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    シン貧打爆裂レポート『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』

    貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

    配信日時:2022年12月22日 08時00分

    • ギア

    ロマン派ゴルフ作家語る

    『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』は、前重心のパターではない、と紹介しましたが、試打ラウンドしてみると、周辺に重量配分して、タングステンウェイトなどがないインゴット構造なのに、少し前重心を感じました。

    たぶん、フェースのブレードが高さがあり、厚みもあるので、重いのと、ネック形状の敏感さが原因だと思われます。これが、良いのです。このパターの独特の味になっていると感じさせます。

    角型のパターは、鈍感な部分を売りにして、オートマチックなパッティングが出来るという特徴がありましたが、『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』は、かなり違うので注意が必要です。

    『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』は、ヘッドの長さが短く、ツートンのカラーとかもあって、キュッと締まったヘッドになっています。ちょっと面白かったのは、適度な手作り感があるところです。細かいところですが、直線的な部分は美しく、きれいに仕上げてありますが、曲線部分や直線との結合部分が、良い意味で少し雑に見えるのです。個人的には、これはプラスだと考えます。手作り感があるパターは、自分だけの1本だと思えるところが良いからです。

    『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』は、打てば打つほどブレードのパターに近いと感じました。ピンゴルフの経験とテクノロジーが高レベルで融合した『ピン 2023 パター』シリーズの10モデルの中に、『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』がラインアップされている意味がよくわかりました。

    『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』は、角型の良いところを残したまま、鈍感さを敏感さに変えることに成功している新しいパターです。

    角型のパターが好きなのに、今までのパターが物足りないと感じていたゴルファーに『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』をオススメします。また、タッチが素直に出せて、ロングパットが打ちやすく、ショートパットはラインに乗せて打ちたいというゴルファーにも『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』がオススメです。

    『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』は、懐かしさと新しさを同時に感じながら、パッティングを楽しめるパターです。

    試打ラウンドを通して、入り出したら止まらなくなりそうな予感に震えました。『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』は、ゴルファーに夢を見させてくれるのです。

    試打クラブスペック

    『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』

    ヘッド素材:304ステンレススチール
    ヘッド重量:365グラム
    ロフト  :3.0度
    ライ角  :70度
    長さ   :34インチ

    【著者紹介】篠原嗣典

    ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
    連載

    ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

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