ピンゴルフは、2023年1月19日に『i230 アイアン』を発売します。

『i230 アイアン』のコピーは、“勝利に磨かれたアイアン。”です。

これは、2018年9月に発売された『i210 アイアン』の伝説的な活躍を知らなければ、響きにくいコピーです。
『i210 アイアン』は、特に女子ツアーで勝利アイアンとして名を馳せています。通常であれば、2年おきにモデルチェンジするのですが、『i210 アイアン』は、4年以上モデルチェンジをしなかったのです。
使用しているツアープロから、モデルチェンジをしないで欲しい、という要望があったからだと噂されていたのです。
その『i210 アイアン』の後継機種が『i230 アイアン』です。

2022年の秋、ツアー投入された『i230 アイアン』は、契約プロの渋野日向子を始めとして、多くのプロに受け入れられて、一気に使用アイアンとして広まりました。

『i230 アイアン』のロフトは、ほぼオーソドックスなアイアンのロフトで、飛距離性能に特化したアイアンではありません。面白いのは、ロフト設定で、8番アイアンを中心に、3.5度刻み、4度刻み、4.5度刻みを組み合わせて、番手差が11ヤードになるようになっているというのです。

フェースの裏のソールサイドには、「CTPエラストマー」が搭載され、理想の重心に近づけるために、各番手別に配置とサイズを変えています。

角溝の角度と間隔を最適化し、溝の本数を増やした「マイクロマックス・グルーブ」でスピン量が安定、ウェットな状況からもピンを狙いやすくなったようです。トゥ側のソール付近に高比重ウェイトを搭載して許容性のアップと、ミスヒットでもブレが少ないヘッドになりました。

『i230 アイアン』は、ピンゴルフのテクノロジーが満載です。

試打した日は、晴れで、気温は6度〜19度。微風でした。
使用したボールは、ボールの影響がないように使い慣れている『TOUR B X』です。