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    スクープ!!!P編がビンゴすぎて驚愕。テーラー『M3』ドライバー?の脳内試打

    PCM編集長の村田辰也氏から緊急招集が。「長岡、とんでもない情報が入った。今すぐ来い!」急ぎ駆けつけると、確かに…。P編の慧眼には恐れ入りました…。っていうか、この画像、ホンモノ?

    配信日時:2017年12月20日 05時30分

    • ギア

    PCMの計測員の筒が必殺技の【脳内試打】を提案…

    PCMの計測員かつ、フィッターの筒。テスター歴も長いけど…

    PCMの計測員かつ、フィッターの筒。テスター歴も長いけど…

    筒 「長岡さん、この画像がホンモノかどうかはまだ分かりませんよ。でも、画像を見ればだいたいどんな性能か分かるんです。もちろん、実際にモノが目の前にあって、計測すればヘッド性能を丸裸には出来るんですが、PCMには必殺技がありますから!」

    筆者 「なんです?その怪しいトーク展開…」

    筒 「これまでPCMはヘッドもシャフトも詳細に計測して、必ず計測データと試打の整合性をセットにしてゴルフクラブの性能を解き明かしてきました。その本数は数千本を超えます。で、たとえばネットが今ほどじゃなかった昔を想像してほしいのですが、海の向こうのクラブとか、カタログ画像から性能を想像するしかない状況ってかなりあったじゃないですか。それでも大丈夫なんです」

    筆者 「また大げさなこと言って、ウソ臭い!」

    村田 「でも、アマチュアゴルファーも同じだろ?我々みたいにどんなヘッドでも入手して計測してテストできる環境がアマチュアに潤沢にあるのか?雑誌やWEBなどテスターコメントを見て、自分に合いそうかどうか、想像するしかないじゃない。その時ゴルファーはどうしていると思う?」

    筆者 「いや、だから想像してるんでしょう?」

    筒 「もちろん想像なんですが、みんなゴルファーなら【脳内試打】してるはずですよ。ボクはこれまでのゴルフ人生ずっとそうでしたが、お金がなくてクラブを買えない時代から、ずっと欲しいクラブを脳内試打して、少ない購入チャンスを失敗しないように脳内でシミュレーションしてきました。今は、詳細な計測データが膨大にある上、各社の設計傾向が分かっていますし、過去の試打の経験値もあるので、脳内試打が大幅に外れることはほぼありません」

    筆者 「ちょっと待って、混乱してきた…。村田さんはエージェントから未発表の『M3』画像を入手した上で【Y字スライドをビンゴ】するし、筒さんは【脳内試打】というオカルトな必殺技出してくるし、あなた達はいったい何者なんですか!」

    村田 「ただのPCMだよ。世界中のゴルフクラブを解明して、最高のクラブをゴルファーが手に入れるためのお手伝いをするだけだ。筒さん、【脳内試打】は終わったかい?」

    未発表かつホンモノか不明な『M3』を脳内試打!

    【脳内試打】を行う筒。ホントに分かるのかよ!

    【脳内試打】を行う筒。ホントに分かるのかよ!

    筒 「終わりました。過去の傾向からして、テーラーはアスリート好みの打感を大きく変えたことはありませんし、ヘッド重量もアスリート向けだと201〜206gくらいと重めの仕上がりです。これに、前作『M1440』と『M1460』、その前の代の『M1430』と『初代M1 460』のデータと試打フィーリングを重ねて検討して脳内試打した結果が出ました」

    筆者 「で?脳内シミュレーションではどんなヘッドですか?」

    筒 「今までの『M1』 シリーズのピーキーさというか、ヘッドが俊敏に動き過ぎる要素が取れていて、安定系にシフトしています。今は後ろのウェイトをYのヒール寄り後方と前のウェイトを真ん中に配置した場合で、ヘッドスピード43m/sのややつかまらない人という想定で、ドンピシャにハマります。重心距離でいえば37.5ミリ、重心深度で38ミリ。今までより確実に重心が深くて安定していますよ」

    筆者 「……。(本当かよ!)」

    村田 「筒さん、これまで出来なかったY字の両端にウェイトを配置してみたらどうなる?」

    筒 「同じ人が打ったと想定して、最高到達点が10ヤード高くなって、超ヘッド挙動が安定します。ハイストレート製造機で、ミスにすごく強くなります。重心距離が39ミリ、重心深度が41.5ミリくらい。PINGの『G400』っぽいです」

    村田 「だろうね。じゃあ、同じヘッドスピードでチーピンに悩んでいる人にY字のトゥ側設定で試打してみて」

    筒 「この位置の2個ウェイトは超効きますね〜。つかまりが抑制されて、重心距離が42ミリ、重心深度が43ミリになっています。PINGの『G30』や『i25』に近くなりましたね、この設定だとチーピンは皆無で、DJはこのポジションかも…」

    村田 「分かるよ。じゃあ、最後は2個のウェイトをY字の根元にくっつけて」

    筒 「うわっ、コレは別物だわ。打ち出し角がさっきより3.5度低くなって、スピン量も2000rpmくらいと500rpm程度減りました。操作性が抜群でこのヘッドスピードだと強いライナードローです。重心距離は36ミリ、重心深度も36ミリで、昔の400〜420ccくらいのヘッド挙動に感じるので、コレならタイガーは意のままに操れるでしょうね」

    村田 「OK。筒さん、大変だったね、お疲れ様」

    筆者 「いやいや、打ってねェ〜し!疲れてるわけねェ〜し!!」
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    ⇒この画像がホンモノだとすれば…

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