マスターズで死闘を演じたガルシアとローズ、二人が選んだ信頼のギア
text by kazuhiro koyama
配信日時:2017年4月14日 09時12分
使用プロが次々優勝している限定『スパイダー』パター
ガルシアが使用した14本のテーラーメイドのクラブの中で、ドライバー以上に印象的だったのがパターだった。抜群のキレを持つアイアンショットとは裏腹に、とにかく短いパットが入らなかったが、もっとも、3パットの回数は4日間でわずかに1回と、全選手中もっとも少なかったことも見逃せない。
ガルシアがショートパットに苦戦するのは、今に始まったことではないが、近年は、クロウグリップでのストロークを採用し、調子は上向いていた。昨年5月の「AT&Tバイロン・ネルソン」で4年ぶりに勝利し、今年の2月には、ヨーロピアンツアーの「オメガドバイデザートクラシック」でも勝っている。
マスターズでは、ジェイソン・デイやジョン・ラームが使用する大型マレットの『スパイダー・ツアーレッド』を使用した。ショートスラントネックを溶接されたことで、大型マレットでありながら、ほんの少しL字型のような操作感とイメージを残したパターだ。ブレードタイプを好んで使用していたダスティン・ジョンソンが、同形状の『スパイダー・ツアーブラック』を使用し、現在の好成績につなげているのはよく知られているところだ。
ガルシアがショートパットに苦戦するのは、今に始まったことではないが、近年は、クロウグリップでのストロークを採用し、調子は上向いていた。昨年5月の「AT&Tバイロン・ネルソン」で4年ぶりに勝利し、今年の2月には、ヨーロピアンツアーの「オメガドバイデザートクラシック」でも勝っている。
マスターズでは、ジェイソン・デイやジョン・ラームが使用する大型マレットの『スパイダー・ツアーレッド』を使用した。ショートスラントネックを溶接されたことで、大型マレットでありながら、ほんの少しL字型のような操作感とイメージを残したパターだ。ブレードタイプを好んで使用していたダスティン・ジョンソンが、同形状の『スパイダー・ツアーブラック』を使用し、現在の好成績につなげているのはよく知られているところだ。
短いネックのついた大型マレットパターを、ビリヤードのようなグリップで使用するガルシア。昨今、流行するあのスタイルも、プロ生活でパッティングに課題を抱え続けたガルシアが辿り着いた境地だと思うと、畏敬の念を感じざるを得ない。ちなみに、デイ、ジョンソン、ラーム、そしてガルシアと、使用プロが次々と好成績を残しているこのパターは、日本では限定発売中。すでに人気が過熱気味で、入手困難になるケースもありそうだ。市販モデルは、プロが使用する溶接ネックのヘッドをベースに鋳造された仕様になる。
デイやガルシアが使用する『スパイダー・ツアーレッド』、ダスティン・ジョンソンが使用する『スパイダー・ツアーブラック』のほか、通常ネックタイプの『スパイダー・ツアープラチナム』も同時ラインナップとなっている。こちらは価格も安価で、アライメントラインが入っているため、パットに悩むアマチュアには向いてるだろう。
デイやガルシアが使用する『スパイダー・ツアーレッド』、ダスティン・ジョンソンが使用する『スパイダー・ツアーブラック』のほか、通常ネックタイプの『スパイダー・ツアープラチナム』も同時ラインナップとなっている。こちらは価格も安価で、アライメントラインが入っているため、パットに悩むアマチュアには向いてるだろう。
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通常モデルの『SPIDER TOUR PLATINUM』。ツアーで人気を誇るスパイダーシリーズの新モデル