"地クラブ女子"が増えれば、プロの契約内容が変わる!?
text by kazuhiro koyama
配信日時:2017年3月15日 23時00分
カスタム系メーカーにより、プロの契約内容が変わる?
成田が使用している『RODDIO(ロッディオ)』は、ここ数年、カスタムパーツメーカーの世界で、大きな存在感を示しているメーカーだ。特徴あるソール部分は、ヘッドが開けられるようになっていて、内部にウェイトを配置したり、ハッチ(※フタに相当する部分)やネジの部分の重量やホーゼル向きの調整が可能で、フィッティングを行う工房などで、細やかに微調整出来るのが特徴だ。このように、よりその人に合ったクラブに仕上げるカスタム性の高さは、パーツ系メーカーの大きな特徴だろう。成田はかなり小ぶりなプロトタイプのヘッドを使用しているようだ。
クラブ契約をフリーにする流れは、男子選手でも目を引く。特に、2015年からフリーとなり、その年賞金ランキング2位となった宮里優作や、昨年からフリーとなり、賞金王となった池田勇太など、クラブ契約をフリーにしたことをきっかけに、成績を伸ばした選手の存在は、他の選手にも小さくない影響を与えるだろう。昨年秋から、契約外のドライバーを使用している松山英樹の存在も小さくない。
プロゴルファーはメーカーと契約して、そのギアを使い、その優位性を示すことで、メーカーのブランド価値を向上させ、同時に本人のステータスも向上する、相互に好ましい関係にある。メーカーの顔としてプレーする看板選手たちを見て、憧れを抱き、同じブランドを使いたいと思うゴルファーは多い。
一方で、かつてない種類のヘッドやシャフトが登場するなか、自分が使いたいクラブを選びたいと考えるプロゴルファーが登場しても不思議ではない。契約フリーの選手の活躍如何によっては、こうした選手がさらに増えることもありえるだろう。また、契約はそのままでも、許される範囲の本数で地クラブをバッグに入れたり、契約本数を絞るなどしてセッティングの自由度を増すなど、契約内容の多様化も考えられる。ツアーに地クラブが進出するのは、これからが始まりなのかもしれない。
クラブ契約をフリーにする流れは、男子選手でも目を引く。特に、2015年からフリーとなり、その年賞金ランキング2位となった宮里優作や、昨年からフリーとなり、賞金王となった池田勇太など、クラブ契約をフリーにしたことをきっかけに、成績を伸ばした選手の存在は、他の選手にも小さくない影響を与えるだろう。昨年秋から、契約外のドライバーを使用している松山英樹の存在も小さくない。
プロゴルファーはメーカーと契約して、そのギアを使い、その優位性を示すことで、メーカーのブランド価値を向上させ、同時に本人のステータスも向上する、相互に好ましい関係にある。メーカーの顔としてプレーする看板選手たちを見て、憧れを抱き、同じブランドを使いたいと思うゴルファーは多い。
一方で、かつてない種類のヘッドやシャフトが登場するなか、自分が使いたいクラブを選びたいと考えるプロゴルファーが登場しても不思議ではない。契約フリーの選手の活躍如何によっては、こうした選手がさらに増えることもありえるだろう。また、契約はそのままでも、許される範囲の本数で地クラブをバッグに入れたり、契約本数を絞るなどしてセッティングの自由度を増すなど、契約内容の多様化も考えられる。ツアーに地クラブが進出するのは、これからが始まりなのかもしれない。