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    キャロウェイ『ローグ(ROGUE)』シリーズの全貌が判明!!砂時計型の2本の柱がFW&UTにも!

    1月9日14時、本日ついにキャロウェイ『ROGUE』シリーズの発表会です。いったいどんなテクノロジーが搭載されたクラブなのか?まとめてみました。

    配信日時:2018年1月9日 05時14分

    • ギア

    「飛び系アイアン=打感が硬い」は過去のものになった!

    薄いフェースとの間に「マイクロスフィア」と呼ばれる振動吸収材が!

    薄いフェースとの間に「マイクロスフィア」と呼ばれる振動吸収材が!

    昨年大幅に増えた、7番アイアンのロフトが26度近辺という、超ぶっ飛び系アイアン。キャロウェイも『EPIC STAR』アイアンを大ヒットさせているが、他社のものも含めて「飛び系アイアンは打感が硬い」という多くのゴルファーの声があるという。

    「アイアンの開発には、非常に難問がつきまといます。飛距離性能を高めようとしてフェースを薄くすれば必ず打感が硬くなります。そして、打感を柔らかくしようとすれば、必ずフェースが分厚くなり、反発性能は落ちてしまいます。この矛盾する難題を解決させたのが『ROGUE STAR』アイアンです」(寺門氏)

    難題の解決はやはりテクノロジー。新素材を手に入れたのだという。

    「【新ウレタンマイクロスフィア】と呼ぶインサートを入れることで、反発がいいのに打感がいいという、両立をさせることに成功しました。これは、球体の粒子(光学顕微鏡で見ると)を高めたものを入れていて、高初速&好フィールになる特殊な新素材です。一般的な飛び系アイアンは振動を吸収するため、樹脂をバックフェースに張り込むことが多く、キャロウェイもこれまではそうしてきました。ただ、樹脂を張ると、フェースのたわみを押さえ込んで反発を抑制してしまうことが判明したので、これは避けなければなりません」(寺門氏)

    では、具体的にはどうしたのか?

    「スポンジのような構造になっている【新ウレタンマイクロスフィア】は、ヘッド内部にインサートしても、これまでの樹脂パーツとは違ってフェースのたわみを制限しません。つまり、とても薄いNEW VFTフェースを採用しているロフト27度の飛び系アイアンでありながら、打感や打球音といったフィーリング面を劇的に高めることが出来ました」(寺門氏)

    また、『EPIC STAR』アイアンには100gものタングステンが内蔵されていたが、今回はトゥ寄りに15〜30gにとどまったという。理由は、「キャビティ構造にしたため、EPICよりも少なくてすむ」とのこと。また、サイズや形状にも見直しがなされたという。
    7Iのロフト27度の『ROGUE STAR』(左)、ロフト30度の『ROGUE』(右)

    7Iのロフト27度の『ROGUE STAR』(左)、ロフト30度の『ROGUE』(右)

    「前述のEPICとROGUEの棲み分けということもあるのですが、ロフト26度の『EPIC STAR』アイアンが小ぶりだったのに対し、『ROGUE STAR』アイアンは昔ながらのキャロウェイらしいやさしい形状で、サイズもかなり大きめです。また、通常のロフト感覚で打ちたい人向けには数量限定で『ROGUE』アイアン(7Iのロフト30度)もご用意しています」(寺門氏)

    アイアンはウッド類の2月23日発売ではなく、4月ごろの発売と、少し遅れるという。ご覧のように各カテゴリーにおいて、強力な新テクノロジーを持つと判明した『ROGUE』。打ってみてどう感じるか?は、プロゴルファー、アマチュア試打の両方を後日お伝えすることにする。


    Text/Mikiro Nagaoka

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