球の飛び出し速っ!新『VG3ドライバー』の10.5度がかなり好印象な件
先日からティザー画像が公開される度に記事にしてきた新『VG3ドライバー』。ついに試打クラブを入手して打ってきたので、そのレポート。マニアックチームは前情報のない中、どう感じたのかというと…
配信日時:2017年11月9日 06時24分
この球の速さ、なんですか!?弾きと柔らかさを兼ね備えた不思議な打感
筆者 「これ、一発目からど真っすぐです。めちゃ弾道が強いなぁ。10.5度で純正のSRだったら、大体最初は引っかけるか、吹き上がるかのどっちかなんですが、グイグイ前に飛んできますね。飛んでく球がめっちゃ速い。そんなに力入れて振ってないのに、ネットが可哀想なくらい突き刺さってます…」
P編 「本当だね。いま、全然力入れて振ってないでしょ?HSは42m/sくらいか?長岡にしては珍しく曲がってないね」
P筒 「確かに初速感ありますね、コレ。10.5度って、かなりリアルロフトが近いんじゃないでしょうか。通常アベレージモデルなら、表示よりも+2度くらいは平気でリアルロフトは大きくなりますけど。これ、ドローヒッターで入射角が浅いボクが打つと、すごい高打ち出し・低スピンです。これは飛ぶ弾道ですよ」
P編 「弾くね。本当に強烈だわ、この初速感。おかしいな、タイトリストはプロギアやヤマハと違って、ギリギリ反発を狙ったり絶対にしないメーカーのはずなんだけど。ちょっと、これはきっちり弾道計測器で初速を測らにゃいかんぞ…」
P編 「本当だね。いま、全然力入れて振ってないでしょ?HSは42m/sくらいか?長岡にしては珍しく曲がってないね」
P筒 「確かに初速感ありますね、コレ。10.5度って、かなりリアルロフトが近いんじゃないでしょうか。通常アベレージモデルなら、表示よりも+2度くらいは平気でリアルロフトは大きくなりますけど。これ、ドローヒッターで入射角が浅いボクが打つと、すごい高打ち出し・低スピンです。これは飛ぶ弾道ですよ」
P編 「弾くね。本当に強烈だわ、この初速感。おかしいな、タイトリストはプロギアやヤマハと違って、ギリギリ反発を狙ったり絶対にしないメーカーのはずなんだけど。ちょっと、これはきっちり弾道計測器で初速を測らにゃいかんぞ…」
筆者 「あと、打球音なんですが、なんか素材が『DAT55G』系のものに感じるんですけど…。ちょっと上めやトゥ寄りに外したときに、ガツッていう音が来て、独特の響きです。真ん中を喰うとすごくソフトな感じの響きもあるから、表現が難しいんですけど、トゥ寄りや上めで芯を外すとガキンッ!って感じで、芯や下めだといい音でパキッとか、パシーンって落ち着いた音がします。芯を教えてくれるタイプのドライバーですね」
P筒 「えっ!タイトリストが『DAT55G』はさすがに使わないでしょ。プレスリリースにはチタン素材についての記述はないんですよね?確かに、『DAT』のような独特な音と弾きがありますね。もしかすると、ヘッドの内圧が高いんじゃないでしょうか。この弾きは確かに謎です」
P筒 「えっ!タイトリストが『DAT55G』はさすがに使わないでしょ。プレスリリースにはチタン素材についての記述はないんですよね?確かに、『DAT』のような独特な音と弾きがありますね。もしかすると、ヘッドの内圧が高いんじゃないでしょうか。この弾きは確かに謎です」
P編 「想像だけど、今回ミゾがなくなって、すごくシャローバックになったじゃない。ソール後方にバックウェイトも入っているし、かなり前作よりも慣性モーメントが上がった気がする。この打球音と打感も含めて、初速感があるのはクラウンやヘッド全体の作りが影響している気がするね。すごくバランスのいい作りなのは間違いない。慣性モーメントを上げに行っただけのヘッドだと、曲がらないけど初速感が出ないことが多いんだよ。これはそこを両立しているね」
P筒 「このヘッド、投影面積が大きいから深重心に見えますけど、振っているとそんなに深重心感がないんですよね。46インチで長いのに、すごくヘッドの追従性がいいというか、けっこうコントロール性も高いですよ。これなら、中・上級者も好きだろうなぁ。『917D2』はハードだけど、これだったらど真ん中って人がすごい多そうです」
筆者 「いや、ボクはオートマ感を感じましたけどね。3代目の10.5度の方がオートマ感が高かったかなぁ。ここはシャフトの影響も大きいと思うな。歴代『VG3』は手元しっかりめで、これもそんな感じがしますが、全体に張りがあって先だけがビュンと走る感じじゃないので、操作性もほどよくありますね、叩けるというか…。でも、これトゥに当たると少し右に抜けますね。つかまり一辺倒なクラブではない気がします。振った方向に素直な球が出やすいというか」
P編 「ちょっと、難しい表現になっちゃうけど、バルジがトゥ側はなくて、ヒール側は付いている。真ん中からヒールヒットには強そうな設計だけど、トゥ寄りは構えた時にいい顔に見せるため、あえてこういった設計になっているんだろうね。ちょっと順番が逆になっちゃうけど、PCMラボに戻って詳細計測してみよう」
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P筒 「このヘッド、投影面積が大きいから深重心に見えますけど、振っているとそんなに深重心感がないんですよね。46インチで長いのに、すごくヘッドの追従性がいいというか、けっこうコントロール性も高いですよ。これなら、中・上級者も好きだろうなぁ。『917D2』はハードだけど、これだったらど真ん中って人がすごい多そうです」
筆者 「いや、ボクはオートマ感を感じましたけどね。3代目の10.5度の方がオートマ感が高かったかなぁ。ここはシャフトの影響も大きいと思うな。歴代『VG3』は手元しっかりめで、これもそんな感じがしますが、全体に張りがあって先だけがビュンと走る感じじゃないので、操作性もほどよくありますね、叩けるというか…。でも、これトゥに当たると少し右に抜けますね。つかまり一辺倒なクラブではない気がします。振った方向に素直な球が出やすいというか」
P編 「ちょっと、難しい表現になっちゃうけど、バルジがトゥ側はなくて、ヒール側は付いている。真ん中からヒールヒットには強そうな設計だけど、トゥ寄りは構えた時にいい顔に見せるため、あえてこういった設計になっているんだろうね。ちょっと順番が逆になっちゃうけど、PCMラボに戻って詳細計測してみよう」
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