-------【記者発表の冒頭プレゼン内容】--------
◆シュモクザメ（英名：ハンマーヘッドシャーク）に似ているからこの名前に。
◆フェースを薄く、反発を高める。反発を上げると耐久が落ちるから今までは出来なかった。
◆２本のリブを入れたことで、強度がアップしたので、センターもローヒールハイトゥもアップ。
◆前作（2017M2）よりも６７％スイートエリアを拡大できた。
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P編　「これさ、フェースを８％も薄くしたんだよね。８％って、けっこうな数字だよ？鹿又さんとも議論してたんだけど、よく高反発加工でフェースを削ると５gくらい重量が落ちるけど、それに近いような数字な気がするんだけど、大丈夫なのかな、強度もCT値も…」

筒　「それよりも村田さん、この２本のリブってツルハラさんも言ってたように、“あるもの”を連想するんですけど…」

P編　「キャロ『EPIC』の【２本の柱】でしょ？確かに、みんな似たようなことを感じたんだね。いろんな人がそれを指摘してたなぁ…」

筆者　「確かに、言ってることは分かりますけど、キャロの【２本の柱】はクラウンのムダなたわみの抑制が目的だったはず。テーラーは、フェースを薄くしたいけど、強度の問題で出来なかったが、【２本のリブで強度を上げられるから薄くできた】とのロジックですね。でも、こんなリブだけで本当に強度アップになるの？って気もしますが…」

筒　「長岡さん、疑い深いギアオタクはかえって本質を見抜けないんじゃなかった？自分で昨日言ってたじゃん。反発エリアが広がり、USGAのルール上限に近づくと嫌なんですか？」

筆者　「……。まさか。８％もフェースが薄いってことは、その分深重心化してるってことですよね。テーラーはここ数年ずっと浅・低重心をウリにしてたので、そのロジックを変えたの？というか…。性能が上がるのは大歓迎ですが、いろいろとロジックとしてこれまでとリンクしないことはあるな…と」