【ツイストフェース】が“MOI神話”を崩す!?テーラー『M3』&『M4』製品詳報
昨日のPINGの試打レポも書きたいのですが、後回しにしてでも書かなきゃいけないことが…。前回かいつまんで説明した【ツイストフェース】について、筆者が何を感じているかというと…。
配信日時:2018年1月18日 10時44分
Yの根元にウェイト2個でMOI=4,000。Yの両端でMOI=5,000。『2017M2』並のMOIの『M3 460』
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テーラーメイド『M3 460』ドライバー。72,000円+税〜(2月16日発売)
-----【テーラーメイドプロダクト担当談】-----
【M3ドライバーの概要】
◆Yトラックでヘッド左右MOIが4000〜5000(M2ドライバーと同じ)と、MOIをかなり増減可能。(ウェイトは11g✖2)
◆マットシルバーに。黒と白の強すぎるコントラストを回避して構えやすく。「白よりシルバーでやさしくなったね。ぼかしたほうがやさしく見える」(田中秀道)
◆クラウンに空力効果。トゥ側の空気抵抗軽減で、フェースターンがスムーズに
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P編 「これまでのT字型スライドから、Y字型スライドになったね。私の予想イラストが当たったことは伏せておいた方がいいのか?」
筆者 「はい、その話はナシで!打った第一印象的にどうでしたか?」
P編 「純正のSRを打ったけど、総重量が307gだしけっこう誰でも打てると思うね。基本、普通につかまるのにビックリした。特に『M1』の時はプロの印象も強いから、みんな『M2』に流れちゃいがちな印象もあったけど、『M1』よりもかなりやさしくなったと言えるんじゃない。だって、Yトラックの方が、Yの両端に配置して『M2』並の慣性モーメントを手に入れているしね。挙動がウェイトの配置で全然違うよ。根元に配置すると、確かに400ccくらいのヘッドのような操作性の良さも感じた。一つのヘッドで何でもできてしまうね。【ツイストフェース】については、長岡の感想どおりだよ」
筒 「ボクの場合は、ヘッドシェイプにタイガーの意見が入ったのかな?という気もします。ちょっと洋ナシライクというか。でも、コレはボク好みなのですごく好きですし、シルバーのツートンカラーはすごく好き。白と黒よりも1000%こっちのほうが構えやすいです。三菱ケミカル製「KUROKAGE TM-5」という純正シャフトもクセがなくて軽くて『M1』のようなハードさが取れていてターゲット層の広がりを感じます。【ツイストフェース】の効果もありますしね。性能的な部分は村田さんがけっこう語ってしまいましたが、以前の【脳内試打】とほとんどズレはなかったですね。アレ?脳内試打の件は語らない方がいい?」
筆者 「わざと言ってません?もう、トラウマになるので、ほじくり返すのやめてください。最後にボクの印象ですが、もう購入することは決めていますし、三菱ケミカルの新作『KUROKAGE XD 70』にリシャフトすることも決めてますので、多くを語る必要はないでしょう。発売が待ち遠しいです」
P編 「試打レポになってないだろ!バカモノ!」
筆者 「えー、【ツイストフェース】の効果について何度も語ってるじゃないですか。性能的な見立てもシルバーのカラーリングも言われちゃったし。あ、打感的なことを言うなら、音が控えめで、すごく球持ち感があるので、コントロール性が高くて好みです。【ツイストフェース】のおかげで、全国有数の激しい打点ブレを持つボクの弱点がケアできましたし、スピン量も少ないし、宝の持ち腐れであるヘッドスピードの速さをやっと活かせるドライバーが登場しました。これで平均300ヤードを再び目指します。それに、『M2』並のMOIがあることもそうですけど、【ツイストフェース】って、ヘッドMOI神話の先を行く話しだと思うんですよね。MOIが高ければすべてOKみたいな空気が一部ありますけど、MOIが高ければ打点がズレを100%救ってくれるわけじゃないし…」
P編 「そうだね。PINGの安齋さんも言っていたけど、MOI自体は大事だけど、それはヘッドの性能の一要素でしかないからね。打点ズレを直接救いにいくという意味では、MOI神話の先の領域にテーラーメイドは踏み込んだと思う」
筒 「ですね。まぁ、5900という上限に達していた四角いドライバーも過去にはありましたけど、それが全てではないことは市場もツアーも証明していますから」
【M3ドライバーの概要】
◆Yトラックでヘッド左右MOIが4000〜5000(M2ドライバーと同じ)と、MOIをかなり増減可能。(ウェイトは11g✖2)
◆マットシルバーに。黒と白の強すぎるコントラストを回避して構えやすく。「白よりシルバーでやさしくなったね。ぼかしたほうがやさしく見える」(田中秀道)
◆クラウンに空力効果。トゥ側の空気抵抗軽減で、フェースターンがスムーズに
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P編 「これまでのT字型スライドから、Y字型スライドになったね。私の予想イラストが当たったことは伏せておいた方がいいのか?」
筆者 「はい、その話はナシで!打った第一印象的にどうでしたか?」
P編 「純正のSRを打ったけど、総重量が307gだしけっこう誰でも打てると思うね。基本、普通につかまるのにビックリした。特に『M1』の時はプロの印象も強いから、みんな『M2』に流れちゃいがちな印象もあったけど、『M1』よりもかなりやさしくなったと言えるんじゃない。だって、Yトラックの方が、Yの両端に配置して『M2』並の慣性モーメントを手に入れているしね。挙動がウェイトの配置で全然違うよ。根元に配置すると、確かに400ccくらいのヘッドのような操作性の良さも感じた。一つのヘッドで何でもできてしまうね。【ツイストフェース】については、長岡の感想どおりだよ」
筒 「ボクの場合は、ヘッドシェイプにタイガーの意見が入ったのかな?という気もします。ちょっと洋ナシライクというか。でも、コレはボク好みなのですごく好きですし、シルバーのツートンカラーはすごく好き。白と黒よりも1000%こっちのほうが構えやすいです。三菱ケミカル製「KUROKAGE TM-5」という純正シャフトもクセがなくて軽くて『M1』のようなハードさが取れていてターゲット層の広がりを感じます。【ツイストフェース】の効果もありますしね。性能的な部分は村田さんがけっこう語ってしまいましたが、以前の【脳内試打】とほとんどズレはなかったですね。アレ?脳内試打の件は語らない方がいい?」
筆者 「わざと言ってません?もう、トラウマになるので、ほじくり返すのやめてください。最後にボクの印象ですが、もう購入することは決めていますし、三菱ケミカルの新作『KUROKAGE XD 70』にリシャフトすることも決めてますので、多くを語る必要はないでしょう。発売が待ち遠しいです」
P編 「試打レポになってないだろ!バカモノ!」
筆者 「えー、【ツイストフェース】の効果について何度も語ってるじゃないですか。性能的な見立てもシルバーのカラーリングも言われちゃったし。あ、打感的なことを言うなら、音が控えめで、すごく球持ち感があるので、コントロール性が高くて好みです。【ツイストフェース】のおかげで、全国有数の激しい打点ブレを持つボクの弱点がケアできましたし、スピン量も少ないし、宝の持ち腐れであるヘッドスピードの速さをやっと活かせるドライバーが登場しました。これで平均300ヤードを再び目指します。それに、『M2』並のMOIがあることもそうですけど、【ツイストフェース】って、ヘッドMOI神話の先を行く話しだと思うんですよね。MOIが高ければすべてOKみたいな空気が一部ありますけど、MOIが高ければ打点がズレを100%救ってくれるわけじゃないし…」
P編 「そうだね。PINGの安齋さんも言っていたけど、MOI自体は大事だけど、それはヘッドの性能の一要素でしかないからね。打点ズレを直接救いにいくという意味では、MOI神話の先の領域にテーラーメイドは踏み込んだと思う」
筒 「ですね。まぁ、5900という上限に達していた四角いドライバーも過去にはありましたけど、それが全てではないことは市場もツアーも証明していますから」
さらに深重心になってやさしさが増した!?『M4』ドライバー
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テーラーメイド『M4』ドライバー。65,000円+税〜(2月16日発売)
-----【テーラーメイドプロダクト担当談】-----
【M4ドライバーの概要】
◆ジオコースティック(音・打感・飛距離に関連)で凹ませることで、体積減でその分フェースを大きく。
◆41gもソール後方にウェイト(前作2017M2より19gも重くなって深重心に)
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P編 「こないだダスティン・ジョンソンが豪打を放ったのは『M4』ドライバーだったね。ジョン・ラームも『M4』だし、『M4』は『2017M2』の後継に位置するわけだから、一般的にはこちらに注目度が集まるのも仕方がないと思うんだけど」
筆者 「でも、マキロイは『M3』だし、ローズも『M3』ですよ。タイガーも『M3』でテストしている姿を目撃されていますよね。だから、前作では『M2』ばかりに注目が集まったけど、今回は変わると思うんだけどなぁ」
筒 「打ってみましたが、コレ、打感とか音が『初代バーナー』みたいですね。本当に曲がりません、超カンタン。【ツイストフェース】がついてさらにカンタンになったバーナーって感じです。ソール後方に19gも増したウェイトが効いてるのかなぁ」
P編 「正直なところさ、ショットマーカーで打点をずらそうと思っていろいろやるんだけどさ、難しいよね。打点が外れてくれないんだわ。うまくトゥ上とヒール下に。オートマ度が『M3』より高いせいか、打点のテストがしづらいね」
筆者 「それ、すごい同感です。ボクもずっと同じ位置にしか当たりません。【ツイストフェース】のテストをするなら、『M4』はちょっと不向きなクラブですね。でも、このオートマ度こそ、一般アマチュア向けと言えるんでしょうけど…。筒さんが言っていたバーナーっぽいというのも何となく分かりますよ。ズボッという打感が、ボクの場合は『バーナーTP』っぽいと感じましたけど。前の『2017M2』は金属的な弾き音がしましたが、ズボォーって感じの音になった気がします。室内だからかなぁ。でも、コレがジオコースティックテクノロジーの効果なんじゃないのかなぁ〜」
筒 「……。ていうか、人によって打球音の表現っていろいろだと思いますが、ズボォーはないでしょうよ、ズボッも」
P編 「本当だよ、ズボッってなんだよ。相変わらずの下品極まりない男…、さすが、ゴルフ業界イチの工作員だ」
筆者 「お褒めに預かり、光栄です!」
P編&筒 「ズコッ。(褒めてねぇよ!バカヤロー)」
Text/Mikiro Nagaoka
【M4ドライバーの概要】
◆ジオコースティック(音・打感・飛距離に関連)で凹ませることで、体積減でその分フェースを大きく。
◆41gもソール後方にウェイト(前作2017M2より19gも重くなって深重心に)
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P編 「こないだダスティン・ジョンソンが豪打を放ったのは『M4』ドライバーだったね。ジョン・ラームも『M4』だし、『M4』は『2017M2』の後継に位置するわけだから、一般的にはこちらに注目度が集まるのも仕方がないと思うんだけど」
筆者 「でも、マキロイは『M3』だし、ローズも『M3』ですよ。タイガーも『M3』でテストしている姿を目撃されていますよね。だから、前作では『M2』ばかりに注目が集まったけど、今回は変わると思うんだけどなぁ」
筒 「打ってみましたが、コレ、打感とか音が『初代バーナー』みたいですね。本当に曲がりません、超カンタン。【ツイストフェース】がついてさらにカンタンになったバーナーって感じです。ソール後方に19gも増したウェイトが効いてるのかなぁ」
P編 「正直なところさ、ショットマーカーで打点をずらそうと思っていろいろやるんだけどさ、難しいよね。打点が外れてくれないんだわ。うまくトゥ上とヒール下に。オートマ度が『M3』より高いせいか、打点のテストがしづらいね」
筆者 「それ、すごい同感です。ボクもずっと同じ位置にしか当たりません。【ツイストフェース】のテストをするなら、『M4』はちょっと不向きなクラブですね。でも、このオートマ度こそ、一般アマチュア向けと言えるんでしょうけど…。筒さんが言っていたバーナーっぽいというのも何となく分かりますよ。ズボッという打感が、ボクの場合は『バーナーTP』っぽいと感じましたけど。前の『2017M2』は金属的な弾き音がしましたが、ズボォーって感じの音になった気がします。室内だからかなぁ。でも、コレがジオコースティックテクノロジーの効果なんじゃないのかなぁ〜」
筒 「……。ていうか、人によって打球音の表現っていろいろだと思いますが、ズボォーはないでしょうよ、ズボッも」
P編 「本当だよ、ズボッってなんだよ。相変わらずの下品極まりない男…、さすが、ゴルフ業界イチの工作員だ」
筆者 「お褒めに預かり、光栄です!」
P編&筒 「ズコッ。(褒めてねぇよ!バカヤロー)」
Text/Mikiro Nagaoka