シン貧打爆裂レポート『ピン 2023 パター SHEA』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年12月14日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『ピン 2023 パター SHEA』は、前重心感がかなり強いパターです。半円マレット型とは思えないほどのブレード感がありました。ブレード感が強いパターは、しっかりとしたストロークとセットで性能を発揮します。つまり、オートマチックの反対側にいるパターなのです。実に面白いですし、個人的には大好きです。
短い長さのパターマットで打つ分には、弾きの良いパターだと感じると思います。『ピン 2023 パター SHEA』の特徴は、ショートパットは直進性を重視していて、ロングパットになるほど、テクニカルな部分が出てくるというわけです。
前重心で、ショートネックという組み合わせのパターは、敏感さを求めるゴルファーに歓迎されていますが、むずかしいから、という感じで敬遠するゴルファーもいます。『ピン 2023 パター SHEA』の良いところは、敏感ですが、むずかしくはない、というポイントです。
半月形のセミマレットが好きだけど、実際に使ってみると、イマイチ結果が出なかったというゴルファーに、『ピン 2023 パター SHEA』をオススメします。
『ピン 2023 パター SHEA』は、不思議なことに、古くて、新しいと感じさせるパターでした。アドレスビューで感じる感覚は、オーソドックスなのです。でも、打ってみると、ネオマレットとは思えない感覚がありました。これを違和感だと感じるゴルファーもいます。今までの半月形のセミマレット型のパターを使い熟している場合には、違和感が大きくなるはずです。
でも、その違和感が、結果を生み出す原動力になるゴルファーもいるのです。『ピン 2023 パター SHEA』は、そういうゴルファーに使って欲しいと思うのです。
今までとは違う感覚の半月形のセミマレット型の『ピン 2023 パター SHEA』は、半月形のセミマレット型のパターが好きなゴルファーのパッティングを新しいスタイルに変える可能性があります。
前重心のパターは、2020年後半から各メーカーが次々に市場投入して、一気に広まりました。僕は2020年の後半の最初の流れに乗って、前重心のパターを使用して、大満足しています。だから、前重心の『ピン 2023 パター SHEA』を試打ラウンドすることにしたのです。誰もよりも、前の重心の利点がわかるはずだからです。
『ピン 2023 パター SHEA』は、前重心に挑戦しているというよりも、色々な部分で、トレンドのバランスの良さを感じさせるパターです。前重心に注目していたのに、肩すかしな部分もありました。最も良いと感じたのは、アドレスでの構えやすさとシルバーとブラックのコントラストが集中しやすいということだったのです。
パターは感性で使う用具だと僕は信じています。『ピン 2023 パター SHEA』は、視覚的にも、感覚的にも、感性を刺激します。それだけでも、十分に、試してみる価値があるパターだと断言できます。興味があるゴルファーは、打ってみることです。
短い長さのパターマットで打つ分には、弾きの良いパターだと感じると思います。『ピン 2023 パター SHEA』の特徴は、ショートパットは直進性を重視していて、ロングパットになるほど、テクニカルな部分が出てくるというわけです。
前重心で、ショートネックという組み合わせのパターは、敏感さを求めるゴルファーに歓迎されていますが、むずかしいから、という感じで敬遠するゴルファーもいます。『ピン 2023 パター SHEA』の良いところは、敏感ですが、むずかしくはない、というポイントです。
半月形のセミマレットが好きだけど、実際に使ってみると、イマイチ結果が出なかったというゴルファーに、『ピン 2023 パター SHEA』をオススメします。
『ピン 2023 パター SHEA』は、不思議なことに、古くて、新しいと感じさせるパターでした。アドレスビューで感じる感覚は、オーソドックスなのです。でも、打ってみると、ネオマレットとは思えない感覚がありました。これを違和感だと感じるゴルファーもいます。今までの半月形のセミマレット型のパターを使い熟している場合には、違和感が大きくなるはずです。
でも、その違和感が、結果を生み出す原動力になるゴルファーもいるのです。『ピン 2023 パター SHEA』は、そういうゴルファーに使って欲しいと思うのです。
今までとは違う感覚の半月形のセミマレット型の『ピン 2023 パター SHEA』は、半月形のセミマレット型のパターが好きなゴルファーのパッティングを新しいスタイルに変える可能性があります。
前重心のパターは、2020年後半から各メーカーが次々に市場投入して、一気に広まりました。僕は2020年の後半の最初の流れに乗って、前重心のパターを使用して、大満足しています。だから、前重心の『ピン 2023 パター SHEA』を試打ラウンドすることにしたのです。誰もよりも、前の重心の利点がわかるはずだからです。
『ピン 2023 パター SHEA』は、前重心に挑戦しているというよりも、色々な部分で、トレンドのバランスの良さを感じさせるパターです。前重心に注目していたのに、肩すかしな部分もありました。最も良いと感じたのは、アドレスでの構えやすさとシルバーとブラックのコントラストが集中しやすいということだったのです。
パターは感性で使う用具だと僕は信じています。『ピン 2023 パター SHEA』は、視覚的にも、感覚的にも、感性を刺激します。それだけでも、十分に、試してみる価値があるパターだと断言できます。興味があるゴルファーは、打ってみることです。
試打クラブスペック
『ピン 2023 パター SHEA』
ヘッド素材:304ステンレススチール/タングステン
ヘッド重量:360グラム
ロフト :3.0度
ライ角 :70度
長さ :34インチ
ヘッド素材:304ステンレススチール/タングステン
ヘッド重量:360グラム
ロフト :3.0度
ライ角 :70度
長さ :34インチ
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』