筆者　「キャロウェイの新作と思しき新ヘッドが、R&Aのコンファーミングリスト（適合リスト）に今日登録されているのを確認しました。キャロウェイに聞いても“発表前で何も言えません”とのことで、この画像から想像するしかないため、お忙しい中集まってもらいました」

PCM編集長（以下、P編）　「年末に向けて忙しくなるのに勘弁してくれよ、委員長」

PCM筒康博（以下、P筒）　「でも、長岡さんの狙いも分かりますよ。今年爆発的ヒットの『GBB EPIC STAR』の後継かもしれないってことでしょう？そりゃ気になりますよ。しかも、R&Aの適合リストに載せるってことは、すぐにでもツアープロが試合投入する可能性があるということですから」

筆者　「さすが、筒さんは話しが早いですね。画像を見る限りでは、ソールの真ん中に『ROGUE』とあります。これまでの『GBB＝グレートビッグバーサ』という文字がどこにもないため『GBB EPIC』シリーズの後継かどうかは分かりません。普通のメーカーなら大体2年に一度新しいモデルが出るため、2016年モデルの後継かな？とも思うんですが、2016年モデルであれば順番的に『XR16』の後継になるのかなぁと。キャロウェイから情報を取れないため、画像からできうる限りの想像を膨らませたいなと」

P筒　「あっ！分かった。ツアー終盤戦では石川遼プロやその他の女子プロでも『GBB EPIC STAR』から『XR16』ドライバーに戻す動きがあったじゃないですか。ここから想像すると、やっぱり『XR16』の後継ということじゃないでしょうか」

P編　「委員長、君は確か、今年の6月の段階でPING『G400』もR&Aの適合リストを見てフライングで記事を書いてたよね？PINGからの発表は7月でその時点では未発表だったのに…。本当にメーカーの広報活動を邪魔するリーク野郎だよ。委員長、いや、工作員には“忖度”という言葉がないのか？」

筆者　「ふっ、愚問を。前から言ってますが、流行語大賞になったとはいえ、ボクの辞書に“忖度”なんて言葉は存在しませんよ。R&Aの適合リストに載って選手が使った時点で、情報は世の中に対してオープンなはずです」

P編　「あの時はチャン・キムがいち早く使っていたから、R&Aの適合リストを確認したんだろ？でも、今回は誰も選手が使用してないじゃないか！『G400』の予想の時はご丁寧に前作とR&Aの画像を比較していたけど、君はヘッド体積が15cc減ることを見抜けていなかったし」

筆者　「だからお集まり頂いたんですよ！確かにボクは『G400』のヘッド体積減を見抜けませんでしたが、PCMのお二人ならこの画像から正確にどんなクラブか予想できるはずでしょ？だから今回の『ROGUE』の予想が外れたらPCMの信用問題になりますよ、真剣にやってください！」

P編　「ぐぬぬ…。何で我々が脅されなきゃいけないんだよ！赤信号をみんなで渡れば怖くないというのは、君の都合だろ。我々を利用して正確な予想をするつもりとは、相変わらずの汚い魂胆だな。筒さん、帰ろう。テロリストの片棒を担ぐわけにはいかん」

筆者　「おっと、そうはいきません。今日は予想するまで帰しませんよ。ボクの過去の予想外しを批判したんだから、きちんと予想するまで拉致です！」

P筒　「村田さん、今回も無慈悲な要求に従うしかなさそうです…。長岡さんがリモコンとビール瓶を隠し持ってる可能性もありますから…」

P編　「ぐぬぬぬぬ…」