「凹みはどこ?」プロギアの新『egg』FWが前作とは比べ物にならない件
プロギアの『赤egg』『金egg』、マニアックなラウンド試打レポの第二弾。今回はフェアウェイウッド(以下、FW)編。PCM編集長(P編)とPCM筒康博(P筒)はどう見たのでしょうか…
配信日時:2017年9月22日 10時43分
『金egg』の2Wで、ドライバーを抜いても強いヘンリク・ステンソンになった気分!
筆者 「筒さん、ボクも最初は同感でしたよ。ただでさえ3Wが苦手なアマチュアに2Wがはたして必要なのか?と思いましたが、『金egg』の2Wを打ってみたらこれ超欲しくなりましたよ。なんでこんなに打ちやすいの?って。ドライバー要らないじゃん!って本気で思いますね」
P筒 「今日はしょっちゅう見かけるOBがゼロでしたね」
筆者 「はい、曲がらないのもそうですが、『金egg』の2Wで何度かティショットしたんですが、280以上距離が出てました。なんか、こうなると自分がヘンリク・ステンソンになった気分ですよ。彼もティショットで『ディアブロオクテインツアー』の3Wで290くらい打って、ドライバーを入れなくても世界のトップに上り詰めていますよね。コレ使うと、気分は“ヘンリク・ステン金”って感じです」
P筒 「……」
P編 「……。いや、全然うまく言えてもいないし、まずヘンリク・ステンソンに謝れ!しかも、『金egg』はあまりに高反発だから、割れる危険性もある。ヘッドスピード43m/s以上の人間は打ってはいけないって書いてあるじゃないか!」
筆者 「いやいや、失敬。でも、これだけ曲がりを減らして距離を稼げると、正直病みつきになっちゃいますよ。だって、普段だったら5発くらいドライバーでOBしてしまうわけですし……。適合の『赤egg』の2Wも打ったんですが、こちらも同じで2W、今日このまま持って帰りたいくらいです。だって、最終ホールのロングも残り260ヤードちょっとのラフから2Wで届いてましたからね。ティショットで曲がらず、セカンドで狙える範囲が増す。やっぱりFPが大きくなって明らかに使いやすいですよ、今回の『egg』FWは」
P筒 「今日はしょっちゅう見かけるOBがゼロでしたね」
筆者 「はい、曲がらないのもそうですが、『金egg』の2Wで何度かティショットしたんですが、280以上距離が出てました。なんか、こうなると自分がヘンリク・ステンソンになった気分ですよ。彼もティショットで『ディアブロオクテインツアー』の3Wで290くらい打って、ドライバーを入れなくても世界のトップに上り詰めていますよね。コレ使うと、気分は“ヘンリク・ステン金”って感じです」
P筒 「……」
P編 「……。いや、全然うまく言えてもいないし、まずヘンリク・ステンソンに謝れ!しかも、『金egg』はあまりに高反発だから、割れる危険性もある。ヘッドスピード43m/s以上の人間は打ってはいけないって書いてあるじゃないか!」
筆者 「いやいや、失敬。でも、これだけ曲がりを減らして距離を稼げると、正直病みつきになっちゃいますよ。だって、普段だったら5発くらいドライバーでOBしてしまうわけですし……。適合の『赤egg』の2Wも打ったんですが、こちらも同じで2W、今日このまま持って帰りたいくらいです。だって、最終ホールのロングも残り260ヤードちょっとのラフから2Wで届いてましたからね。ティショットで曲がらず、セカンドで狙える範囲が増す。やっぱりFPが大きくなって明らかに使いやすいですよ、今回の『egg』FWは」
P筒 「気に入りすぎでしょ。でも、確かにディープな2Wって、ミニドライバーみたいで面白い存在ですよね。キャロウェイやテーラーメイドって、たま〜にミニドライバーを作るじゃないですか、ミケルソンとかの要望でちょっと短め、ロフト多めのミニドライバーを。でも、あのニッチな市場って、一部のアスリートゴルファー向けですよね。今回のプロギアは、これをアベレージゴルファーにも向けて、ドライバーとしてではなく、FWから派生させたというのが面白い。しかも、適合も高反発も両方。現状どこにも無かった選択肢を作っていますよね」
筆者 「不思議なのは、ヘッドがはるかに大きいドライバーの方がOBが出て、FWの方が芯を喰って曲がらないんですよね……。『金egg』の2Wが打ちやすい理由を予想するに、超ディープフェースもあるのかなと。『金egg』のFWは反発係数を上げるために超ディープフェースにしていて、これがティアップをやや高めにして構えた時にミニドライバー的な見た目で叩けるんです。投影面積が大きいことと、上下のミスヒットもしにくそうな感じで安心して振れました」
筆者 「不思議なのは、ヘッドがはるかに大きいドライバーの方がOBが出て、FWの方が芯を喰って曲がらないんですよね……。『金egg』の2Wが打ちやすい理由を予想するに、超ディープフェースもあるのかなと。『金egg』のFWは反発係数を上げるために超ディープフェースにしていて、これがティアップをやや高めにして構えた時にミニドライバー的な見た目で叩けるんです。投影面積が大きいことと、上下のミスヒットもしにくそうな感じで安心して振れました」
P編 「いや、シャローな見た目の方が球が上がりやすいと直感的に感じるゴルファーは多いと思うけどね。君の場合は、基本的に何でも上から潰して打ち込むタイプじゃない。だから元々フェースの上部に当たりやすいから、ディープフェースのFWの方が安心感も結果もいいんだと思うよ。でも、一般アマチュアは球を上げようとしてすくい打ちになる人も多いわけだから、万人に当てはまるのかな。現に私もアッパー軌道だし、シャロー形状の方が好きだよ」
筆者 「え〜、そうなんですか?ディープフェースでもすごい高弾道を打ってたじゃないですか、村田さん」
P編 「アッパー軌道の私は元々軽くてアンダースペックのFWだと下目の打点に当たりやすいんだよ。だから、フェースの上目のエリアは私には関係ない。ディープフェースである必要がそんなにないんだよ。それに、プロギアは高反発FWを作るため、反発係数を上げるために『金egg』をディープフェースにしただけでしょ」
筆者 「筒さんは? コレ、ボクは超いいと思うんですけど」
P筒 「ボクは長岡さんと同じ意見ですよ」
筆者 「ほら〜、村田さんも強がってるだけで、本当はボクみたいに“ヘンリク・ステン金”になりたいと思っているんじゃないんですか?」
P編 「まったく思わない。君のドライバー下手と同じにしないでほしい」
P筒 「長岡さん、スベり続けているのに、力技でゴリ押しするのはやめましょ」
筆者 「……。はい、精進します」
Text/Mikiro Nagaoka
筆者 「え〜、そうなんですか?ディープフェースでもすごい高弾道を打ってたじゃないですか、村田さん」
P編 「アッパー軌道の私は元々軽くてアンダースペックのFWだと下目の打点に当たりやすいんだよ。だから、フェースの上目のエリアは私には関係ない。ディープフェースである必要がそんなにないんだよ。それに、プロギアは高反発FWを作るため、反発係数を上げるために『金egg』をディープフェースにしただけでしょ」
筆者 「筒さんは? コレ、ボクは超いいと思うんですけど」
P筒 「ボクは長岡さんと同じ意見ですよ」
筆者 「ほら〜、村田さんも強がってるだけで、本当はボクみたいに“ヘンリク・ステン金”になりたいと思っているんじゃないんですか?」
P編 「まったく思わない。君のドライバー下手と同じにしないでほしい」
P筒 「長岡さん、スベり続けているのに、力技でゴリ押しするのはやめましょ」
筆者 「……。はい、精進します」
Text/Mikiro Nagaoka