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    ミズノ『GX』のアマ試打レポ。テーラー、キャロのガチ対抗馬。低スピン、高初速が際立つ

    ミズノの新ブランド、『GX』シリーズの試打会にPCM筒康博と行ってきました。いやぁ〜、中身が濃すぎて、伝わるように書くのも、まとめるのも大変だ…。今回“も”、かなりマニアックです…。

    配信日時:2018年2月1日 01時12分

    • ギア

    日本のゴルファーのスイングテンポがゆったりに。手元の緩さは必要だ!

    ミズノ賀屋さん。シャフトオプティマイザーを使ったゴルファーのビッグデータからスイングの変化を指摘します

    ミズノ賀屋さん。シャフトオプティマイザーを使ったゴルファーのビッグデータからスイングの変化を指摘します

    筆者 「ここからは賀屋さんに登場してもらうことにしましょう。賀屋さん、なぜこんなに反応のいい純正シャフトを作ったんですか?そして、手元側を緩くするのはこれまでの先が走るアベレージ向けドライバーの常識と真逆じゃないですか?」

    ミズノ賀屋さん(以下、賀屋) 「弊社のフィッティングでためた3万人のゴルファーのデータから、最近のゴルファーのスイングテンポがゆったりめに変わる傾向がデータで出ています。例えば、20年前と比べると、昔よりも切り返しのスイングテンポがゆったりに変わった人が多いんです。これが、手元側は緩くしてタイミングを取りやすくした理由です。これは弊社だけじゃなくて、フジクラグラファイトデザインなどのシャフトメーカーさんも同じことをやっていて、昔のスピーダーのように手元側が超しっかりで先端がビュン!と走るテイストのモノが減ったことからもよく分かるかと思います」

    筆者 「なるほどね。では、センター部分の剛性の高さというか、反応の良さについてなんですが、コレを狙って作った理由というのは?」

    全年代でタメがほどける人が減っている。だから、しなり戻りの速さが必要!

    ややタメをキープできるように変化したのだとか。コレはこれで嬉しいけど…

    ややタメをキープできるように変化したのだとか。コレはこれで嬉しいけど…

    賀屋 「一つ目の理由は、先程言ったように、ゴルファーのスイングが変わってきていることです。20年前よりも、コックがほどけてしまう日本人が減る傾向をビッグデータは示しています。雑誌の方も、昔よりも【タメろ!】と言わなくなっていませんか?データから見えてくるのは、多くのゴルファーは昔よりも切り返し初期でタメがほどける人が減っているため、手元が腰辺りまで降りてきて、そこからスクエアインパクトをするための時間が減っています。シャフトがしなり過ぎて反応の遅いものだと、振り遅れてしまうんですね。そこで、中間部というか、しなり戻りを速くしています」

    筒 「確かに、昔よりクラブが軽くなってボディターンの人が増えているので、重いクラブ時代の手打ち&アーリーリリースの人の割合が減ったのは事実でしょうね」

    スライサーが多くても、安易にフックフェースには頼らない!

    アベレージ向けなのに、とてもいい顔…

    アベレージ向けなのに、とてもいい顔…

    賀屋 「はい。それと、もう一つの理由は、ヘッドスピード38〜42m/sのスライサーをターゲットに設定したからといって、よくあるフックフェースでつかまえる手段を取りたくなかったんです。年配のスライサーだからといって、フック顔が好きとは言い切れないので。そこで、誰もが使える安心感がありつつ、キレイなオーソドックスないい顔でもつかまる設計を目指しました。その一つの方法として、しなり戻りのいいシャフト性能がつかまる大きなファクターになっていると思います」

    筆者 「なるほどね〜。確かに、今回の『GX』シリーズ全体のデザインが、いわゆるアベレージ向けクラブの臭いがまったくしないんですよ。硬派というか、真っ黒で本格派なデザインですから。ゴリゴリなアスリートゴルファー向けではないですが、アベレージ臭がしないのは、そんな背景があったのか。年代切りをしないのは良いことですよ、だって去年キャロウェイ『GBB EPIC』を買った人って、60歳以上の人もかなり多いと聞きますから」

    ナノテク『MFUSION』だから、200g級ヘッドでも楽勝で振り切れる!

    ヘッドが重い!と言ってる人は皆無でした。このヘッド、しかもけっこう重心角も大きい

    ヘッドが重い!と言ってる人は皆無でした。このヘッド、しかもけっこう重心角も大きい

    賀屋 「はい。これまでの年配の方向け、いわゆる非力な人向けのクラブと言えば、ヘッド重量も軽くて、フックフェースで、軽量シャフトで先が走る長尺といったものが大半だと思いますけど、安易にそこにいくつもりはないです。実際、『GX』ドライバーは、フレックスSで42m/s、フレックスRで38m/sの方をターゲットにしていますが、ヘッド重量は200g級ですからね」

    筆者 「えっ、それってアスリートゴルファー向けのヘッド並じゃないですか。でも、振った感じではそこまでヘッドが効いてる感じがしなかったですよ。振り切れないとかまったく感じなかったけどなぁ〜」

    筒 「長岡さん、シャフト先端がしっかりしていると、重ヘッドでも重さを感じづらくなるんですよ。しなり量の多い柔らかいシャフトに重ヘッドを付けるとさらにしなり量が増えて振りづらくなりますが、このクラブは反力の高い『MFUSION』があるからこそ、重さを感じずに200g級のヘッドをラクに振り切れるんですよ」

    賀屋 「その通りです!長岡さん、9.5度のS、SR、Sを打ってもらいましたが、『GX』の高初速と低スピン性能は体感できましたか?」
    筆者の経験上、ミート率1.40の低さで70m/s出たことは記憶にないです…

    筆者の経験上、ミート率1.40の低さで70m/s出たことは記憶にないです…

    筆者 「体感も何も、フライトスコープのデータで明らかですよね。ボク、業界イチボールを吹き上げる人間のはずなんですが、なんですか?この低スピン。芯を激しく外したはずなのに、初速もめっちゃ出てますよ…。9.5度のRなんて、ミート率が1.40しかないのに初速70m/s越えてますし…。慣れてもう少し打って芯を喰えば絶対に300ヤード以上記録する自信あります。下手したら310超えるかも…」

    筒 「……。(芯を喰ってから言え!下手クソ!)今回の『MFUSION』が最大のキーテクノロジーだということがよく分かりますね。長岡さんみたいな吹け球野郎にでも結果を出してしまうんですから…」

    筆者 「さっきから何ですか、吹け球野郎って…。口が悪いなぁ〜。正直、テーラー『M3 460』か、キャロ『ローグサブゼロ』かすごく迷ってたんですが、マジで『GX』にしようかなぁ…。筒さんもエースドライバーを売ってくれないし…。また新しい選択肢が出て迷うなぁ…」

    賀屋 「そこなんですよ、テーラーさんの【ツイストフェース】も、キャロウェイさんの【2本の柱】も、すごく分かりやすくて記憶に残りやすいですよね。でもウチは、高初速&低スピンヘッドに『MFUSION』シャフトが複合しての性能なので、性能は競合を倒せるものが出ているんですが、キャッチーではないんですよね…。打てば必ず飛ぶと理解して頂けるとは思うのですが…」

    筆者 「賀屋さん、大丈夫ですよ。今日聞いた話と『GX』が飛ぶことをコラムでバラしますから。マジで買おうかなぁ、コレ…。テーラーとかキャロだと、人と被るのが癪だしなぁ…」
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    ⇒FW&UTの性能は?

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