キャロウェイ『ローグ(ROGUE)』のアマ試打レポ。『エピック』とどんな性能差を感じたか?
契約プロの打った第一印象に引き続き、その翌日に行われた、フェニックスカントリークラブでの18ホールのアマチュア試打インプレをお届けしましょう。打ったのは筆者とアルバ本誌ギア担当のTANABEEこと田辺です。
配信日時:2018年1月14日 06時16分
目次 / index
まずは『ローグスター』ドライバー。石川遼が言ったとおり、ハイドロー製造機!
⇒ROGUEシリーズのテクノロジー全貌!
⇒ROGUEシリーズの記者発表のまとめ
⇒ROGUEシリーズの契約プロ試打レポ
筆者 「キャロウェイの発表内容とプロの第一印象を聞く限り、『ローグスター(ROGUE STAR)』は『GBBエピックスター』よりもかなりやさしくなっていると予想できるね。ラウンド用に試打クラブが間に合わなかったのが残念すぎたけど、その後、自分は別件でテストをした。石川遼の言うとおり、実際ハイドローしか出なかったね」
田辺 「フェニックスカントリークラブのラウンド試打では、『ローグ(ROGUE)』ドライバーと『ローグサブゼロ(ROGUE SUB ZERO)』ドライバーばかりを打ちましたが、この限定発売モデル2つに関しても、十分につかまることは体感できましたので、一般ゴルファー向けの『ローグスター』ドライバーに関しては、最もつかまって上がりやすいモデルであることに疑いはありません。深堀圭一郎プロのインプレッション通りなんじゃないですか?」
筆者 「かなり投影面積が大きくなったけど、田辺的にはどう?」
田辺 「エピックスターよりもかなり後ろに長くなりましたよね。トゥにもボリュームが増したみたいですが、とにかく安心感があります。ボク個人にとってはここまで大きい必要はないですが、一般アベレージゴルファーにとっては視覚的なやさしさは極大レベルと言っていいと思いますよ。それに、上田桃子プロが言っていたように、ヘッドの据わりがすごくいいことに好感を覚えます」
⇒ROGUEシリーズの記者発表のまとめ
⇒ROGUEシリーズの契約プロ試打レポ
筆者 「キャロウェイの発表内容とプロの第一印象を聞く限り、『ローグスター(ROGUE STAR)』は『GBBエピックスター』よりもかなりやさしくなっていると予想できるね。ラウンド用に試打クラブが間に合わなかったのが残念すぎたけど、その後、自分は別件でテストをした。石川遼の言うとおり、実際ハイドローしか出なかったね」
田辺 「フェニックスカントリークラブのラウンド試打では、『ローグ(ROGUE)』ドライバーと『ローグサブゼロ(ROGUE SUB ZERO)』ドライバーばかりを打ちましたが、この限定発売モデル2つに関しても、十分につかまることは体感できましたので、一般ゴルファー向けの『ローグスター』ドライバーに関しては、最もつかまって上がりやすいモデルであることに疑いはありません。深堀圭一郎プロのインプレッション通りなんじゃないですか?」
筆者 「かなり投影面積が大きくなったけど、田辺的にはどう?」
田辺 「エピックスターよりもかなり後ろに長くなりましたよね。トゥにもボリュームが増したみたいですが、とにかく安心感があります。ボク個人にとってはここまで大きい必要はないですが、一般アベレージゴルファーにとっては視覚的なやさしさは極大レベルと言っていいと思いますよ。それに、上田桃子プロが言っていたように、ヘッドの据わりがすごくいいことに好感を覚えます」
「『ローグスター』は据わりがむちゃくちゃいい」(上田桃子)コレは、クラブのトリセツと呼べるのかも…
筆者 「確かに桃ちゃんは、最年少賞金女王を獲ったときに愛用していた『X18』ドライバーを彷彿させるくらいヘッドの据わりがいいし、自身がこの据わりを重視すると言っていたね。でも、ヘッドを浮かして構える人も全ゴルファーのうち何割かはいるわけじゃない。この据わりの部分は性能と呼べるのかな?」
田辺 「今回の『ローグスター』ドライバーに関しては、確実に性能だと言えるでしょう。シャローフェースで、これだけの極大な投影面積で、ピタッとヘッドが地面に貼り付くように据わりがいいです。一旦置けばそれ以外のポジションで構えられないほど、アドレス位置がピタッと決まってしまいます。石川遼プロが“見た目どおりに任せればいい”と言ってましたが同感です。この据わりはキャロウェイが狙って作っているはずで、このアドレスポジションから打てばどんなゴルファーにもつかまりと上がりを提供することが出来るというメッセージでしょうね。どんなゴルファーに対しても、『ローグスター』ドライバーには取扱説明書が付いているようなものです。“何も考えずに、据わり通りに打ってください”と。ある意味、『GBBエピックスター』にはソレがなかったので、『ローグスター』に関しては、性能を全員が体感できるように据わりをかなり限定させたんじゃないでしょうか」
筆者 「良いこと言うねぇ。この据わり=トリセツだと。人によってはフックフェースが嫌だと言う人もいると思うんだけど、確かにスライサーや球が上がらないことを嫌がる人にとって、この据わりはトリセツだね。この据わりを信じて打てば、ハイドローしか出ないもん。それに、ペタンと地面に貼り付く感じだから、ティアップを変に高くしたりしないから、上下打点のミスも減ると思う」
田辺 「確かにそれはあるかもしれませんね。一般ゴルファーは球を上げたくてティアップをむやみやたらと高くする人も多いです。コレでは、上下の打点ミスが多くなりますよね」
筆者 「しかも、『ローグスター』は深堀さんや桃ちゃんが言うとおり、打感も球持ちが良くなって、出球の操作性が良くなっているのが嬉しいね。『GBBエピックスター』って、パキーン!と爆音がする印象もあって、球離れが速すぎるというか、高反発みたいに出球が速すぎてコントロール性に欠ける印象もあった。『ローグスター』の一旦食いついてから飛び出していく感じがあれば、特にヘッドスピードが速い人は出球をコントロールできる感じが出てくるよね。それでいて初速がエピックより速いと」
田辺 「今回の『ローグスター』ドライバーに関しては、確実に性能だと言えるでしょう。シャローフェースで、これだけの極大な投影面積で、ピタッとヘッドが地面に貼り付くように据わりがいいです。一旦置けばそれ以外のポジションで構えられないほど、アドレス位置がピタッと決まってしまいます。石川遼プロが“見た目どおりに任せればいい”と言ってましたが同感です。この据わりはキャロウェイが狙って作っているはずで、このアドレスポジションから打てばどんなゴルファーにもつかまりと上がりを提供することが出来るというメッセージでしょうね。どんなゴルファーに対しても、『ローグスター』ドライバーには取扱説明書が付いているようなものです。“何も考えずに、据わり通りに打ってください”と。ある意味、『GBBエピックスター』にはソレがなかったので、『ローグスター』に関しては、性能を全員が体感できるように据わりをかなり限定させたんじゃないでしょうか」
筆者 「良いこと言うねぇ。この据わり=トリセツだと。人によってはフックフェースが嫌だと言う人もいると思うんだけど、確かにスライサーや球が上がらないことを嫌がる人にとって、この据わりはトリセツだね。この据わりを信じて打てば、ハイドローしか出ないもん。それに、ペタンと地面に貼り付く感じだから、ティアップを変に高くしたりしないから、上下打点のミスも減ると思う」
田辺 「確かにそれはあるかもしれませんね。一般ゴルファーは球を上げたくてティアップをむやみやたらと高くする人も多いです。コレでは、上下の打点ミスが多くなりますよね」
筆者 「しかも、『ローグスター』は深堀さんや桃ちゃんが言うとおり、打感も球持ちが良くなって、出球の操作性が良くなっているのが嬉しいね。『GBBエピックスター』って、パキーン!と爆音がする印象もあって、球離れが速すぎるというか、高反発みたいに出球が速すぎてコントロール性に欠ける印象もあった。『ローグスター』の一旦食いついてから飛び出していく感じがあれば、特にヘッドスピードが速い人は出球をコントロールできる感じが出てくるよね。それでいて初速がエピックより速いと」
『ローグスター』は『エピックスター』よりはるかに簡単。常につかまって上がるから、練習不要!?
田辺 「長岡さんは日本仕様の『GBBエピックスター』にかなり好感触を持っていたんですよね?米国仕様の『GBBエピックサブゼロ』を購入した後も“日本仕様のエピックスターを買えば良かった”って、かなり後悔してましたよね?本音で言って、今回の『ローグスター』とどっちが良いんですか?」
筆者 「オレにとどのつまりを言わせようってか、難しい質問だなぁ。むちゃくちゃ練習をしていて、常に好調をキープ出来るなら『GBBエピックスター』を選ぶね。『GBBエピックスター』って不思議なクラブで、10.5度のSRで、オレのヘッドスピード(50m/s以上)でぶちかましても、ナイスショットは低スピンかつ中弾道ドローの一番飛ぶ球が打てるんだよ。でも、正直一般ゴルファーにとっては、上がらない、ドロップしちゃうという人も多かったと思う」
田辺 「ということは、エピックスターでファイナルアンサー?」
筆者 「最後まで聞けって。ぶっちゃけ、2017年は2回しか練習場に行ってないんだけど、ここまで練習量が少ないとその日の調子なんて運任せだよね。この現状で考えれば『ローグスター』しかないと思う。自分のヘッドスピードに合う合わないを別にして、この2つから選ぶとなれば、明らかにミスへの強さが違いすぎるからね。数値化するなら、エピックスターよりもローグスターは1.3〜1.5倍くらい高い球が常に打てる。スピン量は平均2、300回転くらい多くなって深堀さんが言ってたようにキャリーが安定しやすく、ミス許容度で言えば、エピックスターの1.5倍は軽くあると思うね。つかまり度についても長くなったのに1.3倍くらい簡単につかまると思うなぁ。この練習量の少なさでも、OBを限りなくゼロに近づけられる可能性を感じるね」
田辺 「え!長岡さんでもOBゼロですか、それは大事件ですよ。でも、軟派だなぁ〜。もっと練習して、自分の技量を引き上げましょうよ、アルバをしっかり読んで!」
筆者 「うるさいなぁ、分かってるよ!」
筆者 「オレにとどのつまりを言わせようってか、難しい質問だなぁ。むちゃくちゃ練習をしていて、常に好調をキープ出来るなら『GBBエピックスター』を選ぶね。『GBBエピックスター』って不思議なクラブで、10.5度のSRで、オレのヘッドスピード(50m/s以上)でぶちかましても、ナイスショットは低スピンかつ中弾道ドローの一番飛ぶ球が打てるんだよ。でも、正直一般ゴルファーにとっては、上がらない、ドロップしちゃうという人も多かったと思う」
田辺 「ということは、エピックスターでファイナルアンサー?」
筆者 「最後まで聞けって。ぶっちゃけ、2017年は2回しか練習場に行ってないんだけど、ここまで練習量が少ないとその日の調子なんて運任せだよね。この現状で考えれば『ローグスター』しかないと思う。自分のヘッドスピードに合う合わないを別にして、この2つから選ぶとなれば、明らかにミスへの強さが違いすぎるからね。数値化するなら、エピックスターよりもローグスターは1.3〜1.5倍くらい高い球が常に打てる。スピン量は平均2、300回転くらい多くなって深堀さんが言ってたようにキャリーが安定しやすく、ミス許容度で言えば、エピックスターの1.5倍は軽くあると思うね。つかまり度についても長くなったのに1.3倍くらい簡単につかまると思うなぁ。この練習量の少なさでも、OBを限りなくゼロに近づけられる可能性を感じるね」
田辺 「え!長岡さんでもOBゼロですか、それは大事件ですよ。でも、軟派だなぁ〜。もっと練習して、自分の技量を引き上げましょうよ、アルバをしっかり読んで!」
筆者 「うるさいなぁ、分かってるよ!」