松山英樹、S・ガルシア、X・シャウフェレ、J・ダフナー。2018年の新用具契約は何にどう影響する?
2017年末から2018年明けのわずかな期間を休んでいるうちに、PGAツアーは新たな局面に入っています。新しい年を迎え、新契約絡みのニュースとともに、新年を占って参りましょう!
配信日時:2018年1月5日 04時12分
テーラーメイドとキャロウェイは、何かと共通点が多い!
筆者 「でも、松山英樹はドライバーがずっとキャロウェイ『GBB』だったので、ダンロップではなく、キャロウェイと契約する可能性もあるなぁと個人的に予想してたのですが、外れてしまいました…」
筒 「まぁ、そう想像するのも分かりますよ。スリクソンのドライバーを何度かテストしているようですが、使用には至っていませんから」
PC村田 「でも、松山プロ自らが開発に携わった『Z-STAR XV』は相当気に入っているはずだし、アイアンもウェッジもピンを刺す能力が世界トップの中でも極めて高いわけでしょ、彼は。ドライバーだけじゃ、キャロウェイに変わる理由にならないと私は思ってたよ」
筆者 「結果論で後出しジャンケンはズルい気もしますが、確かにそうなんですよね…。メジャー獲りを目指す上で【使い慣れた信頼できるボール】というのは非常に大きいと思います。でも…」
筒 「ザンダー・シャウフェレとセルヒオ・ガルシアという、テーラーメイドのボールとクラブに慣れ親しんだプロがキャロウェイに行っちゃったじゃないか!と言いたいんでしょ?ガルシアは去年マスターズを獲ってますから、その点ではアガっちゃってますが」
PC村田 「テーラーメイドも親会社が変わったことで、今までどおりにいかない事情があるんじゃないの?ただでさえ、世界のトップどころを抱え過ぎなくらい抱えてきたしさ。ちょっとくらい他社に分けてあげても問題ないでしょ。それに、テーラーメイドとキャロウェイは多くの共通点があるような気がするんだけど…」
筆者 「飛ぶウッドづくりが上手いメーカーで、アイアンはプロの要望に応じて様々なプロトタイプをすぐに提供できる体制だということですよね?しかも、ボールのシェアをこれから追い求めなきゃいけない立場という意味で、著名な契約プロをアイコン的に求める必要がある事情も似たものを感じます」
筒 「なるほど。両社が大物プロを欲しがる理由を、ボールのシェアを伸ばしたいと長岡さんは見るわけですね。でも、それ意外にも共通点がありますよ。特にウッド関係で徹底的に新テクノロジー主義ですよね。革新的なテクノロジーを持つクラブを次々投入してきて、開発サイクルが早いという点が個人的には被りますね」
筒 「まぁ、そう想像するのも分かりますよ。スリクソンのドライバーを何度かテストしているようですが、使用には至っていませんから」
PC村田 「でも、松山プロ自らが開発に携わった『Z-STAR XV』は相当気に入っているはずだし、アイアンもウェッジもピンを刺す能力が世界トップの中でも極めて高いわけでしょ、彼は。ドライバーだけじゃ、キャロウェイに変わる理由にならないと私は思ってたよ」
筆者 「結果論で後出しジャンケンはズルい気もしますが、確かにそうなんですよね…。メジャー獲りを目指す上で【使い慣れた信頼できるボール】というのは非常に大きいと思います。でも…」
筒 「ザンダー・シャウフェレとセルヒオ・ガルシアという、テーラーメイドのボールとクラブに慣れ親しんだプロがキャロウェイに行っちゃったじゃないか!と言いたいんでしょ?ガルシアは去年マスターズを獲ってますから、その点ではアガっちゃってますが」
PC村田 「テーラーメイドも親会社が変わったことで、今までどおりにいかない事情があるんじゃないの?ただでさえ、世界のトップどころを抱え過ぎなくらい抱えてきたしさ。ちょっとくらい他社に分けてあげても問題ないでしょ。それに、テーラーメイドとキャロウェイは多くの共通点があるような気がするんだけど…」
筆者 「飛ぶウッドづくりが上手いメーカーで、アイアンはプロの要望に応じて様々なプロトタイプをすぐに提供できる体制だということですよね?しかも、ボールのシェアをこれから追い求めなきゃいけない立場という意味で、著名な契約プロをアイコン的に求める必要がある事情も似たものを感じます」
筒 「なるほど。両社が大物プロを欲しがる理由を、ボールのシェアを伸ばしたいと長岡さんは見るわけですね。でも、それ意外にも共通点がありますよ。特にウッド関係で徹底的に新テクノロジー主義ですよね。革新的なテクノロジーを持つクラブを次々投入してきて、開発サイクルが早いという点が個人的には被りますね」
シャウフェレもガルシアも、キャロウェイでまったく問題ナシ!だってボールが…
PC村田 「でも、ガルシアはテーラーメイドのボールを使って長いよね。いきなりキャロウェイに替えて大丈夫なんだろうか。シャウフェレがどれくらいテーラーメイドのボールを使っていたのか分からないけど、2人ともウエアがアディダスでキャップのサイドにキャロウェイロゴが入っているね」
筆者 「ボクの極秘なネタ元の情報によれば、まったく問題ないとのことです」
PC村田 「なんでだよ?」
筆者 「テーラーメイドとキャロウェイには、もう一つの共通点があるんです。それは、2017年に米国市場で大幅にボールシェアを引き上げることに成功した点です。なぜシェアが上がったか?性能的な共通点があるそうですよ」
アラブ加藤 「飛ぶってこと?」
筆者 「ボクの極秘なネタ元の情報によれば、まったく問題ないとのことです」
PC村田 「なんでだよ?」
筆者 「テーラーメイドとキャロウェイには、もう一つの共通点があるんです。それは、2017年に米国市場で大幅にボールシェアを引き上げることに成功した点です。なぜシェアが上がったか?性能的な共通点があるそうですよ」
アラブ加藤 「飛ぶってこと?」
筆者 「テーラーメイドは昨年『TP5』と『TP5x』を出しましたが、契約プロにすごく好評でした。ドライバーで高初速・低スピンで飛ばせて、アプローチもそこそこ高スピンがかかるというのはボクも実感していてエースボールに『TP5x』を選んでます。でも、そこはその他の全てのメーカーが追求しているところ。他のツアーボールと違って評価されているのは【ミドルアイアンが低スピンなこと】なんですって。そして、これはキャロウェイも同じ方向性だと」
アラブ加藤 「でも、ミドルアイアンのスピン量が減ったら、球を止めづらくなるんじゃないの?」
筒 「確かにアマチュアのヘッドスピードだとそういうこともあるでしょうが、PGAツアープロにとっては有り難いでしょう。ここ数年来、PGAツアーはディスタンスゲーム化していますし、ミドルアイアンでスピン量を落とせると、届く範囲が単純に伸びます。しかも、彼らはアイアンショットをスピンで止めるというよりは、硬いグリーン面に高弾道で真上から落として止める方向なため、軽量スチールを長めに組む選手もたくさんいます。ボールでスピン量が減らせるということは、じゃっかん高打ち出しにもなりますからね。しかし、ミケルソンにしろガルシアにしろ、キャリア終盤をキャロウェイで迎えるにはボールの性能もあるのかもしれませんね」
アラブ加藤 「でも、ミドルアイアンのスピン量が減ったら、球を止めづらくなるんじゃないの?」
筒 「確かにアマチュアのヘッドスピードだとそういうこともあるでしょうが、PGAツアープロにとっては有り難いでしょう。ここ数年来、PGAツアーはディスタンスゲーム化していますし、ミドルアイアンでスピン量を落とせると、届く範囲が単純に伸びます。しかも、彼らはアイアンショットをスピンで止めるというよりは、硬いグリーン面に高弾道で真上から落として止める方向なため、軽量スチールを長めに組む選手もたくさんいます。ボールでスピン量が減らせるということは、じゃっかん高打ち出しにもなりますからね。しかし、ミケルソンにしろガルシアにしろ、キャリア終盤をキャロウェイで迎えるにはボールの性能もあるのかもしれませんね」
アラブ加藤 「確かに、去年のメジャーを見ていても、PGAツアーのトップどころは、アイアンの飛距離がえげつないですもんね。アドレナリンもあるでしょうけど、190ヤードを8番とか9番とかいう選手も珍しくないですもんね。自分よりはるかに寝たロフトのアイアンなのに、距離が違い過ぎて引いてしまいます…」
筆者 「シャウフェレもガルシアも、『TP5シリーズ』のそういった良さを持つキャロウェイのボールになるわけですから、ボクは大丈夫なはずだと思うんですよね」
アラブ加藤 「そう聞くと、松山英樹がテーラーメイドかキャロウェイのボールを使ったらどうなるのか、見てみたかった気もするなぁ〜」
PC村田 「さっきと言ってることが真逆じゃないか!もう一度聞くけど、本当に日本人なの?」
アラブ加藤 「だから、日本人ですって!」
筒 「何人でもいいじゃないですか。我々はみんな宇宙人ですから」
PC村田 「……。(君らは【変わり者】という意味での宇宙人だけどね)」
Text/Mikiro Nagaoka
筆者 「シャウフェレもガルシアも、『TP5シリーズ』のそういった良さを持つキャロウェイのボールになるわけですから、ボクは大丈夫なはずだと思うんですよね」
アラブ加藤 「そう聞くと、松山英樹がテーラーメイドかキャロウェイのボールを使ったらどうなるのか、見てみたかった気もするなぁ〜」
PC村田 「さっきと言ってることが真逆じゃないか!もう一度聞くけど、本当に日本人なの?」
アラブ加藤 「だから、日本人ですって!」
筒 「何人でもいいじゃないですか。我々はみんな宇宙人ですから」
PC村田 「……。(君らは【変わり者】という意味での宇宙人だけどね)」
Text/Mikiro Nagaoka