2010年のミケルソンは『ホワイトホットXG プロト』、2009年のカブレラは『iシリーズ1/2 Craz-E』の中尺
筆者 「2010年のミケルソンですが、オデッセイ『ホワイトホットXG』で、L字ブレード好きなミケルソンへのプロトですよね。ホワイトホットXGはかなり打感の柔らかいモデルでした」
筒 「本当、L字ブレードが大好きですよね。樹脂インサートが入っていますが、ヘッドの形状自体は一番といっていいほど、繊細なタッチの出しやすいタイプのパターだと言えます」
筆者 「2009年は、アンヘル・カブレラが勝ちましたよね。ボクはこの年は現地で最終日までしっかり自分の見ていたのでよく覚えています。こちらもPING『iシリーズ1/2CRAZ-E』は樹脂インサートで、中尺で使っていました」
P編 「おっ、樹脂インサートがいたんだ。しかも、ベテラン2人だね。しかも、2人ともプロレスラーみたいな体つきで、首が短いね。なんか共通点があるのかなぁ…」
筆者 「……。(首の短さと樹脂インサートは関係ないでしょ…)」
筒 「本当、L字ブレードが大好きですよね。樹脂インサートが入っていますが、ヘッドの形状自体は一番といっていいほど、繊細なタッチの出しやすいタイプのパターだと言えます」
筆者 「2009年は、アンヘル・カブレラが勝ちましたよね。ボクはこの年は現地で最終日までしっかり自分の見ていたのでよく覚えています。こちらもPING『iシリーズ1/2CRAZ-E』は樹脂インサートで、中尺で使っていました」
P編 「おっ、樹脂インサートがいたんだ。しかも、ベテラン2人だね。しかも、2人ともプロレスラーみたいな体つきで、首が短いね。なんか共通点があるのかなぁ…」
筆者 「……。(首の短さと樹脂インサートは関係ないでしょ…)」
2008年のイメルマンは『ニューポート2』、2007年のジョンソンは『シーモアミルドFGP』
筆者 「またまた2008年と2007年はノンインサートブレードに戻りますよ。2008年のイメルマンがスコッティ・キャメロン『ニューポート2』、2007年のザック・ジョンソンはシーモア『ミルドFGP』というモデル。いずれも樹脂インサートはないです」
筒 「ザック・ジョンソンの勝利で、一躍シーモアの名前が有名になりましたよね」
P編 「また樹脂インサートじゃなくなったけど、これって本当に関係あるのかなぁ、マスターズのグリーンと…。しかも、この年代は知らないプロが優勝したから、あまり観た記憶がないなぁ…」
筒 「ザック・ジョンソンの勝利で、一躍シーモアの名前が有名になりましたよね」
P編 「また樹脂インサートじゃなくなったけど、これって本当に関係あるのかなぁ、マスターズのグリーンと…。しかも、この年代は知らないプロが優勝したから、あまり観た記憶がないなぁ…」
2006年のミケルソンは『ホワイトホットXGプロト』、2004年はキャメロン。05、02、01年のタイガーは不変の『ニューポート2』
筆者 「2006年にミケルソンが『ホワイトホットXGプロト』で勝っていますよね。この時辺りから、ミケルソンのパターの好みが一貫していると思います。L字で樹脂インサートという流れが決定的になりました。2004年に勝った時はノンインサートのスコッティキャメロンでしたし、この年は樹脂インサートマレットなどいろんなパターを使っているんですよ。確か、デイブ・ペルツと組んでパッティングの改善に取り組んでいた記憶があります」
筒 「ミケルソンは、2004年の時もノンインサートとはいえ、L字ブレードでしたよね。『ウイルソン8802』の形状とまったく同じで、ミケルソンは気に入ったモデルがあると、すぐに仲のいいメーカー開発者に同じものを作らせる印象があります。でも、L字ブレード系というのは一貫しているんでしょうね。『ウイルソン8802』か、オデッセイの#9か、この2パターンが絶対的なタッチが出しやすいということでしょう」
筒 「ミケルソンは、2004年の時もノンインサートとはいえ、L字ブレードでしたよね。『ウイルソン8802』の形状とまったく同じで、ミケルソンは気に入ったモデルがあると、すぐに仲のいいメーカー開発者に同じものを作らせる印象があります。でも、L字ブレード系というのは一貫しているんでしょうね。『ウイルソン8802』か、オデッセイの#9か、この2パターンが絶対的なタッチが出しやすいということでしょう」