テーラーメイドが"ボールビジネス"についに本気になった!? マーク・シェルドン-アレン社長に聞く
テーラーメイドが"ボールビジネス"についに本気になった!? マーク・シェルドン-アレン社長に聞く
配信日時:2017年2月21日 08時50分
国内ツアーのプロにもしっかりとアプローチしていく
---2017年は、ボールビジネスで"本気"で勝負していく元年であると?
今後の5か年計画のなかで、多くの予算を投資していきます。
---テーラーメイドウッド使用者の多さが、ボールビジネスに結びついていない現状のなか、まずはウッドユーザーに訴えかけていくプランから始めるのがベストだと考えますが?
その部分が一番の"問題点"であり、対処すべき最初のステップです。メタルウッドに関しては、これまでしっかりと宣伝してきましたが、ボールについては何も発信していなかったといってもいいでしょう。テーラーメイドのウッドを使用して頂いている方々には、『TP5』『TP5x』をテストして頂いて、非常にいいコンビネーションであるということをご理解頂きたいと思っております。
ターゲットは我々のウッドを愛用して頂いている方、売りは飛距離、ということを明確に伝えていきたい。ボールビジネスは、投資額がマーケットシェアに深く結びついています。例えば、ドライバーなど他のカテゴリーでは、性能がすごく良かった場合、仮に何もせずとも、過去のケースを見ていくと反響が大きくなったケースがありますが、ボールビジネスにはそれが適用できません。ジェイソン・デイ、ダスティン・ジョンソンら現在の世界トップ10層の使用率は高いことを訴求していくとともに、性能の良さをしっかりと伝えていきたいと思っています。
---認知を図っていく術として国内ツアーで活躍選手に対するアプローチはどのように考えていますか?
男子ツアーに関しては、"誰に使ってもらったらいいのか?"を検討しているところです。男子ツアーは状況が複雑で、タイトリスト、ダンロップ、ブリヂストンと契約する選手が多いので、いきなり10人もの選手を獲得できるとは思っていませんが、複数年計画のプロジェクトですから、初年度は1〜2人を目安に、どんどん増やしていければいいかなと考えています。
---テーラーメイドボールを使用する選手を、これから増やしていくという意思は大きいと?
もちろんです。何人かに投資する予算を用意していますので、認知度を高めるために推進していきます。PGAツアーで多くの勝利が積み重なることで、日本の選手を説得する好材料になることでしょう。
---総合契約だけでなく、ボール契約という形でも?
ソフトグッズ(アパレル、シューズetc)だけの契約も現状ではありますので、ボールのみの契約も検討し始めていますよ。
今後の5か年計画のなかで、多くの予算を投資していきます。
---テーラーメイドウッド使用者の多さが、ボールビジネスに結びついていない現状のなか、まずはウッドユーザーに訴えかけていくプランから始めるのがベストだと考えますが?
その部分が一番の"問題点"であり、対処すべき最初のステップです。メタルウッドに関しては、これまでしっかりと宣伝してきましたが、ボールについては何も発信していなかったといってもいいでしょう。テーラーメイドのウッドを使用して頂いている方々には、『TP5』『TP5x』をテストして頂いて、非常にいいコンビネーションであるということをご理解頂きたいと思っております。
ターゲットは我々のウッドを愛用して頂いている方、売りは飛距離、ということを明確に伝えていきたい。ボールビジネスは、投資額がマーケットシェアに深く結びついています。例えば、ドライバーなど他のカテゴリーでは、性能がすごく良かった場合、仮に何もせずとも、過去のケースを見ていくと反響が大きくなったケースがありますが、ボールビジネスにはそれが適用できません。ジェイソン・デイ、ダスティン・ジョンソンら現在の世界トップ10層の使用率は高いことを訴求していくとともに、性能の良さをしっかりと伝えていきたいと思っています。
---認知を図っていく術として国内ツアーで活躍選手に対するアプローチはどのように考えていますか?
男子ツアーに関しては、"誰に使ってもらったらいいのか?"を検討しているところです。男子ツアーは状況が複雑で、タイトリスト、ダンロップ、ブリヂストンと契約する選手が多いので、いきなり10人もの選手を獲得できるとは思っていませんが、複数年計画のプロジェクトですから、初年度は1〜2人を目安に、どんどん増やしていければいいかなと考えています。
---テーラーメイドボールを使用する選手を、これから増やしていくという意思は大きいと?
もちろんです。何人かに投資する予算を用意していますので、認知度を高めるために推進していきます。PGAツアーで多くの勝利が積み重なることで、日本の選手を説得する好材料になることでしょう。
---総合契約だけでなく、ボール契約という形でも?
ソフトグッズ(アパレル、シューズetc)だけの契約も現状ではありますので、ボールのみの契約も検討し始めていますよ。
マーク・シェルドン-アレン氏 プロフィール/1994年から2年間、ロンドンにてビジネスコンサルタントに従事。1996年から2005年にかけて、ナイキのサプライチェーンダイレクターに就任後、韓国で2年、日本では5年、アメリカでは2年と、各国でのさまざまな生産、製造、販売などの経験を経て、2005年にナイキゴルフへ異動。2006年から2008年は、韓国のナイキゴルフ、2008年から2014年はナイキジャパンにて、ゼネラルマネージャーとしてゴルフビジネス全般に従事した後、2014年9月よりテーラーメイド-アディダスゴルフ韓国法人のマネージングダイレクターに就任。過去20年にもおよぶスポーツ業界、ゴルフ業界での豊富な経験を有している。2016年1月より現職。