『ゼクシオテン』の正直試打レポ。深重心のオートマ1Wは左に巻く?どう扱えばいい?
先日、ダンロップ『ゼクシオテン』のラウンド試打に行ってきたので、そのレポート。今回は国民的人気クラブを手に、とんでもない事件が……。
配信日時:2017年10月26日 02時45分
国民的人気ドライバーをコースで打った!中嶋プロは「大砲みたい」と表現。でも…
筆者 「マニアックチームの試打レポとしては『ゼクシオテン』は初になりますね。既に動画のようにいろんなダンロップ契約プロの試打インプレも上がっていますが、中嶋プロは“大砲みたいだね!歴代の中でもダントツに球に対する押しの力が強い”と語っています」
PCM筒康博(以下、P筒) 「青木瀬令奈プロは“テストの1球目で「スゴイ!」と思いました。まず最初に感じたのは、初速の速さです。アッという間に飛んでいく感じで、本当に驚きました!つかまりも前モデルよりさらに良くなっていると思います”と発表会の時にコメントしてましたね。ヘッドスピード(以下、HS)40m/s前後の彼女が言うと、ゼクシオユーザー心理的に説得力が高いでしょうね」
PCM筒康博(以下、P筒) 「青木瀬令奈プロは“テストの1球目で「スゴイ!」と思いました。まず最初に感じたのは、初速の速さです。アッという間に飛んでいく感じで、本当に驚きました!つかまりも前モデルよりさらに良くなっていると思います”と発表会の時にコメントしてましたね。ヘッドスピード(以下、HS)40m/s前後の彼女が言うと、ゼクシオユーザー心理的に説得力が高いでしょうね」
PCM編集長(以下、P編) 「歴代ゼクシオで勝ちまくってきた横峯さくらプロも“インパクトの音がゼクシオらしくて、すごく良いですね。ヘッドの色が明るくなったので、構えた時に集中しやすいです。それから、ヒール寄りに当たっても飛距離が変わらないと感じました。センターから少し外れたところにあたっても、しっかり飛んでくれるので助かります”と言っていたよ。今回は“芯に当たる”がコンセプトになっているけど、やっぱり微妙に外した時でも助かるという、基本性能は高いようだね」
筆者 「国民的人気クラブの10代目ですからファンはみんな期待してるし、正直心苦しいのですが、起きた事実は正直に書かざるを得ない。発表直後の練習場試打ではものすごく直進性を感じていたドライバーですが、コースでフックを多発してしまいました……。確かに前作『ナイン』よりもつかまると発表時の練習場試打で感じていたのですが、この日は全く違いました。いつもの自分の悪いところが全て出たというか、自分は深重心の超オートマ1Wは使っちゃいけないのかと凹みました…」 ⇒前回の発表会後の練習場での試打レポ
P編 「酷い曲がりだし、汚い弾道だったね。私もアンダースペックだったからつかまったけど、君ほどの曲がりではなかったし、林の中に入るほどのミスはなかった。つかまる分、アドレスで微調整して出球を右に出せば大きなドローボールになるからね。それより、君は朝『今日はスコアメイクのラウンドにする』と豪語してたのに、ウソばっかりじゃない。1ホールも2打目でフェアウェイに居なかったよね?」
筆者 「はい。何も言い訳できません。でもその前のプライベートで久々の70台が出たし、練習場試打の好結果から『ゼクシオテン』なら絶対にスコアが出ると思っていたんですよ。後ろの組のマーク金井さん、鹿又芳典さん、ツルハラヒロタカさんには“長岡さん、フェアウェイに居ない”“ファーがうるさい”と言われる始末で、もう半泣きでした」
P編 「鹿又さんたちの言うとおり。毎ホールあれだけファーを言わされると、私もノドが枯れたしキャディさんにも迷惑だし、発売前の国民的人気クラブでここまで球を曲げた男は初めてじゃないか。間違いなく、現時点で世界一『ゼクシオテン』で球を曲げた男だよ、君は。11月3日の一般試打会もこれから開始されるけど、12月9日に発売されても、向こう数年は世界記録が破られないんじゃないか?」
P筒 「凄いですね、長岡さん!世界で十数万人もの見込み『ゼクシオテン』ユーザーがいる中で、頂点に立ってますよ!」
筆者 「……。正直、かなりショックです。やっぱり、超アンダースペックの超オートマ1Wって、コントロールが難しいですよね。(筆者のHSは50m/s前後で、純正のSRを中心に打った)フックが多発しだすと、パニックになってどうすりゃいいの!って感じで修正出来なくなりました。その点、筒さんはあれだけつかまるのに、見事に真っすぐ打ってましたよね、持ち球ドローなのに…」
P筒 「長岡さん、自分でフックする理由が分かってます?」
筆者 「いや、それが分かってたら、こうならないですよね?」
筆者 「国民的人気クラブの10代目ですからファンはみんな期待してるし、正直心苦しいのですが、起きた事実は正直に書かざるを得ない。発表直後の練習場試打ではものすごく直進性を感じていたドライバーですが、コースでフックを多発してしまいました……。確かに前作『ナイン』よりもつかまると発表時の練習場試打で感じていたのですが、この日は全く違いました。いつもの自分の悪いところが全て出たというか、自分は深重心の超オートマ1Wは使っちゃいけないのかと凹みました…」 ⇒前回の発表会後の練習場での試打レポ
P編 「酷い曲がりだし、汚い弾道だったね。私もアンダースペックだったからつかまったけど、君ほどの曲がりではなかったし、林の中に入るほどのミスはなかった。つかまる分、アドレスで微調整して出球を右に出せば大きなドローボールになるからね。それより、君は朝『今日はスコアメイクのラウンドにする』と豪語してたのに、ウソばっかりじゃない。1ホールも2打目でフェアウェイに居なかったよね?」
筆者 「はい。何も言い訳できません。でもその前のプライベートで久々の70台が出たし、練習場試打の好結果から『ゼクシオテン』なら絶対にスコアが出ると思っていたんですよ。後ろの組のマーク金井さん、鹿又芳典さん、ツルハラヒロタカさんには“長岡さん、フェアウェイに居ない”“ファーがうるさい”と言われる始末で、もう半泣きでした」
P編 「鹿又さんたちの言うとおり。毎ホールあれだけファーを言わされると、私もノドが枯れたしキャディさんにも迷惑だし、発売前の国民的人気クラブでここまで球を曲げた男は初めてじゃないか。間違いなく、現時点で世界一『ゼクシオテン』で球を曲げた男だよ、君は。11月3日の一般試打会もこれから開始されるけど、12月9日に発売されても、向こう数年は世界記録が破られないんじゃないか?」
P筒 「凄いですね、長岡さん!世界で十数万人もの見込み『ゼクシオテン』ユーザーがいる中で、頂点に立ってますよ!」
筆者 「……。正直、かなりショックです。やっぱり、超アンダースペックの超オートマ1Wって、コントロールが難しいですよね。(筆者のHSは50m/s前後で、純正のSRを中心に打った)フックが多発しだすと、パニックになってどうすりゃいいの!って感じで修正出来なくなりました。その点、筒さんはあれだけつかまるのに、見事に真っすぐ打ってましたよね、持ち球ドローなのに…」
P筒 「長岡さん、自分でフックする理由が分かってます?」
筆者 「いや、それが分かってたら、こうならないですよね?」