ライ角 :57度
シャフト :Diamana ZX-II 50(S)
『スリクソン ZX Mk II ハイブリッド』
ボディ素材 :マレージング鋼
フェース素材:HT1770M
ヘッド体積 :107
ロフト角 :19度/3番 ※22度/4番、25度/5番、28度/6番もあり
長さ :40.25インチ
ライ角 :57.5度
シャフト :Diamana ZX-II for HYBRID(S)
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』