キャロウェイ『ローグ(ROGUE)』のアマ試打レポ。『エピック』とどんな性能差を感じたか?
契約プロの打った第一印象に引き続き、その翌日に行われた、フェニックスカントリークラブでの18ホールのアマチュア試打インプレをお届けしましょう。打ったのは筆者とアルバ本誌ギア担当のTANABEEこと田辺です。
配信日時:2018年1月14日 06時16分
上田桃子が「球を拾ってくれる」とべた褒めする『ローグスター』FW。コレは買い!
筆者 「結論から先に言うね。このFWはマストバイだと思う。発売前(2月23日)だけど、名器だと認定できるわ」
田辺 「長岡さん、ちょっと大げさ過ぎません?簡単に名器認定なんてしないでくださいよ」
筆者 「打てば分かるじゃん。脳内試打の時に筒さんが言っていた部分がビンゴだったと思うんだけど、桃ちゃんも言うとおり、すごく地面の上から結果を出してくれるFWだよ。FP(フェースプログレッション)が大きくなっていて、打ち出しが高くなりやすくて、悪ライから球を拾ってくれる。それでいて、300ヤードスプーンとして大ヒットした『X HOT』と同じヘッド内部のフェース下部に付いたスタンディングウェイトで浅重心になっている。高打ち出し・低スピンに加えて、2本の柱の高初速と来ている。本当にキャロウェイはFWを作るのがうまいと感じるね」
田辺 「同感ですが、べた褒めし過ぎじゃないですか。ちょっとは気になる部分ってないんですか?情報が一方的すぎますよ」
田辺 「長岡さん、ちょっと大げさ過ぎません?簡単に名器認定なんてしないでくださいよ」
筆者 「打てば分かるじゃん。脳内試打の時に筒さんが言っていた部分がビンゴだったと思うんだけど、桃ちゃんも言うとおり、すごく地面の上から結果を出してくれるFWだよ。FP(フェースプログレッション)が大きくなっていて、打ち出しが高くなりやすくて、悪ライから球を拾ってくれる。それでいて、300ヤードスプーンとして大ヒットした『X HOT』と同じヘッド内部のフェース下部に付いたスタンディングウェイトで浅重心になっている。高打ち出し・低スピンに加えて、2本の柱の高初速と来ている。本当にキャロウェイはFWを作るのがうまいと感じるね」
田辺 「同感ですが、べた褒めし過ぎじゃないですか。ちょっとは気になる部分ってないんですか?情報が一方的すぎますよ」
筆者 「そうだなぁ、気になる部分としては、オレにとっては打感が軽過ぎるということくらいかなぁ。もうちょっとズシッと手応えがある打感の方がコントロールできると感じるけど、ヘッドスピードが遅い人にとっては重い打感はネガ要素でもあるしね。音は柏原明日架が言っているように、球持ち感は増しているんだけど、弾きがすごいからか、オレにとっては打感が軽い印象はあるけど、それを補ってお釣りがくるくらい性能が高いと感じたよ」
田辺 「それって、あのロングを2オンした場面で感じたんですか?」
田辺 「それって、あのロングを2オンした場面で感じたんですか?」
筆者 「そう。一緒に回っていたキャロウェイの寺門さんも驚いていたんだけど、ボールが半分くらい沈んだ洋芝のラフからどうせ届かないだろうと、残り245ヤードから適当に振り抜いたんだよ。別に強振したわけでもなんでもなく。グリーンに届くこともまったく期待していなかったんだけど、結果は高弾道フェードでグリーン奥まで到達したのにはビックリしたね。地面から打ってこんなに射程距離が伸びるFWはなかなかない。今使っているエースFWの『RBZステージ2』よりも確実に武器になると実感した場面だね」
田辺 「確かに、打つ前は2本の柱が入ってクラウンのたわみがなくなった上にスーパー浅重心だから、本当に球が上がるの?ってキャロウェイに突っ込んで困らせてましたよね?ボクも3Wを何度か打ちましたが、しっかり球は上がってました」
筆者 「上がるよ。少なくとも、自分のエースFWで名器認定している『RBZステージ2』よりもはるかに簡単に上がる。上がるだけじゃなくて、しっかり前に距離も稼ぐ。ティショットで飛ぶ低スピンFWってけっこう数はあるんだけど、結局は地面からいかに簡単に距離を稼げるか?で判断しなきゃ意味がないと思うんだよね。その点、コレは完全に“買い”。これだけ出球を高く出せると、3Wが使えないというヘッドスピードが遅い人も使える人が多いと思う」
田辺 「確かに、打つ前は2本の柱が入ってクラウンのたわみがなくなった上にスーパー浅重心だから、本当に球が上がるの?ってキャロウェイに突っ込んで困らせてましたよね?ボクも3Wを何度か打ちましたが、しっかり球は上がってました」
筆者 「上がるよ。少なくとも、自分のエースFWで名器認定している『RBZステージ2』よりもはるかに簡単に上がる。上がるだけじゃなくて、しっかり前に距離も稼ぐ。ティショットで飛ぶ低スピンFWってけっこう数はあるんだけど、結局は地面からいかに簡単に距離を稼げるか?で判断しなきゃ意味がないと思うんだよね。その点、コレは完全に“買い”。これだけ出球を高く出せると、3Wが使えないというヘッドスピードが遅い人も使える人が多いと思う」
2本の柱が入った『ローグスター』UT。キャロ顔のアイアン。両方とも出球が高い!
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2本の柱が入った『ローグスター』UT
田辺 「FWにも共通するんですが、『ローグスター』UTも出球が高いですよね。これはロフト27度の『ローグスター』アイアンにも同じことを感じました。2本の柱でクラウンのたわみを抑制することは初速を高める目的だと思うのですが、意外に出球が全般に高いことが実感できました。これ、もしかして新しい『クロムソフト』や『クロムソフトX』のボールの効果なのかなぁ…」
筆者 「まぁ、その可能性も十分にあるよね。『ローグスター』アイアンに関しては、下手すると『エピックスター』アイアンよりも、キャリーが安定していると感じたよ。低重心すぎるアイアンは当たり方によってドロップする可能性もあるからね。『ローグスター』アイアンはウレタンマイクロスフィアと呼ばれる緩衝剤がウリになっていて、確かに現時点では、ぶっ飛び系アイアンの中では最も打感が柔らかいと言い切っていいと思う。激しいグースで丸っこいキャロ顔が好きな人には魅力は大きいと感じるよ」
田辺 「なんか、『ローグスター』アイアンの顔そのものは気に入っていないと聞こえるのは気のせいですか?」
筆者 「鋭いとこ、突っ込んで来るね(笑)まぁ。顔は好みだから、仕方ないと思うんだ。というか、この顔のアイアンだけを使う分にはいいんだけど、当日はウェッジが『MD4』だったから、PWとのつながりが悪いと感じた。このアイアンを使ってしまったら、基本セットウェッジの単品を買い足すしかないね。『MD4』より『シュアアウトウェッジ』の方が顔とサイズの方がつながりがいいんだろうけど、『シュアアウトウェッジ』には58度と64度しかロフト設定がないからね。その辺がちょっと…と感じたのは事実だね」
田辺 「いずれにせよ、『ローグ』シリーズの全モデルが、1月19日から先行予約受付だそうです。来週も大型商品の発表が目白押しですから、しっかりウォッチしていてほしいですね」
筆者 「はぁ〜、来週も大変だわ…」
Text/Mikiro Nagaoka
筆者 「まぁ、その可能性も十分にあるよね。『ローグスター』アイアンに関しては、下手すると『エピックスター』アイアンよりも、キャリーが安定していると感じたよ。低重心すぎるアイアンは当たり方によってドロップする可能性もあるからね。『ローグスター』アイアンはウレタンマイクロスフィアと呼ばれる緩衝剤がウリになっていて、確かに現時点では、ぶっ飛び系アイアンの中では最も打感が柔らかいと言い切っていいと思う。激しいグースで丸っこいキャロ顔が好きな人には魅力は大きいと感じるよ」
田辺 「なんか、『ローグスター』アイアンの顔そのものは気に入っていないと聞こえるのは気のせいですか?」
筆者 「鋭いとこ、突っ込んで来るね(笑)まぁ。顔は好みだから、仕方ないと思うんだ。というか、この顔のアイアンだけを使う分にはいいんだけど、当日はウェッジが『MD4』だったから、PWとのつながりが悪いと感じた。このアイアンを使ってしまったら、基本セットウェッジの単品を買い足すしかないね。『MD4』より『シュアアウトウェッジ』の方が顔とサイズの方がつながりがいいんだろうけど、『シュアアウトウェッジ』には58度と64度しかロフト設定がないからね。その辺がちょっと…と感じたのは事実だね」
田辺 「いずれにせよ、『ローグ』シリーズの全モデルが、1月19日から先行予約受付だそうです。来週も大型商品の発表が目白押しですから、しっかりウォッチしていてほしいですね」
筆者 「はぁ〜、来週も大変だわ…」
Text/Mikiro Nagaoka