ミズノ『GX』のアマ試打レポ。テーラー、キャロのガチ対抗馬。低スピン、高初速が際立つ
ミズノの新ブランド、『GX』シリーズの試打会にPCM筒康博と行ってきました。いやぁ〜、中身が濃すぎて、伝わるように書くのも、まとめるのも大変だ…。今回“も”、かなりマニアックです…。
配信日時:2018年2月1日 01時12分
「UTの顔がブレードみたいでスクエアに構えやすい」(佐藤信人)
佐藤信人 「さっき全部打ちましたよ、皆さんが来る前に。ドライバーは軽いのに暴れなくて初速がすごく上がりますね。ボクは選手として引退しているんですけど、久しくボール初速70m/sという数字を見ていなかったのに、『GX』ドライバーは軽く70m/s以上出ちゃいましたから。それだけじゃなくて、スピン量や打ち出し角といった数字もみんな良くなってましたね」
筆者 「もし、自分のバッグの中に収めるとしたら、直近でどれを入れますか?」
筆者 「もし、自分のバッグの中に収めるとしたら、直近でどれを入れますか?」
佐藤信人 「UTかなぁ。ボク、実はUTが苦手なんですよ。ずっとブレード型のアイアンでやってきたので、顔がどこを向いてるか分からないというか…。でも、このUTはブレードアイアンに近い感じで、しっかりスクエアに構えられるのでいいなぁと思いますね。あと、さっきミズノの人と話していたんだけど、この『GX』は本来なら女子プロ向きなんですけど、男子プロも武藤俊憲や小林正則など、飛ぶプロが19度を使う可能性があるなと」
筆者 「どうして19度縛りなんですか?」
佐藤信人 「男子プロの場合、5WとUTのつなぎが大事というか微妙なんです。この19度というロフトなら、ちょうどいいんじゃないか?と。男子プロが使うとしたら、まずそこじゃないですかね」
筆者 「なるほど、ありがとうございました」
筆者 「どうして19度縛りなんですか?」
佐藤信人 「男子プロの場合、5WとUTのつなぎが大事というか微妙なんです。この19度というロフトなら、ちょうどいいんじゃないか?と。男子プロが使うとしたら、まずそこじゃないですかね」
筆者 「なるほど、ありがとうございました」
「アイアンは超カンタン。曲がらない」(筆者)
筆者 「アイアンですけど、この『GX FORGEDアイアン』、まったく曲がりませんね。超カンタン。適当な打ち方をしても、ターゲットライン上を外れません。やや球が強いのは7Iでロフトが29度と、『ゼクシオテン』と同じロフトが立っているからですね。(長さは『GX』の方が短い)」
筒 「なんか、今日長岡さん上手くないですか?どうしちゃったんですか」
筆者 「そうなんですよ。アイアンがカンタンなせいか、球が真っすぐにしか飛ばない。どうしよう、“コレ使ってもいいかなぁ”なんて思ってきちゃいました。ヘッドスピード的に明らかにボクには合わないのに…。ラクだし、結果がいいし、打感も顔も悪くないんだもん…」
筒 「好きにすれば。だって、賀屋さんも言ってたじゃないですか。 “統計的に欧米人はアンダースペックな人が多くて、日本人は明らかにオーバースペックの人が多い” って。届かないクラブでムリに届かせようとするより、大きめの番手でコントロールした方が、アマチュアは結果が良くなります。何事にも余裕は必要ですから。特に、長岡さんみたいなマン振り野郎は、常に自分で自分の首を締めてますしね」
筆者 「耳が痛い…。でも、今回明らかにアンダースペックな『GX』シリーズで結果が出た理由は、コシのあるシャフトで、全般にヘッドが低スピンだったからだと思うんですよね、真面目に。フニャフニャなシャフトだと、チーピンか吹け上がり…というのは、過去に多くの名だたるクラブでやらかしてきたじゃないですか。今回、それが無かったのは明らかに『MFUSION』のおかげだと思います」
筒 「この忖度野郎!ミズノの犬!! おっと、ついつい悪い言葉が出ちゃいました。ボクとしたことが…失敬!」
筆者 「“野郎”連発に、最後の最後で“犬”呼ばわりですか…。村田さんがいないとやりたい放題はアナタですよ」
Text/Mikiro Nagaoka
筒 「なんか、今日長岡さん上手くないですか?どうしちゃったんですか」
筆者 「そうなんですよ。アイアンがカンタンなせいか、球が真っすぐにしか飛ばない。どうしよう、“コレ使ってもいいかなぁ”なんて思ってきちゃいました。ヘッドスピード的に明らかにボクには合わないのに…。ラクだし、結果がいいし、打感も顔も悪くないんだもん…」
筒 「好きにすれば。だって、賀屋さんも言ってたじゃないですか。 “統計的に欧米人はアンダースペックな人が多くて、日本人は明らかにオーバースペックの人が多い” って。届かないクラブでムリに届かせようとするより、大きめの番手でコントロールした方が、アマチュアは結果が良くなります。何事にも余裕は必要ですから。特に、長岡さんみたいなマン振り野郎は、常に自分で自分の首を締めてますしね」
筆者 「耳が痛い…。でも、今回明らかにアンダースペックな『GX』シリーズで結果が出た理由は、コシのあるシャフトで、全般にヘッドが低スピンだったからだと思うんですよね、真面目に。フニャフニャなシャフトだと、チーピンか吹け上がり…というのは、過去に多くの名だたるクラブでやらかしてきたじゃないですか。今回、それが無かったのは明らかに『MFUSION』のおかげだと思います」
筒 「この忖度野郎!ミズノの犬!! おっと、ついつい悪い言葉が出ちゃいました。ボクとしたことが…失敬!」
筆者 「“野郎”連発に、最後の最後で“犬”呼ばわりですか…。村田さんがいないとやりたい放題はアナタですよ」
Text/Mikiro Nagaoka